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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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逃げ?

友達は少ない。

腐れ縁はいくらでもいる。

味方はいない。

敵は捨てる程いる。

気に入られてる人はほとんどいない。

恨まれてる人は数え切れない位いる。

理由なんて、とっくにわかっててさ。

色んな言い訳で避け続ける。

「彼は誤解してるから」

「あの人は大事な人じゃないから」

「彼女とは卒業したら一生会わないから」

「彼より僕の方が優秀だから」

「あの人には負けないから」

「彼女とはわかりあえないから」

こんな事を考えて、嫌う人間がもっと増えるのなんて、とっくにわかってる。

でも、変えようとはしない。

変えたくもない。

人は、僕を強い人間と呼ぶ。

それとも、本当は、逃げてるだけなのかもしれない。

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