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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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強い想い

人には、いくつもの想いがある。

強いものから、弱いものまで。

人はみな、想いを使って、想いに縋って、生きたり、動いたり。

でも、想いは、いい想いばかりとは、限らない。

一番強い想いは、わるい想い。

他人に、本気で怒った時。

その人を、いなくなればとさえ思う。

自分の手で、消したいとさえ思う。

そんな時、人は、我を忘れる。

二番目は、いい想い。

他人を、心から愛する時。

ただ、相手を信じて、守りたいと思う。

そんな時、人は、盲目になる。

三番目も、わるい想い。

何かを、本当に怖がる時。

人によって、怖がるものは違うけれど。

とにかく、何かを怖がる。

そんな時、人は、全力を出せる。

想いは、誰もが持ってる。

どんな想いか、どう使うかは、人次第だけれど。

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