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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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14/201

空 期待

あなたは、どう思ってるの。

いつも私は、後ろの席からあなたを見つめるだけ。

窓の外を眺めるあなたは、いつもつまらなそうで。

ちらっと目があった時、笑いかけてくれたね。

そんな時、不器用な私は、ぎこちなく笑って、目そむけてしまって。

変な風に、思われてないかな。

みんなで談笑してても、私の視線に気づくと、微笑みかけてくれる。

気持ち悪く思われてないかな。

期待しても、いいのかな。


私は、どう思われてるの。

いつまでも、あなたと繋がっていたくて。

毎日、つい遅くまでメールを打っちゃう。

あなたは、必ず遅くまでつきあってくれて。

いつも私は、あなたの都合も考えないで、ずるずると送り続けて。

あなたは、毎回、おざなりにしないで、しっかり文を打って返してくれる。

このメールにのせて、気持ちが伝わったらいいのに。

急に返ってくる、絵文字のハート。

期待しても、いいのかな。

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