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第1章 第2話 仮面の魔人



第1章 勇者の終焉


第2話 仮面の魔人


 深夜。


 薪の爆ぜる音だけが、小屋の中に響いていた。


 ヤヌスは椅子へ座ったまま眠っている。


 肩に掛けられた毛布は半分ほどずり落ち、片腕が力なく垂れていた。


 少し離れた寝台では、ルミナが静かな寝息を立てている。


 その傍ら。


 机へ向かっていたレオンの手が止まった。


「…………」


 顔を上げる。


 開かれた手記の上で、ペン先から落ちた墨が小さな染みを作った。


 窓の外。


 風に揺れていた木々が、いつの間にか動きを止めている。


 虫の声も。


 獣の気配もない。


 森全体が、何かに怯えるように息を潜めていた。


 レオンはペンを置き、椅子から立ち上がる。


 ヤヌスの肩から落ちかけていた毛布を拾い、掛け直した。


ヤヌス

「……ん……」


 僅かに身じろぎする。


 毛布の端を手繰り寄せ、そのまま再び寝息を立て始めた。


 レオンはしばらく、その寝顔を見下ろしていた。


 やがて視線を上げ、壁際へ向ける。


 そこには、長い間使われることのなかった剣が立てかけられている。


 人の背丈に迫る、幅広の大剣。


 聖剣アウロラ。


 レオンは柄を握り、鞘に収められたままの大剣を持ち上げた。


「…………」


 手の中へ戻ってきた重さは、昔と何も変わらない。


 変わったのは、それを握る自分の身体だった。


 胸の奥が痛む。


 服の下に残る古い傷が、脈打つように熱を持った。


「……っ」


 レオンは僅かに眉を寄せる。


 痛みが引くのを待ってから、アウロラを片手に扉へ向かった。


 音を立てないよう、ゆっくりと扉を開ける。


 外へ出る直前。


 もう1度だけ、家の中を振り返った。


 揺れる火。


 眠っているヤヌスとルミナ。


 食卓の上には、片づけきれなかった3人分の器が残っている。


 いつもと変わらない夜だった。


 レオンは何も言わず、小屋の扉を閉めた。


◇◇◇


 月明かりが、重なり合う枝葉の隙間から細く差し込んでいた。


 レオンは小屋の前に立ち、暗い森を見つめる。


 風が頬を撫でる。


 草が低く揺れた。


 その奥から。


 何かが近づいてくる。


 足音はない。


 枝を踏む音も聞こえない。


 姿さえ、まだ見えない。


 それでも、確実にいる。


 暗闇の向こうから向けられる気配が、レオンの肌を刺していた。


「…………」


 木々の間に滲んでいた闇が、形を持つ。


 黒い外套。


 顔を覆う仮面。


 腰には、1本の剣。


 仮面の男は月明かりの下まで歩み出ると、小屋から少し離れた場所で足を止めた。


 剣には触れていない。


 殺気すら放っていない。


 ただ、そこに立っている。


 それだけで。


 森の空気が、別のものへ変わった。


 冷たい刃を首筋へ当てられているような圧力。


 呼吸を誤れば、その瞬間に斬られる。


 そんな錯覚を抱かせるほどの気配が、男の身体から滲んでいた。


 レオンは驚かなかった。


 アウロラを手にしたまま、仮面の奥を真っ直ぐに見返す。


レオン

「……久しぶりだな」


 返事はない。


 仮面の奥の目が、レオンの背後へ動いた。


 森の中に建つ、小さな家。


 窓から漏れる火の明かり。


 その視線に気づいた瞬間。


 レオンの目が鋭くなる。


 アウロラを握る手に、僅かに力が入った。


レオン

「場所を変えるぞ」


「…………」


 男は答えない。


レオン

「子供達が寝ている」


 短い沈黙。


 やがて仮面の男は、小屋から視線を外した。


 レオンへ背を向け、森の奥へ歩き出す。


 その無防備な背中へ。


 レオンは剣を向けなかった。


 仮面の男が暗闇へ入っていくのを見届け、レオンも小屋を離れた。


◇◇◇


 2人は、木々の開けた場所で足を止めた。


 頭上には、枝葉に切り取られた夜空が見える。


 小屋の明かりは、もう届かない。


 それでも。


 何かあれば、すぐに戻れる距離だった。


 レオンと仮面の男が向かい合う。


 言葉はない。


 夜風が2人の間を通り抜け、足元の草を揺らしていく。


 先に動いたのは、レオンだった。


 アウロラを地面へ立て、長い鞘を外す。


 月の光を受けた刀身が、暗い森の中に白銀の輝きを浮かべた。


 仮面の男も腰の剣へ手を添える。


 しかし、まだ抜かない。


「…………」


 互いの視線がぶつかる。


 何を考えているのか。


 何のために、ここへ来たのか。


 おおよその検討はついている。



レオン

「よく、ここが分かったな」


 仮面の男は答えない。


 視線が、森の奥へ向けられる。


 その先にあるのは。


 ヤヌスとルミナが眠る家。


 レオンは男の視線を遮るように、アウロラを構えた。


レオン

「何のようでここに来たのかは聞かない」


 腰を落とす。


 白銀の切っ先を、仮面の中央へ向ける。


レオン

「だが、俺はあの子達を守ると決めた」


 仮面の男の手が動く。


 鞘から刃が僅かに覗いた。


 その時。


 仮面の奥から、低い声が落ちた。


仮面の魔人

「……その身体で、何を守れる」


 古傷が、言葉に応えるように疼いた。


 鈍い痛みが胸を走り、心臓の奥まで食い込んでくる。


 レオンは顔色ひとつ変えなかった。


レオン

「守れるかどうかを、お前が決めるな」


仮面の魔人

「父親にでもなったつもりか」


「…………」


 レオンは、すぐには答えなかった。


 木剣を握り、何度倒されても立ち上がるヤヌス。


 泥だらけで家へ戻り、ルミナに怒られている姿。


 同じ食卓を囲み。


 くだらないことで言い争い。


 最後には、3人で笑った。


 つい先ほどまで続いていた、何でもない時間。


 レオンはアウロラを握り直す。


レオン

「そう見えるなら、そうなんだろう」


 仮面の魔人の剣が、鞘から抜かれる。


 月明かりが刃の上を走った。


仮面の魔人

「……変わったな、勇者」


レオン

「お互いにな」


 2人が同時に地面を蹴った。


◇◇◇


 金属が激突した。


 森の空気が震え、刃と刃の間から火花が弾ける。


 レオンはアウロラを両手で握り、仮面の魔人の剣を押し込んだ。


 仮面の男の足元から土が削れる。


 半歩。


 身体が後ろへ滑った。


 その僅かな動きを追い、レオンがさらに踏み込む。


「――ッ!」


 仮面の魔人が剣を返す。


 レオンは顔を傾け、迫る刃を紙一重でかわした。


 切っ先が髪を数本斬る。


 その下から、アウロラを振り上げる。


 仮面の男は地面を蹴り、後方へ跳んだ。


 白銀の刃が外套の端を斬り裂く。


 勢いのまま振り抜かれたアウロラが、背後の巨木へ食い込んだ。


 太い幹が斜めに断ち切られる。


 軋む音。


 巨木が傾き、仮面の男との間へ倒れていく。


 レオンは剣を引き抜くと、落ちてくる幹の下へ飛び込んだ。


 崩れ落ちる枝葉が視界を塞ぐ。


 その向こう。


 仮面が、僅かに動いた。


 レオンは迷わずアウロラを横薙ぎに振るう。


 鋼と鋼がぶつかった。


 火花が飛び散り、仮面の表面を赤く照らす。


 仮面の魔人は剣でアウロラを受け止めたまま、身体を沈める。


 刃を受け流し、レオンの懐へ潜り込んだ。


 剣の柄が胸元へ迫る。


「――ッ」


 レオンは左腕を差し込み、籠手で受け止めた。


 鈍い衝撃が骨へ響く。


 古傷の奥まで痛みが走り、呼吸が一瞬だけ途切れた。


 仮面の魔人は、その僅かな変化を見逃さない。


 下げていた刃が、レオンの顎を狙って跳ね上がる。


 レオンは上体を反らす。


 眼前を剣先が通り過ぎた。


 後ろへ跳び、間合いを外す。


 着地と同時に足を滑らせながら、アウロラを構え直した。


「…………」


 胸が痛む。


 息を吸うたび、古い傷の内側を何かに抉られているようだった。


 レオンが左手で胸元を押さえる。


 仮面の魔人は追わない。


 剣を片手に下げたまま、痛みに耐えるレオンを見つめている。


仮面の魔人

「鈍ったな」


レオン

「お前が速くなったんだろう」


仮面の魔人

「言い訳か」


レオン

「褒めたつもりだ」


 レオンの足が動く。


 踏み込んだ場所から、土が大きく跳ね上がった。


 仮面の魔人も剣を構える。


 アウロラが、右肩を狙って振り下ろされた。


 仮面の魔人が受ける。


 重い金属音。


 腕を伝った衝撃に、男の肩が僅かに沈む。


 レオンは剣を引かない。


 押し込むと見せかけ、直前で力を抜いた。


 支えを失った仮面の魔人の身体が前へ流れる。


 そこへ、アウロラの柄が迫る。


 仮面の男は首を傾けた。


 柄頭が仮面の端を掠める。


 小さな傷が刻まれた。


「…………」


 仮面の奥の目が、僅かに細くなる。


 次の瞬間。


 仮面の魔人の姿が消えた。


 レオンの視線が鋭く動く。


 右。


 剣を立てる。


 直後、死角から振り抜かれた刃がアウロラへ激突した。


 空気が弾ける。


 レオンの足元から土が抉れ、身体が横へ押し流された。


 だが、倒れない。


 剣を受けたまま踏み止まり、肩を押し込む。


 仮面の魔人が離れる。


 レオンが追う。


 剣がぶつかる。


 受ける。


 返す。


 かわす。


 踏み込む。


 離れた場所で火花が散ったかと思えば、次に刃が鳴った時には、2人は巨木を挟んだ反対側へ移っている。


 踏み込みのたびに土が飛び。


 剣が外れるたびに木の幹へ深い傷が刻まれた。


 アウロラが振り下ろされる。


 仮面の魔人が正面から受けた。


 衝撃に耐えきれず、2人の足元から亀裂が走る。


 重なった刃が軋む。


 レオンと仮面の魔人は、互いに一歩も退かない。


 やがて。


 張り詰めた力が、一気に弾けた。


 轟音。


 森全体が揺れ、木々に止まっていた鳥が一斉に夜空へ飛び立つ。


 衝撃は幹の間を抜け。


 遠く離れた小屋まで届いた。


◇◇◇


 大きな振動が、小屋を揺らした。


 壁に掛けられていた道具が外れ、床へ転がる。


 ヤヌスが目を開いた。


ヤヌス

「……なんだ?」


 眠気は一瞬で消えていた。


 椅子から立ち上がり、周囲を見回す。


 炉の火は、まだ消えていない。


 机の上には、書きかけの手記。


 その脇には、墨を含んだままのペンが置かれている。


 だが。


 レオンの姿がない。


「…………」


 ヤヌスは壁際を見る。


 いつも置かれていたアウロラも消えていた。


 寝台から、ルミナが身体を起こす。


ルミナ

「今の音……?」


ヤヌス

「分からない」


 再び、遠くから轟音が響いた。


 床が揺れ、窓枠が細かく震える。


 棚の上に置かれていた器が落ちかけ、ルミナが慌てて手を伸ばした。


 ヤヌスは窓へ駆け寄る。


 暗い森の奥。


 木々の間で、一瞬だけ火花が弾けた。


 次いで。


 何かが倒れるような音が、夜の森を震わせる。


ヤヌス

「レオン……」


ルミナ

「え?」


ヤヌス

「レオンがいない」


 ルミナが部屋を見回す。


 机。


 椅子。


 閉じられた扉。


 壁際に残された、アウロラの置かれていた跡。


 何も言わなくても。


 ヤヌスが考えたことを、ルミナも理解した。


 2人は同時に扉へ向かった。


◇◇◇


 夜の森を、ヤヌスとルミナが走る。


 月明かりは枝葉に遮られ、足元はほとんど見えない。


 張り出した根を飛び越え、低い枝を腕で払いながら、森の奥へ進む。


 前方から。


 剣のぶつかる音が聞こえてくる。


 1度。


 間を置かず、もう1度。


 音が響くたびに空気が震え、肌へ細かな振動が伝わった。


 右前方で火花が散る。


 直後。


 さらに離れた左側から金属音が響いた。


 動きが速すぎる。


 何が起きているのか、音だけでは距離さえ掴めない。


ヤヌス

「レオン!」


ルミナ

「待って、ヤヌス!」


 ルミナの声にも、ヤヌスは止まらなかった。


 胸の奥で、嫌なものが膨らんでいく。


 レオンが何も言わずにいなくなることなど、今までなかった。


 しかも。


 アウロラまで持っていった。


 再び轟音が響く。


 進行方向にあった木が途中から折れ、音を立てて倒れた。


 ヤヌスは落ちてくる枝を潜り抜ける。


 木々の向こうに、開けた場所が見えた。


 そのまま茂みを突き抜ける。


 直後。


 目の前を何かが通り過ぎた。


「――ッ!」


 鋭い風が頬を叩く。


 黒髪が数本、宙を舞った。


 遅れて。


 ヤヌスの背後にあった木の幹へ、深い斬撃が刻まれる。


 半分まで断たれた幹が傾き、重い音を立てて倒れた。


「…………」


 ヤヌスの足が止まる。


 あと半歩。


 前へ出ていれば。


 今の一撃で、自分の身体が斬り裂かれていた。


 荒い呼吸を繰り返しながら、前を見る。


 少し先で。


 2つの影がぶつかっていた。


 剣が交わる。


 火花が散る。


 そう認識した時には。


 2人は、もう別の場所へ移動している。


「…………」


 ヤヌスの目が大きく開く。


 片方は、レオンだった。


 いつもと違う。


 木剣ではない。


 両手には、聖剣アウロラが握られている。


 構えも。


 足運びも。


 剣を振るう速さも。


 自分との修行で見せていたものとは、何もかもが違った。


 レオンが踏み込む。


 アウロラの白銀の刃が、夜の闇を横一文字に斬り裂いた。


 仮面の男が剣を立てる。


 激突。


 弾けた火花が、2人の顔を照らす。


 衝撃で足元の土が吹き飛び、円を描くように周囲へ広がった。


ルミナ

「レオン……?」


 遅れて追いついたルミナも、ヤヌスの隣で立ち尽くした。


 レオンが何者なのか。


 勇者だったことは知っている。


 強いことも知っていた。


 だが。


 これほどだとは思わなかった。


 ヤヌスも同じだった。


 毎日、剣を向けていた。


 いつか追いつくつもりでいた。


 昨日より長く立っていられた。


 前より1歩多く踏み込ませた。


 そうやって、少しずつレオンへ近づいていると本気で思っていた。


 違った。


 自分が挑んでいたレオンは。


 この男の、ほんの一部でしかなかった。


 追いつくどころか。


 その背中さえ。


 今まで見えていなかった。


「…………」


 レオンがアウロラを振り下ろす。


 仮面の男は、剣を横へ構えて正面から受けた。


 地面へ亀裂が走る。


 重なった剣を挟み、互いに押し込む。


 僅かに、仮面の男の足が後ろへ滑った。


 レオンが剣を引く。


 返す刃が、仮面の胴へ迫る。


 仮面の男は身を沈めてかわし、そのままレオンの足を払った。


 レオンが地面を蹴る。


 空中で身体を捻り、落下の勢いを乗せてアウロラを振り下ろす。


 仮面の男が受け止めた。


 耳を塞ぎたくなるような金属音が、森を貫いた。


 刃と刃の間から火花が降る。


 衝撃に耐えきれず、周囲の木々から葉が一斉に舞い落ちた。


ヤヌス

「……なんだよ、これ」


 掠れた声が漏れる。


 戦いへ入ろうとは思わなかった。


 助けようとも。


 剣を取ろうとも。


 考えることさえできなかった。


 今の自分があの場所へ踏み込めば。


 何もできないまま死ぬ。


 頭で理解するより先に。


 身体が。


 本能が。


 それを拒んでいた。


「…………」


 レオンと斬り合っている、仮面の男。


 アウロラの一撃を受けても。


 倒れない。


 呼吸すら乱れていない。


 レオンが規格外なら。


 その男も同じだった。


 いや。


 戦いが続くにつれ、僅かに流れが変わっていく。


 初めはレオンの剣を受けていた仮面の男が。


 少しずつ。


 自分から前へ出始めていた。


 仮面の男の剣が、レオンの首を狙う。


 レオンが受け流す。


 刃が返り、脇腹へ迫る。


 身体を捻ってかわす。


 そこへ、さらに追撃。


 レオンがアウロラで受け止める。


 重い音。


 足元の土を削りながら、レオンの身体が後ろへ押された。


 1歩。


 さらに、もう1歩。


「…………」


 ヤヌスの表情から、驚きが消えていく。


 代わりに。


 胸の奥から、冷たいものが這い上がってきた。


 レオンが押される姿など、見たことがない。


 それどころか。


 レオンが誰かに押されることがあるなど、想像したことすらなかった。


 どれほど挑んでも。


 何度不意を突いても。


 ヤヌスには、レオンの足を半歩動かすことさえできなかった。


 そのレオンが。


 今は、後ろへ下がっている。


ヤヌス

「レオン……」


 レオンの呼吸が僅かに乱れた。


 胸の奥。


 古い傷が焼けるように痛む。


「――ッ」


 吸い込んだ息が喉で止まる。


 アウロラを握る右手から、一瞬だけ力が抜けた。


 その変化を。


 仮面の魔人は見逃さなかった。


 間合いへ入る。


 踏み込む音さえ聞こえない。


 仮面の奥の目だけが、真っ直ぐにレオンを捉えている。


 刃が走った。


 レオンは上体を反らす。


 切っ先が胸元を通り過ぎた。


 かわした。


 ヤヌスがそう思った直後。


 夜の中へ、赤い血が散った。


「…………」


 レオンの肩が斬り裂かれている。


 開いた傷口から血が流れ、腕を伝って指先へ集まる。


 赤い雫が。


 草の上へ落ちた。


 1滴。


 また、1滴。


「…………」


 ヤヌスの目が見開かれる。


 呼吸が止まった。


 傷を負ったレオンが、アウロラを構え直す。


 その姿を見ても。


 何が起きたのか、すぐには理解できなかった。


 レオンが傷つくところなど。


 今まで、1度も見たことがなかった。

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