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第5話 AIに関する規則、その影響と反応

このところ、反応について尋ねるメッセージをもらった。だから僕は、この件について投稿しようと決めた。

第三者に触れるとき、あるいは言及するときは、相手の名誉を傷つけないよう、頭文字や仮の呼び名を使わせてほしい。

さて、まずは僕が日本の小説投稿サイトに足を踏み入れると決めた頃の話からさせてほしい。

あれは2025年10月初旬のことだ。

当時、小説書きのあいだではAI利用者が激しく攻撃される話題になっていて、やがてAI利用者側と伝統を重んじる側との争いにまで広がっていった。

そう、その只中に足を踏み入れた僕は、思わず「まずい……」と呟いてしまった。

あの頃の僕は、何をどうすればいいか分からなかった。この状況の情報を追うことに全力を尽くして、事態がかなり深刻だと知った。

『僕はAIの利用者だが、同時に自分の手でも小説を書く書き手でもある』

だからこの一歩は、僕にとってかなり危険な踏み出しだった。


決断

あるときXでAIをめぐる議論を目にして、その場にいた一人がKさんだった。

だから僕はKさんに、自分の作品をAIで訳してサイトに投稿した場合、AI作品と見なされて排除されるのかと、そのまま尋ねてみた。

Kさんは1分以内に「問題ない!」と返してくれた。

それでその日、初めて自分の作品を訳し、2025年10月26日になろう、アルファポリス、カクヨムへ投稿した。

作品情報には『言語の翻訳にAIを使った作品である』と、はっきり書いておいた。


AIに関する基準

AI作品をめぐる議論が長く続いたあと、ついにことが起きた。アルファポリスの受賞作が、AIで作られた作品だったのだ。

受賞の返還を求める声が上がり、2025年11月18日、初めてAI利用の基準が設けられた。それがこれだ。

『作品の大部分において文章(漫画や絵本の場合は画像を含む)の作成を主目的として生成AIツールを利用して作られた作品が対象となります。

なお、プロットの検討や文章の校正など、補助的な利用にとどまる場合は「AI生成作品」の対象外となります』

この基準に照らせば、僕の作品はまさに「AI生成作品」に当たる。もちろんアルファポリスは「AI生成作品」のコンテスト参加を以後認めていない。

それでも僕は、そこに投稿し続けている。


カクヨムも後から基準を出した。作品に「AI本文利用」のタグを付ける、というものだ。それ以外に特別な禁止はほとんどなく、三つの中ではいちばん緩いプラットフォームだと思う。コンテストについては、サイトの告知ごとに基準が違い、禁止のこともあれば許可のこともある。


最後はなろうだ。

2026年6月3日付の告知第2号によれば、

https://blog.syosetu.com/article/view/article_id/5159/

AIが作った翻訳文だけで本文が構成された作品は禁止、とある。

日本語に通じておらず、翻訳後の日本語の文を自分で扱えない場合も禁止だ。

これは正面から扉を閉ざされたも同然だった。だから僕は一ヶ月みっちり日本語を勉強し直して、ようやく再投稿に至った。

今は漢字を訳し切れなくても、文の形とひらがな・カタカナは分かる。だから最低限の文脈の直しは自分でできる。

おかげで顔を伏せずに投稿を再開できた。ただしなろうのサイト主催コンテストには、今も参加できない。ははは……。


この項のまとめとしては、三大サイトへの投稿自体は今もできる。ただしコンテスト応募が残っているのはカクヨムだけだ。なろうについては、各企画にメールで参加できるか尋ねているが、ほぼ毎回「不可」と返ってくる。



良い反応

小説そのものについては、まだうまく書けているとは言えない。内容が読者の印象に残り切らず、仕事の都合で定期投稿もできない。10ヶ月で11000PVが関の山だ。それでも僕は、それで気を落としてはいない。

AI利用についても同じで、読者も書き手も、僕を暖かく迎えてくれた。日本の小説書きの場は、とても温かい社会だ。

方針を示し、励ましてくれるMさん。

温かく、楽しげにリプライをくれるIさんとDさん。

質問に率直に答え、助言をくれるKさん。

いつも応援してくれるDさん、Aさん、Hさん、Sさん、Nさん。

他の読者の方々の反応も良かった。心から感謝している。



良くない反応

温かく迎えてもらったのは確かだが、受け入れない人もいることは否定できない。

ただし小説投稿サイトの上では、過激なコメントはまず起きない。コメントに関する規則があるからだ。

起きるのはXのほうだ。

入りたての頃はAI論争がまだ激しく、罵倒のDMもかなり来た。数え直せば20通あまりで、三ヶ月を過ぎるとぴたりと止んだ。

中身はどれもAI利用への罵倒だけで、作品の中身や僕の出自に触れた文は一つもなかった。

罵られても、それで折れなくていい。

文面はきつかったが、読めば読むほど『อิหยังวะ』(タイの『何なんだよ』という言葉の方言)と感じる内容だった。

筋が通っていないので、返信はせず、ブロックして消した。

まとめとしては、こうだ。



反応を恐れなくていい。思い切り進めばいい。自分を偽らず、全力で、まっすぐ意思を示すこと。それが、目指す場所——ここでは日本の小説投稿サイト——へ僕たちを連れていってくれる。きっとそうだ。



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