第14話
翌日。
辺りは静かになり、昼間の賑やかさが嘘のように近寄りがたい雰囲気をかもし出す。
もはや神秘的とも言えるその場所は、昼間ならば多くの学生が訪れるそれ。
魔法学校に隣接する森の中だった。
<???>
三十前半と思われる男と二十代後半と思える男が、部屋の中で話し込んでいた。
小綺麗に片付けられた部屋は持ち主の几帳面さを思わせ、また、そこで話す二人がエリートであることを表していた。
「うむ。明日は入学一次試験だな。了承した。」
「明日の予定は以上です。」
「そうか、わかった。ロイ、もう今日は帰っていいぞ。」
「それでは理事長、失礼します。」
そう言ってロイと呼ばれた若い方の男が、部屋を後にする。
一人残されたこの部屋の持ち主であろう男が呟いた。
「さて、そろそろ私も帰るか。」
ーーーそれを見ている人物がいるとも知らずに
<インナ>
いた。
あの男だ。
間違いない。なにせ、ここは理事長とその側近しか入れない部屋だ。
そんな部屋に何故私が入れたのか(まぁ、屋根裏にいるのだが)と言うと、屋根裏だからである。
つまり、入り口から入ることは難しいが、屋根裏からなら簡単に入れるからそこから入ろうということである。
ちなみに、学校に森から入ったのも同じ理由である。
さて、予定の場所にも着いた訳だし作戦を開始しよう。
作戦、すなわち 【ユリロス魔法学校理事長の闇打ち 】を・・・・・
あ!でも別に殺したりしないからね!!
作戦開始です♪
読んでくださりありがとうございます!
誤字脱字はお知らせ下さい。




