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不知火戦奇  作者: tsuru hiroki
143/210

次回予告

業火の中に、斬るべき男。

揺れるその姿。

緑の瞳、なびく髪、嘲る声。

咆哮と共に撃ち出された旭光は

痛恨にもかわされた。


弥者による組織的な侵攻、

そして幕僚内に存在する

間諜の存在。

それよりも大きく、

心の傷をえぐる邂逅に

悪兵衛は煩悶する。



---

次回


冬がれた山の中、悪兵衛と士道が七輪を囲む。

ゆっくりと白化する炭を眺める

悪兵衛の元にリンドウが寄添う。


苦しみは己一人で超えていくしかない。

またそれを見守る仲間と一匹もいる。

臥薪嘗胆の時だ、悪兵衛。


鰻屋の匂いだ。


「閑話 九」

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