03 (´∀`)
「はぁ……」
「…………」
「はぁ………」
「……………」
「はあああぁぁぁぁッッ!!!!」
「ウルセええぇぇェェッッッッ(`Д´#)!!!!
少しは静かにできねーのかッッテメーはよぉぉッッッッ!!!!」
「あいたぁぁッッ?!!」
ちょっ?! なっ…なんか頭に直撃したんですけどぉぉぉ!! 鈍器的な!?
「ため息でかすぎだろッッ!! ってか、ため息か今のッッ?!!」
後頭部を押さえながら転げ回っているオレのわき腹を、怒りに任せてゲシゲシと踏みまくる、親友(←いや、絶対違うね!!)のスタン。
…なんでそんなに嬉しそうに、踏んでるんすかッ?!
オレの踏み心地ってそんなにバツグンッッ(;´д`)?!!
「やっやめてくれスタンっっ!!
確かにオレがわるうございましたぁぁ!! イテテッッイテテッッ!!? 暴力はんたーいッッ(>_<) !!!!」
「オラオラァ!! もっと許しをこえやぁッッ!!」
「いやだぁぁぁッッ!!
SMプレイはアンゼルとじゃなきゃうけつけませぇぇぇんん(>_<)!!!!」
「ああん? そう言いながら俺にはお前が喜んでるようにみえんぜ??」
「気のせいじゃボケェェェェッッッ!!!
どんな目ン玉してんだぁぁぁッッッ!!?」
「ああっ??」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…ッッ(T-T)!!」
今のオレは、この痛みから逃れる為ならなんだってできるんだぜ…!!
ーそう、お望みとあらば靴だって舐めれちゃう予感ッ☆☆
ウソウソ★★ 舐めたいのは愛しのアンゼルの靴だけねっ(´∀`)♪♪
「スタンさん…何があったのかはわかりませんが…そろそろ許してあげて下さい…(^-^;)!
レイドさんのHPがもうほとんど残っていませんし…」
「!…アイリス、戻ってたのか…ったくよぉ! コイツにはホント苛々するぜ!!
朝からため息ばっっかり…うるさくてかなわねーッ!!」
「アイ…リス…かっ…回復…して……!」
「あらまあ、ため息ですか…。
レイドさん、一度のため息で一回分の幸せがなくなってしまうんですよ…?」
ーへぇそうなんだ☆
でもでもっアイリスが早く回復してくれないと、一生分のレイドさんが亡くなっちゃうぞ★☆
「ははッ!! じゃあコイツの幸せ、今日のため息だけで一生分なくなったんじゃね??」
ーふふふふふふ♪ ホントだねッ♪♪
一生分のHPがアレレ?? もうすぐで亡くなってしまいそうだぜ☆★
オレ…このまま死んじゃうのかなぁ…(´∀`;)?
…だったら…最期の言葉は…
「アンゼルぅぅぅッッッ!!!! 死んでもオレはッッ!! 君の事を…!!
一生愛し続けると誓うぅぅぅぅッッッ!!!!!!」
「ッッ(=_=;)?!!
いきなり何言ってんだコイツ…ッッ?!!」
「ぁっ…! レイドさんのHP、回復するの忘れてました…」
ーーあっはぁ☆♪
いきなり二人も新キャラがでしゃばりだしてみんな、びっくらこいただろう??
だからこ・こ・いらでオレの愉快な仲間を紹介しておこうかな??
それじゃあ、一人目~いっくぞぉー! さん♪♪
口が悪い人→スタン(男)剣士 :いつもオレを叩くんだぁ☆☆
それじゃあ、二人目~いっくぞぉー! さん♪♪
敬語の人→アイリス(女)僧侶:いつもオレ達を回復してくれるよ★★
…こんなんでok?? えっ? 短いって? ゴメンゴメン☆
だってオレさぁ…アンゼルの事以外、あんまり知らないし♪♪ てへっ(´∀`)☆★♪
とにかく、
『レイド勇者様御一行』のパーティメンバーってわけなんだぜ★★
わかったかな??
ー「それはそうとレイドさん…どうしてため息なんかついていたんですか…?
何か悩み事でも…?」
「いやぁ…アンゼルの事を想うとさ…こう、心臓がぎゅーッッてなって!
バァァァンッッてなって!!
ボキャァァァァンッッて…!!
あぁ…なんでこんなに好きなんだろう…///
ため息が…エンドレスだぜ…///!!」
「レイドさん…
まぁ意味は伝わりますけど…(^_^;)」
「おいおい…敵の息子に、仮にも勇者のお前が惑わされてんじゃねーよ…!!」
ーそれってつまり…
『恋わずらい』ってやつだろ…?
チッ!!…そんなに魔王の息子がいいのかよ…ッッ!!
昔ッから口を開けば、アンゼルアンゼル…!
…俺なんて…ガキの頃からずっと……っ!!
「………ッ」
「スタン? おーいスター…「うっせ!! 死ねや、お前(`Д´)ぺっ←唾」
「やだッ?! ひどくなーいッッッ(;´Д`)!!!?
何この人ーーッ?!! 唾吐いたよッ!?
…もういいよッスタンなんてプンプン!!
…あ~ぁ~! せっかく
『魔王退治の件』について、オレから重大な発表があったのになぁ~(`ε´)??」
「アンゼルさんではなく、『魔王退治の件』についてですか…?
まともな話とは、レイドさんのくせに珍しいですね…」
「ハっ! 聞くだけ時間の無駄ムダ。どうせろくでもない事だっつの!」
「まぁまぁお二方、そう言わずにコッチへきんしゃい(´∀`)
ホントに大切な話だから…♪」
「「………」」
怪訝な顔を浮かべながらも、仕方なさげにオレの元に集まった二人。
良い子達ですなー♪♪
ゴニョゴニョ……
「……本気ですか(・_・;)?!」
「…本格的に脳が腐ってきたんじゃね(-_-;)?!」
「フッフッフッフッ…………♪♪」
ーアンゼル…君を手にいれる為だったら…オレは…何だってするぜ(´∀`)??