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ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか
2章 カドーニ王国へ

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74/76

74(フェルソニー視点)

見ると刃物が刺さって女性が倒れていた。

カトリナの護衛のアランドレとライドが声をかける。

反応はなかったが息はあるようなので周りにも協力を呼びかけ急いで医院に運ぶ。

医院に着いてすぐに治療が行われる。

「治療は無事終わったようです」

一緒に来てくれたロランが声をかけてきた。

「まだ意識は戻ってないみたいだ。誰がやったんだろうな」

ライドも入ってくる。

「分かりませんが意識が回復したら情報局でも話を聞く事になりました。いずれにしても今日のところは帰りましょう」

「分かった」

「アランドレ、カトリナを頼む」

「承知しました」

僕達はそれぞれの家へと帰った。

翌日。

昼にカトリナから昨日のことを聞かれた。

今日はネリアはいない。

「あの女性、意識戻りましたか?」

「いや、まだだ」

「そうですか…」

「せっかくの歓迎会だったのにごめんな」

「いえ。お兄様のせいではありませんから」

「今日どこか寄り道でもしようか?美味しいって有名なクレープ屋があるんだ」

「クレープ屋ですか?」

「うん。こういう時は甘いものでしょ」

「行きたいです!」

「よし!じゃあ行こう」

「あっでもネリアにも食べさせたいです」

「カトリナは優しいなぁ。ならネリアにはお土産買って行こうか?」

「はい!ありがとうございます!」

カトリナの頭を優しく撫でた。

その日の仕事終わり。

情報局から近い場所だったので歩きが良いと言うカトリナの要望に応えて歩きでクレープ屋に向かった。

「どれも美味しそうで迷ってしまいます」

「どれで迷ってるの?」

「フルーツのやつとチョコとキャラメルのやつです」

「じゃあ僕がチョコキャラメルにするからカトリナはフルーツにしたら?1口あげるから」

「本当ですか?ありがとうございます」

注文を済ませ渡された商品を近くのベンチで食べていたのだがカトリナが歩きながら食べようと言うのでそうする。

ちなみに護衛にも勧めたが勤務中という事でネリアと同じくお土産とした。

「ふん!美味しいですね」

「だね。こっちも食べてみて」

カトリナに1口あげる。

「美味しいです。私、歩きながらものを食べるの憧れだったんです」

「そうなの?」

「はい。だからありがとうございます」

「いいえ。こんな事で良かったらいつでも付き合うよ」

それから宿まで送り届けお土産も渡した。

「今日はありがとうございました。楽しかったです」

「こちらこそ」

「気をつけてお帰りください」

「ありがとう」

ここまでお読み頂きありがとうございます。

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