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あの後、また追加で作って納品をした。
でも普段より量が多かったのでアランドレに納品を手伝ってもらった。
メイナーさんも驚いていたけど「人気だから良かったわ。けど無理はしないでね」と言ってくれた。
1ヶ月半後。
季節は雪が降り新年が近づいている。
あれからも作れる分だけ作って納品しに行きメイナーさんにも定期的に会っている。もちろんシリルさんにも。
シリルさんとは一緒に万年筆を買いに行ったりメイナーさんの屋敷だけではなく、外に出かける事もあった。
「もう少しで新年ね。何かする予定はあるの?」
今日も納品に来てメイナーさんとシリルさんとお茶をしていた時、メイナーさんが言った。
「いえ。特には。でもお嬢様とお菓子を作って夕食も少し手の込んだものにするつもりです」
「そうなのね。もし良かったらうちで一緒に作らない?カトリナちゃん達を招待したいわ」
「えっ?でもメイナーさんも忙しいのでは?それにお孫さんも来るんですよね?」
「そうだけど孫達もネリアちゃん達に会いたいと言っているし人数が多い方が楽しいじゃない」
「祖母はネリアさん達の話をよくするのでみんな会ってみたいと言っていて」
「だめかしら?確かに孫達がいると気まずいわよね。ごめんなさい」
「それは全然大丈夫ですが、メイナーさんやお孫さん達は本当に大丈夫なんですか?新年くらいは家族でゆっくり過ごしたいのでは?」
「それは大丈夫よ。じゃなかったら誘わないわ。カトリナちゃんも大丈夫かしら?」
「聞いてみます。ただお嬢様もそんな事は気にしないと思うのでそれは心配しないでくださいね」
「待ってるわ」
そうしてメイナーさん達とのお茶を終え、帰宅した。
夕方、お嬢様も帰宅し今日メイナーさん達と話した事を伝える。
しかしお嬢様は複雑そうな顔をした。
「どうかしましたか?」
「あっいえ、違うの。新年は学院の友達と過ごす約束をしてたから」
「そうですか…」
私にもどうしようという迷いが生じて返事が少し遅れてしまった。
それをお嬢様も感じ取ったのか
「でもメイナーさんにはお世話になっているし断るわ」
と言わせてしまった。
「いいえ。大丈夫です。せっかくですからお嬢様はお友達の方へ行ってください」
「えっ?でも…」
「大丈夫です。こちらの方が突然でしたしそれにメイナーさんはこういう事でとやかく言う方ではありませんから。私1人で行きます」
「じゃあじゃあ次の日に一緒に行くのはだめかしら?私も新年の挨拶はしたいし」
「確認してみます」
その後、メイナーさんに電話をした。
「すみません。お嬢様は学院の方と約束があるそうで私だけでも良いでしょうか?」
「あら、そうなの。残念だけど仕方ないわね。こちらも急だったし」
「いえ。その代わり翌日に訪問したいと言っているのですが大丈夫でしょうか?」
「それは大歓迎よ。むしろいいの?」
明らかに声が明るくなった。
「もちろんです。じゃあそういう事でよろしくお願いします」
「あっ護衛の人は大丈夫なの?もし良かったら来る?」
そう言ってくれた。
「2人はお嬢様の護衛をしながら食べると言っていました」
2人にも相談すると護衛をしてくれると言ってくれた。
「そうなのね。じゃあ楽しみしてるわ」
「はい。私も楽しみにしてます」
と電話を切った。
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