↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか
シスカ公国へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

209/229

209

その日の夜。

お嬢様と協力して明日の準備をした。

「これはこれで良いでしょ。これは入れたしこれはここで良い」

1人ぶつぶつ言いながら準備しているお嬢様の横で私は服を準備する。

「明日の準備はこれで完璧ね。ネリア達は何か困る事ある?」

「いえ。大丈夫です」

「そう。まぁ当然よね。ネリアはしっかりやってくれてるし」

「お嬢様こそお1人で大丈夫ですか?」

少しだけ笑いながら聞く。

「大丈夫よ。ちゃんとやるわ」

お嬢様もそれが分かったようで少しツンとした顔で答えた。

「安心しました」

そんな会話をして迎えた翌日。

私は学院には行けないので家で見送る。

「忘れ物はありませんか?」

「大丈夫よ」

「気をつけて行ってらっしゃいませ」

「ありがとう。じゃあ行ってくるわね」

お嬢様を見送った後、普段はやらないような隅々まで掃除をして綺麗し今までなかなかやっていなかった家事をやる。

その後は完全に自分の時間だ。

刺繍や編み物に集中する。

と言っても刺繍はお嬢様が休日にやってくれた分があるので編み物がメインだ。

作るものも色などの指定も特にないので毎回、自分で自由に決めている。

正直、最初は迷ったけど編み物がだんだん上手くなってきた今では色々な色の組み合わせを考えるのも面白い。

今までマフラー専念する事が多かったので小物類は単色だったが今回は何色か組み合わせてみる事にした。

そうして自由な時間はひたすらそれをやり、あっという間に時間が過ぎる。

気づけばいつもよりたくさんの編み物と刺繍ができていて私も驚いた。

しかもあっという間にお嬢様が帰ってくる日を迎えていた。

「ただいま」

「おかえりなさいませ」

「何か困った事はなかった?」

「ふふっ。ずっと編み物をされていましたよ」

シシーにそう言われて恥ずかしくなった。

「そうなの?」

「はい…」

「充実していたようで良かったわ」

とお嬢様が満足そうに笑った。

「今日はお嬢様の好きなものをたくさん作りました」

今日の午前中に買い物を済ませてお嬢様の好きなものをたくさん仕込んでおいた。

「楽しみだわ。でもその前にお風呂入ってきても良いかしら?」

「はい。お湯も準備してあります」

「ありがとう」

お嬢様はお風呂に向かった。

私は上がってきた時の準備を整えておく。

「久しぶりに自分の家のお風呂は気持ちいいわ〜」

「良かったです。こちらへ。実習はどうでしたか?」

「疲れたけど充実していたわ。面白い薬草もたくさん採れたし」

「そうですか。良かったです」

「あなたも充実していたみたいね」

「はい。今まで以上に集中して編み物できました。あっお嬢様のマフラーもできました。後で差し上げますね」

「本当?嬉しいわ。ありがとう」

実は前にお嬢様もマフラーが欲しいと要望されたので作ってみた。

スキンケアが終わり、完成したマフラーを渡した。

「これどうぞ。お嬢様をイメージして作りました」

「とても可愛いわね。いっぱい使わせてもらうわ」

色はピンクとモノトーンカラーを合わせてみた。 

そうして夕食を食べ、久しぶりに4人が揃った。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。