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ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか
シスカ公国へ

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199/230

199(カトリナ視点)

薬草の名称から効能、調合の仕方、体への作用、禁忌とされる調合や年齢によってだめなもの、匂いでどの薬草かを当てるなど多種多様な問題が出され途中集中力がからそうにもなったがネリアが作ってくれたお手製のお弁当で復活した。

お弁当にはメイナーさんを招待するためネリアが試作していると思われるにんじんケーキやクッキーなども入っていて美味しかった。 

「午前の試験はどうだった?」

午前の試験が全て終わり休憩時間にサセーナさんに声をかけられた。

「全力は尽くした。サセーナは?」

「う〜ん…まぁまぁかなぁ」

「またそう言ってちゃんと良い成績取るんでしょ」

「いや、本当にミスしたんだって」

「でも試験の場でミスだって気づけるなんてよく勉強している証拠だよ。私はミスしてるかどうかも見る余裕なかったもん」

「それよりさぁカトリナ、今回の試験でトップ目指してるんでしょ。どうなの?目指せそうなの?」

「頑張ったけど分からない」

「まぁカーティアスの壁は高いからね」

「そんなに?」

「今までこのクラスでカーティアスを越えられた学生はいないし学年でも数人しかいないの」

「えぇ」

「でもまぁそのカーティアスに迫ったカトリナならできるかもね。応援しているわ。午後の試験も頑張りましょうね」

「うん。ありがとう」

そうして午後の試験を終えて

「皆さんお疲れ様でした。力は出し切れましたか?結果は1週間後、掲示板に貼り出されます。それまで落ち着かないでしょうが普段の授業にも力を入れて取り組んでください。以上」

と担任から連絡があり解散となった。

門の前にはいつも通り専属護衛が待っており

「お嬢様、お疲れ様でした。試験はどうでしたか?」

「力は尽くしたけど結果はまだ分からないわ。1週間後」

「そうですか。ドキドキしますね」

「ええ」

その日の夕食は少し豪勢だった。

「お嬢様、定期試験お疲れ様でした。これまで頑張ってこられたので今日は少し奮発してしまいました。どうぞ。お召し上がりください」

「ありがとう。頂くわ」

1口食べるとなんとも言えない美味しさだ。

「美味しいわ。とても」

「ふふっ良かったです。あっ今日の試験はいかがでしたか?」

「全力は尽くしたけど結果は1週間後よ」

「そうですか。全力を出し切れたようで良かったです」

「あっお弁当のお菓子美味しかったわ。あれもメイナーさん来た時の試作?」

「どっちでも良いと思って作ってみたのですが美味しかったなら良かったです」

「あれも出すべきよ」

「ありがとうございます。あっそれと今日の夕食の買い物に出かけている時にメイナーさんに会いまして。招待したいと伝えたらぜひと言ってくださいました。お嬢様のご予定はどうでしょうか?」

「私は今日で試験が終わったからメイナーさんに合わせるわ」

「分かりました」

そうしてネリアが予定を調整してくれて迎えた当日。

私は明るい色のワンピースを選んだ。

そして全ての準備が終わったら外に出てメイナーさんがしてくれたように馬車を出迎える。

「ネリアちゃん、カトリナちゃん、今日はお招きありがとう」

「いえいえ。こちらこそ来て頂きありがとうございます」

と挨拶を交わし家へ案内する。

そうして共に来てくれた孫のシリルさんを含めた4人でたわいもない話をする。

「へぇ〜ではヘルムード学院に入学される前は色々な国を回っていたんですね」 

「はい。色々な経験をさせてもらいました」

「なんだか羨ましいです。自分はあまりこの国から出た事がありませんから」

「そうなんですか?」

「はい。私は男三兄弟の次男なので今の所家業を継ぐ予定もないですし今は祖母のサロンを手伝っているくらいなので」

「まぁサロンを?」

そこでメイナーさんが入ってきた。

「そうなのよ。私の趣味でね。良かったら今度来てちょうだい。色々な話を聞けておもしろいわよ」

「えっぜひ行ってみたいです」

「本当は完全招待・紹介制だけどまぁ私の紹介なら誰も文句は言わないでしょう。あっもちろん皆、文句なんて言う人はいないのだけどね。ふふっ」

と笑っている。

「これ、サロンの名刺渡しておくわね。今度、知り合いのご婦人にお話しをして頂こうと思っているの。きっとためになるわよ」

「じゃあその時に伺いますね」

そんな話をしながら結構な時間を一緒に過ごした。

「もうこんな時間なのね。楽しくってつい長居してしまったわ。今日はありがとう」

「こちらこそ楽しかったです」

その時。

出かけていたシシーとアランドレが戻ってきた。

「あっおかえりなさい」

「ただいま戻りました」

一瞬、皆の間に戸惑いの空気が流れたので私がお互いを紹介しお互いに挨拶を交わしていた。

これで全員が顔見知りとなってメイナーさん達は帰って行った。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

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