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ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか
シスカ公国へ

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196/232

196(カトリナ視点)

屋台街にはたくさんの屋台があったがその中の1つ麺類のお店に入った。

「ここ結構充実してるな」

メニューを開きカーティアスが言った。

「カーティアスってここの出身じゃなかったっけ?」

「ああ。俺はコリン村の出身だ。そこでは結構麺類を食べるんだけどこっちに来てからはあまりこういう店は見かけなかったからな」

「こっちでは完全に外国の料理って感じだからね」

「ねぇどれがおすすめなの?」

そうしてカーティアスのおすすめと私が興味を惹かれたものを頼んだ。

「辛いのとすっぱいのって絶対合わないと思ってたけど意外と合うのね」

「だろ?俺もこれ好きなんだ」

「そう。ねぇ聞きたいんだけど結局カーティアスは今日なんで来たの?」

「それはみんなに勉強を教えるためだろ?」

「いや、私は知っている。あなたはそれだけで来る人じゃないでしょう。自分の用事や得がないと」

「ふっよく分かってるな。俺の事。実はたまたま俺もこの図書館に用事があったからまぁそのついでだ」

「何の用事?」

「調合の本を読みたかったんだよ。そういえばお前らの研究はどこまで進んでる?」

「知ってるでしょ?どこの研究室も目ぼしい結果が出てないって。今良い所まで行ってるけどあと1歩って感じ」

「私の研究室もそんな感じ。なかなか難しいよね」

「あぁ。薬の成分をもう少し正しく体内まで届けたいよな」

「薬の開発は日進月歩だからね。簡単にはいかない」

「それは分かっているけど焦る」

「確かに」

「そもそもなんで先生方はこんな難しい事を全員にやらせているんでしょうね」

「分かんないけどやるしかないだろ」

「まぁそうね」

それからも学院の話をした。

「あ〜美味しかった」

店を出て図書館まで戻りながら

「そういえばカトリナはいつまで私達の事さん付けなの?」

「それ思ってた」

「えっ?」

「サセーナとスカーラで良いのに。私達もカトリナって呼ぶから」

「分かった。サセーナ、スカーラ」

「うん」

2人は満足したように笑った。

「学院には慣れた?」

「まだ慣れない事がたくさん」

「まぁそうよね。いつでも私達に聞いていんだからね」

「ありがとう」

図書館に戻ってからもまた数時間、集中して勉強に取り組んだ。

ここは本が本当に多くて勉強抜きにしても来たい場所だ。

「そろそろ終わりにしても良いんじゃない?」

「そうね。どうですか?カーティアス先生」

「そうだな。暗くなってきたからな。分からない所は大丈夫か?」

「とりあえずは」

「じゃあ解散」

「うん」

私達は帰り支度をして一緒に図書館を出た。

「寒いね」

「寒いな」

最近、寒くなってきて冬が近づいているのを感じる。

「なぁこれからもまた集まって勉強会やろうよ」

「時間が合えば良いよ」

「私も」 

そう話して皆と別れて帰ろうとした時。

「お嬢様、お疲れ様でございました」

「びっくりした!」

なんとそこにいたのはシシーとアランドレだ。

「なんであなた達がいるの?」

「私達がいると集中できないかと思い離れて護衛しておりました」

「じゃあ図書館にいたって事?」

「はい」

「驚いたけど一旦分かったわ。ありがとう」

「馬車を呼んでおりますので行きましょう」

シシーとアランドレと共に家へと戻った。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

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