195(カトリナ視点)
シシーとアランドレが門の前で待っていてくれている。
「お嬢様、お疲れ様でした」
「うん。ありがとう」
そのまま馬車に乗って家に帰る。
「お嬢様、お帰りなさい」
「ただいま」
家に着いたらネリアが出迎えてくれて着替えた後、お茶を持ってきてくれる。
このお茶がまた美味しい。
1日の疲れから解放されホッとできる時間だ。
「美味しいわ。ありがとう」
「良かったです」
普段はこの後、それぞれ今日あった事を話す。
大体私は学院の事をネリアは家での事だった。
そんなある日。
ネリアから通りすがりの人を助けお礼としてお茶に誘われたと聞いた。
私も前に話していた国1番の図書館での勉強会の日程が決まりちょうどその日だった。
「良いじゃない。行ってらっしゃい」
と送り出し翌日、私も学院へと向かうとすでにサセーナさんがいた。
「おはよう」
「おはよう。サセーナさん。スカーラさんは?」
「まだ。強力な助っ人を連れて来るとか言ってたけど」
「強力な助っ人?」
「あっ来た来た。こっち」
サセーナさんの目線の先にはスカーラさんとなんとカーティアスさんがいて内心げっと思ってしまった。
「遅れてごめんなさい」
「ううん。強力な助っ人ってカーティアスの事?」
サセーナさんが聞く。
「よっ」
「分からない問題があった時に聞く先生がいた方が良いじゃない?誰が良いかと思ったんだけどちょうど話す事があって話の流れで今日の事を話したの。そしたら俺も行くって言うから。だめだった?」
「ううん。悔しいけど今はカーティアス以上に頼りになる先生はいないもんね」
「確かに」
「じゃあ決まり!皆、カーティアス先生について来なさい」
とカーティアスさんは冗談を言う。
そうして国1番の図書館へと向かった。
中に入るとブワッと吹き抜けになっていて向こう側があまり見えないほど広い。
そこに本棚がこれまた数えられないくらいあり本が並べられている。
「今回は何の勉強がしたいんだっけ?」
「定期試験の勉強よ」
「それならちょっと待ってろ」
とカーティアスさんはどこかに行ってしまった。
私達は勉強できる席を探して座った。
「お待たせ」
戻ってきたカーティアスさんは何十冊もの本を机に置いた。
「なにこれ?」
「とりあえずこれ読んで」
「これ読んでってこんなに?」
「当たり前だ。良い点取りたいんだろ?」
「分かりました…」
「うん。じゃあやろうか」
私達は机の上の本を1冊1冊読み分からない所を皆に聞く。
「あ〜これはこの式を当てはめる」
「あっはい。分かりました。ありがとうございます」
「また敬語になってるし。それにカーティアスさんってカーティアスで良い」
「はいあっうん」
「よし」
それから数時間、皆集中して取り組んだ。
「う〜ん。疲れた〜少し休憩しよう」
サセーナさんが言った。
「腹空いたしそうだな。休憩しよう」
「何か食べに行こうか?」
「いいね」
「あれ?この辺に有名な屋台街があったような…そこはどうだ?」
「屋台?サクッと食べるにはいいね」
「行きましょう」
そうして4人で屋台街へと向かった。
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