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それからメイナーさんと私は毎週あの噴水の前で待ち合わせをし会うようになった。
その時の事はお嬢様にもよく話していていつも楽しそうに聞いてくれる。
「それでこの間はメイナーさんとお店の中からガーデンが見えるカフェに行ったんです。とても綺麗でそこ本もたくさんあってブックカフェみたいになってるんですよ。今度一緒に行ってみませんか?」
「シスカ公国にそんな場所があるなんて知らなかったわ」
「メイナーさんもお嬢様、ここ好きだろうからぜひって言ってましたよ」
「メイナーさん、どこまで私の事知ってるの?」
「あっ変な事は言ってませんよ」
「分かってる。でもネリアがそんなに楽しそうに話しているのを聞いていたらなんだか私もメイナーさんにお会いしたくなってきたわ」
「あっメイナーさんも同じ事言ってました。今度、お会いした時話しておきます」
「わざわざは良いわよ」
「分かっております」
そう話して迎えたメイナーさんと会う日。
「ネリアちゃん!」
メイナーさんが手を振ってくれていた。
「こんにちは。メイナーさん。お待たせしてしまってすみません」
「いいえ。私も今来たばかりだから」
「良かったです。今日はどこに行くんですか?」
「ケーキが美味しいって有名なお店よ。あっでも思ったんだけどいつも私が決めているけどネリアちゃんも決めたい時あるわよね?」
「いえいえ。私はそんなに詳しくないので大丈夫です。しかもメイナーさん、センスいいですし」
「そう?ふふっ。ありがとう。じゃあ行きましょう」
「はい」
いつものように店内に案内され注文をする。
「さて、今週のお嬢様の話を聞きましょうか」
といつも切り出される。
「そんな大層な事はないですよ」
「でもお嬢様の事を話しているネリアちゃん、可愛いんだもの」
「あっそういえばお嬢様もメイナーさんに会ってみたいって言ってました」
「本当!?」
「はい」
「ぜひ会いましょう。実は私も会ってみたいって思っていたの。でもなかなか言えなくて…楽しみだわ。いつにしましょう?」
「そんなにですか?」
「ええ。場所はどこがいいかしら?いつものようにカフェとかが良いかしら?それとも思い切って私の家とか?」
「えっ?」
「ぜひ私の家にご招待したいわ。お嬢様にもご相談してみてちょうだい」
毎週話をして気づいたがメイナーさんはお茶目な所がある。今もノリノリだ。
「分かりました…」
そのノリに押されてそう言ってしまった。
その日の夜。
「でメイナーさんの屋敷にお嬢様とご招待を受けました」
「本当に?こんな早く?どんな話をしたの?」
「別にお嬢様も会いたいと言っていたとだけ」
「そう。私も会ってみたいからお誘いお受けするわ」
「分かりました。番号聞いたので電話しておきます」
「ありがとう。それで日程は?」
「お嬢様に合わせるとの事でした」
「えっ?なんだか申し訳ないわね。私はこの日とこの日なら休み。メイナーさんの予定も聞いといてくれる?あと何か手土産があった方がいいわよね。何がいいかしら?」
「かしこまりました。全て手配します」
「ありがとう。お願い」
それからメイナーさんに電話して日程が決まった。
さらに手土産も用意したが相当迷った。
メイナーさんはセンスが良すぎるからどんな反応をされるか不安だ。
でも相当悩んだ末、お茶とお菓子のセットにした。
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