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「あっ来ましたね。お疲れ様です」
「戻りました」
お嬢様は平然としていた。
「どうでしたか?」
「全力は尽くしたわ」
「良かったです」
「5日後にまた来てくださいますか?結果と合格の場合は入学許可証を渡しますので」
「5日後ですね。分かりました。あのもし合格したら具体的にいつ頃入学できるのでしょうか?」
「それは5日後、来て頂いた時に必要なものリストもお渡しするのでそれを準備してからになりますから大体2週間後くらいでしょうか?」
「分かりました。今日はありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました。5日後、お待ちしています」
そうして私達は学院を後にした。
しかしすでに日が暮れかけていたため私から提案をする。
「今日は何か食べて帰りましょうか?」
「確かに。今までと違って宿でも屋敷でもないから食材何もないものね。なんか適当にレストランにでも入りましょうか」
「はい」
そしてたまたま見つけたレストランに入る。
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
「4人です」
「こちらへどうぞ」
席に案内されメニューを渡される。
「お決まりになりましたらお呼びください」
「ありがとうございます」
メニューを開くとたくさんの料理の写真が並ぶ。
「どれも美味しそうで迷っちゃう。というかこっちでは写真も簡単に撮れるのね!また発見だわ。でも確かに印刷技術があるなら写真があってもおかしくないわよね」
「そうですね。でも実物だとより美味しそうに見えます」
そう話しながら私達は各々食べたい料理を注文した。
「お待たせしました。季節の野菜ごろっとカレーと海の幸盛り合わせと海鮮スープですね。以上でよろしいでしょうか?」
「はい。大丈夫です。ありがとうございます」
「ごゆっくりお召し上がりください」
テーブルにはその他にも頼んだ料理がたくさん並んでいた。
特に他の国ではなかなか食べれなかった海鮮料理がメインだ。
「ねぇみんなで乾杯しましょうよ!」
「えっ?」
「ほら無事にシスカ公国に来れたって事で」
「ふふっ。そうですね」
「シシーとアランドレもいいかしら?」
「はい」
「では乾杯の音頭はお嬢様で」
「んっんっ。ではみんなついて来てくれてありがとう。シスカ公国も楽しもう!」
チンチン。
グラスの当たる音がする。
「さぁ食べよう。頂きます」
お嬢様が食べ始めたのを確認してから私も食べ始める。
「えっ?本当に美味しい!野菜の甘みがギュッと詰まってるわ」
「こっちの海鮮も美味しいです」
海鮮の盛り合わせは生、焼き、蒸しの盛り合わせだ。
「本当だ!ぷりぷりで美味しい!」
「お嬢様、今日テンション高いですね」
「そりゃ隔離施設のご飯、味気なかったんだもん。ねぇ?」
お嬢様は向かいに座っているシシーとアランドレに同意を求める。
「でもコッピーニ村でもあんな感じだったので特になんとも思いませんでしたがこれは美味しいです」
「あっそうよね。ごめんなさい」
「いえいえ。こちらこそすみません。そんなつもりで言ったわけではないのですが」
「あっこれも美味しいわよ。食べてみて!」
お嬢様は一瞬、気まずくなった空気を変えるため料理を勧めた。
そのおかげで一瞬気まずかった空気が和んだのを感じた。
「ありがとうございます」
それからも皆で話をしながら料理を食べ進める。
ここまでお読み頂きありがとうございます。




