里帰り壱
休みだと言われてもなぁ、やることないんだよなぁ...そういえば園遊会で簪などをを貰ったけどよく意味が分からない、牡丹妃からの翡翠の首飾り、玄黄からの銀製の竜の彫刻が彫られている簪、会場で腰帯に簪を大量に身に着けている李芭い言う武官から貰った義理の木製の簪、綾菊妃からの大輪菊に鳳凰の簪、真我に恐らく医務室で寝ている時に持たされていた龍の目に赤い宝玉と青い宝玉が埋め込まれている簪を今持っている、簪の意味を穂鈴にで聞いてみるか。
「ねぇ穂鈴簪の意味分かる?」
と問い掛ける
「後宮って男子禁だから外にいる男性は女官に会いに行けないけど、特別な許可があれば外から中の女官を呼ぶことが出来るの、逆に簪を使えばここから出してと呼びかけることが出来るの」
と穂鈴は言う
「そうなんだ...ありがとね穂鈴試してみるね。」
と言いその場を去る
「李芭様後宮の女官からこちらを」
と李芭に木簡を渡し部下が言う
「分かった」
と木簡を受け取る
参ったな義理の簪を本気にされたのか...しっかし美人だったもったいないからな......でも翡翠宮で簪を渡したのは一人しかいないから...あの毒見役か~~~~どうやって断るかな。
「失礼します...お待たせしました」
と言う桜華
「ん?......誰だお前?」
「よく言われますよ」
この娘があの毒見役?......そう思えばどことなく面影があるような気もするし無いような気もする
「お前化粧すると化けると言われないか?」
「ええそれもよく言われます」
「しっかし俺を呼び出すなんてどういう意味か分かっているのか?」
と少し圧を加えて言う李芭
「ええ...実家に戻りたいと思いまして、身元さえ保証してくだされば一時の帰宅可能と聞きましたので」
と言う桜華
「それで俺に手伝えと......つまりなんだ俺は嬢ちゃんの里帰りにうまく利用されろと言うことか?」
と少しイラつきながら圧をかけ言う李芭
「いいえ、こちらもそれなりの礼を考えております」
と言う桜華
「下女が武官に礼だと?」
と言う李芭
「私があなたへの礼は...黄金館での花見でもいかがですか」
と言う桜華は三つの木簡を机に置く
「黄金館だと!!!冗談だろ、一晩で銀が消し飛ぶとまで言われる超高級妓楼だぞ」
と驚く李芭
「心配でしたら紹介状見せればわかりますとも」
と言う桜華
三つの木簡に書いてある名は、赤梅 水仙 海棠
「余計に信じられん高級官僚でもそうそう手が出せない三姫じぁないか」
と言う李芭
「信じられないというのなら他を渡るしかないですね」
と言いながら懐から簪を取り出す桜華
この女他にも当てがあると言うのか...しかも銀製の竜の彫刻が彫られた簪、大輪菊に鳳凰の簪、龍の目に赤い宝玉と青い宝玉が埋め込まれている簪...だと?
明らかに俺より位が高い...もしかして俺が知らないだけでこの嬢ちゃん実は物凄い侍女なのか?
だったとすればこの話も...いやいや怪しいしこんな話があるわけないでも本当だったらあの三姫に出会える、今後二度と出会う機会がないかもしれない......一体どうすればいいだ俺は
と長考する李芭
「どうなさいますか?」
と問い掛ける桜華
長考した結果李芭が出した答えは
「俺の負けだ...嬢ちゃんの里帰りを手伝おう」
呼んでくださり圧倒的感謝
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