園遊会弐
「いいな~」
と言う侍女たちは欲しそうに見ている
上げてもいいけど、一つしかないしどうしようと思っていると
侍女頭の楊鈴が桜華が手に持っている簪を手で押さえ首を振る
「もうやぶちゃったのね~これであなたは私だけの侍女じゃなくなったのね」
この簪といい首飾りといいに何の意味があるんだろう?
「さぁ、みんな行くわよ。園遊会が始まるわよ」
さっ寒い、風が冷たく強くて寒いから天幕が欲しいなぁ
「はじめして牡丹妃の侍女ちゃんたち」
と言うのは瑠璃色を基調とした衣装に金刺の刺繍、結われた竜胆(鮮やかな紫)色の髪に花簪、金の笄を身に着け金色の五つの尻尾と耳を持つ
「あなたは玉藻妃」
と驚きながら言う紀陽
「ねぇそこの小さいのが桜華ちゃん?」
と侍女達に問い掛ける
「はい、私ですが何か御用ですか?」
「いや、牡丹妃の侍女たちに用があって来たから特別あなたに用があった訳ではないけど、真我が推薦した子がいるから気になって聞いただけよ」
「そうですか、用とは?」
「天幕を今設置してるからおいでってことを言いに来ただけよ」
「天幕があるんですか」
桜華達は喜ぶ
「こちらだからおいで」
桜華達はついていく
「あれが君たちと牡丹妃の天幕だよ」
と指を指す
指した先の天幕はかなりの大きさをしていた
「これが牡丹妃と私たちの天幕...」
と驚きながら紅蘭は言う
天幕に皆な入る
天幕内はかなり広い、確かに外から見ても大きかったが、それよりも中が広すぎる、これが天幕の中とは思えないほどに、さらにしっかりと家具が一式そろっている、正直ここで生活できるほどに、おそらくこれは術の類だろう。
術によって天幕を元に改良した、おそらく速急に術を組み立て天幕を改良したのだろう、まだ園遊会が始まって二時間もたっていないのにこの規模でこの質の天幕を用意できたのはあまりにも速すぎる、術を真我にいくつか教わっていたがこの規模となると、相当術は複雑だろう今の私には組み立てる事など出来ない、何なら中堅ぐらいの術者ですら無理だろう、組み立てたのは上位の術者だろう、多分玉藻妃の部下だろう。
真我から色々と聞いていた、なんせ玉藻妃は真我の妻らしい、よく惚気話聞かされたものだ、ここで会うとは思っていなかったが、会うとしても真我と一緒にいて、その時に会うと思っていた、彼女が優秀なのは知っている、真我が自分の妻にするような女性だ、術者としての実力は真我が認めているあたり、本当に最高峰なのだろうそして、彼女の部下の事も聞いている、七星以外にも妖狐の半妖たちがいるらしい、多分天幕を術で改良したのは玉藻妃の部下の妖狐の半妖だろう、妖狐の半妖は種族として術を得意とするからと思っていたら。
「あら~もう来ていたのね、先に来て驚かせようと思ってたのに~」
と牡丹妃は言う、隣には侍女頭である楊鈴がいた。
二人は帝と話をしに行っていたらしい、そしてそれから戻って来た。
「ねぇ、こっから少し暇だし話さない、私戻ってきてまだひと月しかたってないから、私が後宮を出て、外国に行っていた間に何があったのかとか」
と玉藻妃は楽しそうに言う
「いいわよ、代わりにあなたが行った外国のことも聞かせてくれる」
と牡丹妃が言うと、すぐさま
「ああ、勿論かまわないよ牡丹ちゃん」
「失礼だと思いますが、玉藻妃はおいくつなのですか?」
と桜華が質問をする
「あらあら、桜華ちゃん気になるの、なら少しだけ教えてあげる、もう1000は超えてている。」
「1000......1000歳を超えているって事」
と驚愕しながら言う
「そうよ、1000歳は超えてるは、まあ半妖としても術者としても最高峰の領域まで辿り着いたのだ1000ぐらい超えていて当たり前だろう、最高峰の領域まで言っている奴は全員おかしい奴しかいないからな、何らなおかしい奴しかなれないかもな、勿論真我は1000どころか彼は10000を超えてるけどね」
「え.........真我って10000歳超えてたの、5000は超えてると思ったけどマジか」
と思う桜華であった
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