【エピローグ】夢
「…ア、ノア、ノア!いい加減起きなさいって、ノア!」
「えぇ?リュー、ラ?」
「もう!いつまで寝てるつもり?」
「あれ、なんでリューラがここに?それにここは、いつもの、」
「はぁ?いつまで寝ぼけてるの?全く、主神様がノアの事呼んでたわよ。また星を一つ廃星にしたんですってね。ちゃんと大切にしなさいよ、自分の星でしょう?」
「興味なくて、ほっとくと勝手に壊れるから」
「あのねぇ、ちゃんと星を管理しないと、私ノアともう口聞かないから」
「それは嫌だなぁ。リューラに無視されたら俺、悲しいかも」
「ならちゃんと星を大切にすることね」
「……わかった」
「さ、主神様の所へ行ってらっしゃい。待たせると、またお説教が長くなるわよ」
「そうだな」
「………はぁ、とんでもなく懐かしい夢を見た気がするな」
あれはまだ十八番とも会っていない頃だろう。
六番は、元気にしているだろうか。
「はぁ、███に帰りたい」
今の姿を見たら、六番になんて思われるだろうか。
彼女にこんな姿は見せたくないが、彼女の力無しでは恐らく犯人は見つけれない。
「だっせ…」
それにしてもなぜ急にあんな夢を見たのだろう。
今まで一度も前世に関する夢は見なかった。
「核のせいか」
核には前世の自分の力が入っている。それが魂と共鳴し、夢を見せたんだろう。
今日はもう眠れそうになかったので、外に出て夜明けまで散歩をした。




