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透明の「扉」を開けて  作者: 美黎
25の扉 発光
2144/2146

それも いつかの点



   「それ」も

   「どれ」も


  いつしか「振り返って観る時」には。



  「笑える点」になっているし

  「どうしてこんなことで悩んでいたんだろう」と

  面白くも観えるけど


  だけど「その時」、「その()」に居る時には。


 「物事()」がとてつもなく拡大されているから、

 いろんなことが とても複雑に 観える。



  だけど「真実(ほんとう)」はいつだって簡単(シンプル)

  「それをそのまま出すこと」が一番の最善だって、

  わかるのが、嬉しい。



「    うん 」


 そして、()が今 日記(物語)を描いている様に

 レナが 「ここからの話」を受け入れ、

 日々 伝えて(体に触れて)いってくれたなら。


そこからまた 光は太く繋がり、より「世界は上がる(ひかる)」。


 そう、ここで私達が より深く通じ合えたなら

「同じレベルの光を撒く()が増える」訳だから、相乗効果が更に上がり 世界に光が広がる速度も 速くなるからだ。




      そう、 だよね。



 それに、そもそも私は今

 「レナがわかってくれるかな」、なんて思っているけれど

 それは実際「失礼なこと」で 彼女も私と同じ光だ。


 だから「今すぐ通じ合うかどうか」、そこに拘るのではなく

先ずは「その片鱗を渡して」「後はせかいに任せる」、その"()の姿勢"が必要で

 「この現実」は寧ろ、「私にそれを練習させる為」でもあるんだろう。



 だから

 「微細な光を積むこと」

 「今 できる最善を尽くすこと」


 「いつでも後悔のない様に在って」


  "「自分が生きている」ということ自体を

    最高の織物(作品)にしていくこと"


   それを 思い起こして。




「   ふむ 」



   さて して、 それならば


()は「なに」「どこ」から、着手するのが最適か

 せかいをじっくりと捉えながら「そもそもの場所(ところ)」に立ち、回りくどくないこたえを 探ってみる。



 そう、「理由(装飾)」は なにも要らなくて

   「時代的背景」とか

   「関係性云々」、

  そんな「これまでの世界で構築してきた(しがらみ)一切無し」の

  「せかいで視る そのこたえ」


実際「交わりについての云々」には あれこれいろんな澱が 着き過ぎていて

流石に()ここ(せかい)にしっかり根差していないと、うっかり戻りそうになる。



 そうなのだ

 「種の存続」とか「動物としての云々」、

 「愛を伝え合うこと」等等 

ここまでやってきたドラマの世界には「最もそうな理由」や「美しく見えるワケ(理由)」が沢山あるけれど、そのどれもが「ほんとう」ではないことを 

 今の私は 知っている。


じゃあ 「なにがほんとうなのか」と 今、せかいの中を見渡しているけれど

 「それ」は具体的なこたえじゃないし

 「ひとつ」でもないから。


 「そこらあたり」に アタリをつけて、今自分が欲しいいろを じっくりと吟味していく。




   「私達は 何故 それをするのか」


    「その行為は 何を意味していて」


  「どんな いろ(エネルギー)なのか」



  

      う~ ん



   そう なると

    やっぱり「創造」「拡大」「生み出す畝り」?


    そうなるよね



   所謂、「子孫繁栄」とかじゃなくて

   純粋な「拡大」


    まあ そうだよね



  だって そもそも「私達の循環」に

   「繋げなければ」

   「()()しなければ」

   「淘汰されたくない」とか

     そういうのはないもんね



   "ただ 拡大の流れである"、

          そういうことだよ



   一連の

   循環の「存在」達の中では。


    

    皆 、各々が 各々の役割を遂行していて

  「時代(環境)に合えば」繁栄するし

  「合わなければ」衰退する


 それは

 「無理にコントロールする力」が働いていない、

 「()()()()()()()()()()()()」で


   そもそも私達は

  「ただ世界で踊り廻りながら 

    拡大する性質を持っている存在」



  ぶっちゃけ

 「光として"種を絶やさぬこと"が目的」じゃ

   全然 ないし。



    だから「そういう衝動」も

   仕方がないものじゃなく、

   「湧き上がるエネルギーを()()使()()()

   即ち「どう変換して(捏ねて)出すか」、の違い



    まあ  だって

   それ(交わり)、「好きな人」も

   「好きじゃない人」も いるしね

               うん



  そもそも私達「人間(ひと)」って 

   「動物」って言われてるけど


  世界にいる、まあ「人間以外の動物」?

   それとは全く違う存在よね

  そこを上手く使()()()()()けど

    多分、今 世界に存在している「光」で

  「ほんとうに縛られていない」のは 人間(ひと)だけ



   "自分で自由に決められるのも"


   "「言語」という意味で言葉を話せるのも"


    「知恵」? 「知識」?

     「思考できる」?

   なんか「複雑なのが好き」なのも


    人間(ひと)だけ だよね。



   「動物」って もっとシンプル。


     本来 それでいいのに

    逆に私達の方が馬鹿みたいだよね


  「自ら奈落の底へ堕ちれる」のって人間だけかも


    「苦しむ」のも好きだし

    「騙される」のも好き

  

  これでもか、っていうくらいえげつない目に遭うとか

  虐げられるのも好きだし   うん


    まあ 「好き」なんだよなぁ

   飽きずにずっと繰り返せるんだから



   ん?



  まあ  それはいいとして。



   

     質問 なんだったっけ?



   

   あー 「交わりの意味」



    「意味」? だったっけ?



     でも「意味」って言っちゃうと

  それ「人によって違う」よね うん



    あ、そうそう

   「そもそもの地点に立って観るこたえ」か


    


    その「エネルギー」は

     「なに」なのか


    それか。



   ん?



     じゃあ




「   簡単、 じゃん? 」


「え?………纏まったの?とりあえず、どうぞ。」


「    ありがとう。 」


 レナは とっくにお茶とオヤツのおかわりを用意していて、私の顔を見ながら少しずつ つまみ始めている。


 勿論、それは私の眼に 映っているけれど

 くるくると廻るスペースは順調に カケラを纏めているから。


 返事をしたまま、まだどちらにも手を付けずに

じっとその「簡単なこたえ」を 具体的な形に練ってみる。



「   ふむ。 」


「ふふ。」


 そして、そんな私を見ながらお茶をしているレナを横目に映しながら

 カチカチと「シンプルなこたえ」を纏めて。


 その出来栄えに自分でも眼をウロウロさせながら

 ゆっくりと 口を開いたんだ。


    

     


 



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