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自称「平凡」の家柄最強Sランク高校生は、大企業の陰謀を完膚なきまでにぶっつぶす  作者: マナシロカナタ(かなたん)★ネコタマ3巻&恋AIフラグ1巻★発売
第4章 学園のアイドルを買ってしまった・・・

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第39話 美少女JKのSNS事情

「あの~~? サンキューするのは神様に祈った『わ・た・し』にじゃないかな? ないかな?」


「もちろん、神様パワーを引き寄せてくれてサンキューな、桃香」

「えへへ〜」


 だけど俺の一言で桃花はすぐに笑顔に戻った。

 十中八九、怒った振りをしていただけだろう。


「そういやパフェってパーフェクトが語源なんだってな。正確にはフランス語でパーフェクトって意味のパルフェらしいけど」


「わっ! フランス語っていうだけで、おしゃれ度が青天井なんだけど~!」

「それな」


 なんて友だち同士の、全然なんでもないやり取りをしながら。

 俺たちは2人がけの向かい合い席が空いていたところに、ドンピシャで滑り込んだ。


 早速、2人して限定パフェを注文する。


 しばらくして運ばれてきたのは、イチゴやバナナだけでなく、マンゴーやらメロンといった見目鮮やかなフルーツが何種類も載った、キラキラ感満載の美味しそうなフルーツパフェだった。


 山盛りフルーツの間にはさらに、クリームで作られた可愛らしいデフォルメされたクマの顔が、ちょこんと置かれている。


「わっ、すっごくいい感じ〜♪」

「クマがいるな」


「可愛いクマさんだね~♪ ウォンウォン♪」

「ウォンウォン? なんだそれ?」


「え、クマの鳴き声だけど。ウォンウォン♪」

「クマはそんな声で鳴かないだろ?」


「じゃあなんて鳴くの?」

「や、俺も詳しくは知らないんだが、赤ちゃんの泣き声のような声ってのは聞いたことがあるな」


「じゃあオギャーってこと? クマってオギャーって鳴くの?」

「さすがにオギャーではないと思うんだが、どうだろう……?」


「じゃあとりあえずウォンウォンでいいんじゃない?」

「まぁ俺は特に気にはしないから、それでいいぞ? 『ウォンウォン』がなんなのかを単に知りたかっただけだからさ」


 なんて会話をしつつ早速、桃花がスマホでパフェの撮影を始めた。

 角度や距離を微妙に変えては、見事なパフェを何枚も精力的に撮影していく。


 俺はその間は食べずに、桃花の撮影が終わるのを待った。

 先に食べていても、おそらく桃花は気にしないだろう。


 だが美少女が楽しそうに撮影会をしているのを見るのも、それはそれで眼福というものだろう?


「SNSにでもあげるのか?」


 あまりに熱心に撮影しているので、気になって尋ねてみる。


「ううん。グループラインで友だちと共有するの」

「そっちか。っていうかSNSはやってないのか?」


 そういや桃花がSNSをやっているところはあまり見ないなと、ふと思い出す。

 たまに見ていることはあるようだが、ファボしているくらいで、自分から発信している姿は一度も見かけたことがなかった。


「SNSは面倒が多いから、友だちだけフォローしてファボ専なんだよねー」

「面倒? どうして? SNSで発信なんて、そんなに面倒でもないだろ?」


 それこそ文字を打って画像を選んで、投稿ボタンを押すだけだ。

 老若男女問わず誰でも簡単にできる。


 とはいえ俺は実を言うと、SNSはほとんどしていないのだが。

 俺の場合は純粋に時間がないんだよな。


 俺は凡人だから、時間をかけて努力しないといけないから。


 しかし時間がないってだけの、突き詰めればどうでもいい理由の俺とは違って、桃花はかなり深刻な問題を抱えていた。


「そうじゃなくてね。変な男の人に絡まれちゃうから」

「ああ、そっちか。面倒ってそういう意味な。了解。まったく、女子は大変だよなぁ」


「あはは、まーねー」


 特に桃花のようにとびっきり可愛い女の子ともなれば、なおさらだろう。


 何気なく自撮り画像でもアップして、ストーカー気質のやばい男に見初められて、背景から家を割り出されて凸でもされたら、たしかに面倒だ。


 というか下手したら命に関わる。


 いや、今の口ぶりからするにそこまでのことではないにしても、過去に面倒な男に絡まれたことがあるのかもしれなかった。


 可愛すぎてSNSすら普通にはできない桃花に、俺は少なくない同情を感じてしまう。


 とはいえ、あまり深堀りして嫌な記憶を呼び起こすのもなんだと思ったので、俺はこの会話はサラっと流して終わらせることにした。

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お小遣い月1000万円の親ガチャSSRの俺が【お嫁さん検定1位】の美少女を買ったわけ。「町工場の乗っ取りとか、俺が絶対にさせないから」
カクヨムで先行連載しているので、お気に入り登録&評価してねっ♪
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