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自称「平凡」の家柄最強Sランク高校生は、大企業の陰謀を完膚なきまでにぶっつぶす  作者: マナシロカナタ(かなたん)★ネコタマ3巻&恋AIフラグ1巻★発売
第4章 学園のアイドルを買ってしまった・・・

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第32話 ざわつく教室

「ちょっと桃花ってば、やっぱりじゃんか~♪」

「ついに桃花を射止める男子が出てきたかぁ」

「お相手は獅童くんかぁ。なるほどねぇ」

「もちろん言い訳は用意してあるんだよね? さ、詳しく聞かせなさいよ?」


 教室に入った途端、女子たちが目の色を変えて盛り上がった。


「違うから~! 言い訳もなにも、正道くんとは普通のお友だちですぅ!」


 桃花はもちろん純然たる事実を伝えたのだが。


「普通のお友だち、ねぇ……?」

「名前で呼び合ってるのに?」

「正道くんだって~♪」

「やーん、メローい♪」


「友だちだからそれくらい普通だってば~!」


 逆に言質を取られてしまう形となり、女子たちはそれはもうキャイキャイと楽しそうに盛り上がる。


 対して男子は一様に沈んでいた。


「ま、そうだよな……そうなるよな……」

「昨日はたまたまだと思ってたけど、たまたま名前で呼び合うとかあるわけないよな……」

「ははっ、獅童なら花宮さんともお似合いだよ」

「入試トップで入学。部活の助っ人に呼ばれるくらい運動は何でもできる。イケメンで明るくて爽やか。背も高いし、イケボ。面倒見がよくてクラス委員にだって立候補する。俺らが獅童に勝てる要素あるか?」

「ないな、うん……や、ガチで……」


「いやいや、勘違いだからな? 昨日も言っただろ。桃花とはクラスメイトで、ただの友だちだっての」


「いいさ、獅童。お前ならまだ諦めもつくってもんだ」

「おうよ……」

「獅童、俺たちを代表して花宮さんを頼んだぞ」

「間違っても花宮さんを泣かせるんじゃねぇぞ。男と男の約束だ」


「お、おう……」


 真剣な顔で拳をずいっと出されたので、俺もこぶしを握ってコツンと合わせる。


 図らずも切なる思いを託されてしまい、俺はこれ以上の説明をするのが申し訳なくなってしまい、小さなうなずきを返した。

 ま、俺と桃花がただの友だちってことは、すぐにわかることだろうさ。


 そして桃花には桃花の。

 俺には俺の、交友関係と高校生活がある。


 校内では特にやり取りをすることもなく、授業や休み時間を終え。

 クラスの中にも「あれ? この2人、本当にただの友だちじゃね?」的な雰囲気が出始めた放課後。


「正道くん、一緒に帰ろっ♪」


 俺の席まで軽やかにやってきた桃花が、俺を帰りのパートナーに誘ったことで、そういった空気は見事に霧散した。

 朝と同じく、教室中の視線が俺と桃花に集中する。


「なぁ、桃花?」


 こうなることくらい、桃花がわかっていないはずがない――と思う。


 なにせ自分の可愛さをしっかりと理解している桃花だ。

 周りからどう見られるかを桃花は熟知している。


 ということは、わかっていながら敢えてやっているのか?

 いったい何のために?


 桃花の顔をジッと見ながら、その理由を考えていたのだが、


「なに?」

 桃花はのほほんと小首をかしげた。


 ……ま、いいか。


「いや、なんでもない」

「そう? じゃあ帰ろっ♪」


 友だちなら一緒に帰っても変じゃない。


 実際、2人だったりグループだったりと、付き合っていなくても男女で一緒に帰る生徒はいる。

 ということは桃花はただ、友だちと一緒に帰ろうと誘っているだけで、逆に俺の方が変に意識しすぎているのかもしれなかった。


「そうだな」


 だから俺は桃花の申し出を了承すると、立ち上がった。


「帰りに寄りたいところがあるんだよね。正道くん、付き合ってくれないかな?」

「OK了解」


 というわけで、今日も俺は桃花と一緒に帰ることになった。


 そして桃花に連れられて向かった先とは――

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お小遣い月1000万円の親ガチャSSRの俺が【お嫁さん検定1位】の美少女を買ったわけ。「町工場の乗っ取りとか、俺が絶対にさせないから」
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