表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自称「平凡」の家柄最強Sランク高校生は、大企業の陰謀を完膚なきまでにぶっつぶす  作者: マナシロカナタ(かなたん)★ネコタマ3巻&恋AIフラグ1巻★発売
第3章 お住まいはタワマンですが?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
29/46

第29話◇桃花 SIDE☆ 夢を見ていた――

◇桃花 SIDE☆


 夢を見ていた。


 夢と言っても遠い将来の妄想だったり、小さな子供の頃の思い出じゃない。

 ついさっきまで現実だった夢。


 正道くんとのベッドでの睦みごとを、わたしはまるで映画を見ているかのように、第三者的な視線で夢の中で追体験していた。


「ごめん、今のは責めたわけじゃないんだ。ただ知って欲しかったんだ。俺は桃花に幸せになって欲しいってことをさ」


 正道くんがわたしの身体に手を回して抱き留める。


「はわ――っ」


 至近で見つめられて、優しい声で語り掛けられて。

 わたしの胸は「ドキン!」と一際、大きく高鳴った。


「俺に感謝してくれるのは嬉しい。でも変な恩義とかは感じないで欲しいんだ。俺と桃花は友だちだろ? 友だちってのはどっちが上とか下とかじゃなくて、対等な関係なんだから」


 正道くんが優しい言葉をかけてくるたびに、胸がドキドキして、ふわふわして、キュンキュンしてくる。

 さっきはもう必死の必死のビッグウェーブで覚悟が決まってて、それどころじゃなかったからわからなかったけど。


 今ならわかる。

 わたしはすっごくドキドキしていた。

 とっても胸を高鳴らせていた。

 めちゃくちゃキュンキュンしていた。


 端的に言うと――正道くんに恋しちゃってた。


 心臓の音、聞かれてなかったかな?

 うわーん、ハズいよぉ!


 身体も熱い。

 顔が真っ赤になっている。


 漏れ入る月明かりしかない、ほぼほぼ暗闇でよかったね。

 おかげで真っ赤な顔を見られなかったもん。


 でもでも、汗の匂いとかしてなかったかな?

 気になる~!


 内心でわたしがドキドキしているなんて知らずに、正道くんはとてもやさしい声で、友だちは対等な関係なのだと諭してくる。

 だからこの言葉はすごく勇気を出していった言葉だった。


「正道くんって超・超・超真面目くんだよね。黙ってたら『お嫁さん検定1位』の学園のアイドルとえっちなことができたのに。そんなだと人生損しちゃうよ?」


 こんなえっちなセリフが自分の口から出るなんて、びっくり!

 恋は盲目ってこういうことを言うのかな?


 うん、そう。

 わたしは正道くんに恋してしまったのだ。


 だけど同時に。

 どこまでも完璧な正道くんに、わたしはなんとなく危ういところがあるように感じていた。


 なんて言うのかな?

 あまりに完璧すぎる?

 強迫観念?

 正しくあろうとする意識が強すぎるって言うか?


 もちろんなんとなく思っただけだし、正しくあろうとすることはいいことだし、誇ることだと思う。


 だけど完璧すぎる正道くんが、どこか無理をしている気がして――


 もちろんこれはわたしのただの想像でしかない。

 言ってみればただの勘。

 正道くんはただただ完璧な存在なのかもしれない。


 だけどもし無理をしているのなら――わたしが支えてあげようと思った。

 だってわたしは友だちだから。

 友だちが困っていたら助けてあげるもんだもんね。


 そう、わたしたちは友だち。

 恋人ではない。

 だから友だちとして、何かできることをしてあげたい。


 ただの友だちにすぎないことを少しだけ残念に思いながら、わたしは夢の中でもう一人のわたしを見続けていた――


◇桃花 SIDE END☆


3章終了です!

ブクマ&★、よろしくです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブックマーク&★★★★★(評価)お願いします♪
お小遣い月1000万円の親ガチャSSRの俺が【お嫁さん検定1位】の美少女を買ったわけ。「町工場の乗っ取りとか、俺が絶対にさせないから」
カクヨムで先行連載しているので、お気に入り登録&評価してねっ♪
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ