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自称「平凡」の家柄最強Sランク高校生は、大企業の陰謀を完膚なきまでにぶっつぶす  作者: マナシロカナタ(かなたん)★ネコタマ3巻&恋AIフラグ1巻★発売
第3章 お住まいはタワマンですが?

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第24話 桃花の宿題、正道の心の闇

「それなら桃花は宿題まだ終わってないだろ? せっかくだし見てやるよ」

「……」


 俺の高校生らしい提案に、しかし桃花は真顔になって黙り込んだ。 


「どうした? もしかしてもう宿題は終わったのか?」

「ううん、終わってないけど……」


「じゃあ宿題をやろう。数学は明日もあるしな。ちゃんとやっておかないと、数学は積み重ねの教科だから、1年の春につまづいたらこの先大変だ」


「はい……そう……ですね……」

「おう。じゃあやるか」

「うん……やる……」


 というわけで、寝る前に桃花の宿題を見てあげた。


……

…………

………………


「はい、正解。これで全部終了だ。頑張ったな!」


 最初こそテンションが低かった桃花だが、根が真面目なんだろう、途中からは真剣に勉強に打ち込んでいた。


「もぅ、すっごくはかどったよ~! ありがとう正道くん。正道くんは本当に頭いいよね。さすがは学年首席って思ったし♪」


「別にたいしたことじゃないさ」


「さすが学年首席は言うことが違うねー♪ そうやって、いろんな女の子の宿題を見てあげてるんでしょ?」


「や、女子の宿題を見てあげたのは桃花が初めてだと思うぞ」

「そ、そうなんだ? えへへ、初めてなんだ……♪ えへっ」


「さてと、明日も学校だしそろそろ寝るか」

「そうだね」


「さっき説明したように、桃花は客間のベッドを使ってくれな」

「うん」


 俺は自分の部屋で。

 桃花は客間のベッドで。


 それぞれ別々の部屋で寝る。

 一緒に寝たりはしない。

 恋人でもないんだから当たり前だ。


 最上階ワンフロア貸し切りの一人暮らしだから、部屋も余っているしな。


「おやすみ桃花」

「おやすみなさい、正道くん」


 桃花と別れ、俺は自分の部屋に戻った。


 スマホを見ると桃花からラインで「おやすみなさい」のスタンプが送られてきている。


「さっきそこで挨拶したとこだってのに、律儀だなぁ」


 俺は苦笑しながら「おやすみ」のスタンプを返すと、即座に既読が付いたのを確認してから部屋の電気を消した。


 そして真っ暗な部屋でベッドに一人寝ころびながら、俺は今日のことを――ほとんどが桃花とのあれやこれやだ――を思い返していた。


「なんか想定外のことになったな。全然、こんなつもりじゃなかったんだけど」


 俺が助けてやったんだ感謝しろ――などと恩着せがましく桃花に接するつもりなんて、微塵もなかった。

 理不尽に苦しむクラスメイトを助けられるなら助けたい、ただそれだけだったのに。


 だけど――


「結果として、俺は桃花を5000万円で買ったことになるんだよな」


 俺が思っていなくとも、少なくとも桃花はそう感じているのが伝わってくるし、周囲からもそう見えてしまう。

 これは客観的な事実だった。


 女の子を金で買う。

 表現からして最悪だ。

 しかも俺が稼いだ金ではなく、親の金でだ。

 本当に聞こえが悪すぎる。


 俺なりに「正しい道」を行こうとしたはずが、どうしてこうなった?


「こんなこともスマートにやれないなんて、やっぱり俺はどうしようもない凡人だよな」


 自然と自嘲が漏れ出でる。

 もしこれが父さんや修二――双子の弟なら、もっとスマートに解決することだろう。


「せめてまっすぐに生きることだけは負けたくないって思っても――俺は結局それすらも満足にこなせないのか」


 今日という日の最後に、呪いのような劣等コンプレックスをわずかに覚えながら、俺は眠りへと落ちていった――

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お小遣い月1000万円の親ガチャSSRの俺が【お嫁さん検定1位】の美少女を買ったわけ。「町工場の乗っ取りとか、俺が絶対にさせないから」
カクヨムで先行連載しているので、お気に入り登録&評価してねっ♪
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今日ランキング見てみたら週間17位でしたね! このまま10位以内へ行け〜!がんばれ〜!
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