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自称「平凡」の家柄最強Sランク高校生は、大企業の陰謀を完膚なきまでにぶっつぶす  作者: マナシロカナタ(かなたん)★ネコタマ3巻&恋AIフラグ1巻★発売
第3章 お住まいはタワマンですが?

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第18話「そりゃ、自分の家に女の子が来たら正道くんも気になって当然だと思うけど。わ、わたし可愛いし……?」

「というかそもそも新聞は読まないし?」

「今時の高校生は、あまり新聞は読まないよな」


「あはは、なにそれー? そういう正道くんも今時の高校生でしょ?」

 桃花がおかしそうに笑う。


「親の影響で物心ついたころから日経新聞を読んでいたからさ。門前の小僧習わぬ経を読むってな。今でも習慣づいてるんだ」


「ふぅん、そうなんだ。じゃあせっかくだし、わたしもちょっと見てみようかな? 正道くんがどんなのを読んでるのか興味あるし」


「いいんじゃないか。なんでも体験は大事だぞ」


 桃花は片付けの手を止めると、ちょうど手に持っていた新聞の紙面に目を向けた。


「ええっと、なになに……『レアアース代替技術に投資加速、国も支援。サプライチェーンの強靭化と両輪で』……あのさ?」


「どうした? 何かわからないことがあったら聞いてくれ。たいていのことは説明できると思うから」


「そうじゃなくてね。正道くんはこれを読んで楽しいの?」


 新聞の一面トップの見出しだけ読んで顔を上げた桃花が、心底不思議そうにつぶやいた。


「別に楽しさを求めているわけじゃないよ。面白い……興味深くはあるけどな。社会が今どうなっているか、今後どうなろうとしているのかを知れるのは、面白いだろ?」


「うーん、どうかなぁ……? よくわからないけど、楽しくないのに読むなんて偉いんだね、正道くんは。それはそれとして。古いのは読まないだろうし、2,3日分を残してまとめて縛っちゃうね」


 桃花はさほど興味がなさそうに言うと、記事を読み込むこともなく新聞縛りを再開した。


「よろしく頼むな」


 そして桃花は新聞を手際よく片付けると、読みかけの本や雑誌も空いている本棚に綺麗にしまってくれた。

 そして俺はというと、そんな桃花をジッと観察していた。


「ふむ……ふむ……」

「…………」


 そしてこれまた雑に置かれていたカップ麺だのお菓子だのを。桃花は賞味期限を確認して古いものから手前になるように食料庫に入れると、掃除機をかけようとして──


「あの! なんでずっとわたしに着いてきて、ジーっと見てくるのかな? じっくり見られてると、すっごく恥ずかしいんだけどぉ!」


 突然、バッと勢いよく俺を振り返った桃花が、うがー! と吠えた。


「悪い、気が散ったか?」


「気が散るっていうか、気になるっていうか。そりゃ、自分の家に女の子が来たら正道くんも気になって当然だと思うけど。わ、わたし可愛いし……?」


「桃花の動きを見て、効率いい掃除の動きを覚えてたんだ」


「そりゃあわたしだって、スパダリ系ティーンズラブ漫画みたいにお礼と称して強引に『そういうこと』されるかもって、ちょっとは覚悟してたりもしてるんだけど――えっ?」


 なにやら小声でもにょもにょと独り言を言っていた桃花が、きょとんとした顔を見せた。


「正解を見れば、ある程度はできるようになるだろうからさ。自分なりに意図を考えつつ、分からないところは聞きながら、桃花の掃除テクニックを吸収しようとしていたんだ」


「あ、そういうあれね……」


「なにせ実家じゃ家事は、俺の見えないところでお手伝いさんが全部やってくれたからさ。真似る機会も必要もなかったんだよなぁ」


 だから今回、桃花に家事を手伝ってもらおうと考えたわけで。


「あ……うん……」


「正解を見さえすれば、1人でもそれなりにはできるようになると思って、スペシャリストの桃花の動きを観察していたんだ」


 桃花がいなくなった後のことを考えれば、今のうちにある程度の家事スキルを習得しておくに越したことはない。


「別にわたしはスペシャリストってわけじゃないんだけど? 家でやってるだけだし」


「謙遜する必要はないさ。少し動きを見ただけでわかった。手慣れていて、思考や行動に無駄がない。目の前で観察していた俺が言うんだから間違いないよ。自信を持っていい」


「えへへ、褒めてくれて……ありがと」


 俺が太鼓判を押すと、桃花が上目遣いになりながらこくんと頷いた。

 可愛らしいことこの上なく、つい見とれそうになってしまう。


「っと、そういやさっき何か言いかけてたよな? たしか女の子を家にどうのこうの――」

励みになりますので、ぜひぜひ

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お小遣い月1000万円の親ガチャSSRの俺が【お嫁さん検定1位】の美少女を買ったわけ。「町工場の乗っ取りとか、俺が絶対にさせないから」
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