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自称「平凡」の家柄最強Sランク高校生は、大企業の陰謀を完膚なきまでにぶっつぶす  作者: マナシロカナタ(かなたん)★ネコタマ3巻&恋AIフラグ1巻★発売
第2章 クラスメイトの学園のアイドルが、俺のお世話をしてくれることになった件。

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第14話「じ、自分で!? 自家発電ってこと!? はうぅん!」

「う、うん。わたしが使えるのは身体しかないし……」

「まぁ身体は使ってもらうかな?」


 家事仕事だからな。

 身体を使ってなんぼだろう。


「だ、だよね。わたしも覚悟はしてたからっ!」


「いや、覚悟がいるなら、別にやってもらわなくてもいいよ。元々は自分ですべきことだし」


「じ、自分で!? 自家発電ってこと!? はうぅん!」

 桃花の顔が今日イチで真っ赤になった。


「自家発電? さっきから何の話だ?」

「そんなのオナ――やだもうっ! 女の子に恥ずかしいこと言わさないでよねっ! 正道くんのえっち!」


「ええと? なにか俺と桃花の間で、小さくない解釈違いがあるような気がするんだが……? 俺としては一人暮らしをしているから、家事をやってもらえたら助かるなって、そう思っただけなんだけど」


「……え? 家事って……?」

 桃花がきょとんとした顔で尋ねてきた。


「家事っていえばそりゃ部屋の片づけとか、掃除とか、洗濯とか、料理とかかな。ハウスワーク。そういう身の回りの世話をしてもらえたら助かるなって」


「あ、お世話ってそういう――」

「他に何かあるか?」


「そ、そんなのありませんですぅ! ちゃんとわかってましたもんね~! 邪推するのはよくないと思うな~!」


「そ、そうか? ならいいんだけど」

「いいんですぅ!」


 桃花がなぜか鼻息も荒く言った。

 なにをそんなに興奮しているんだろうか?


「でもさ。そんな家政婦みたいなことを、クラスメイトにはさせられないだろ?」


 家政婦は家事作業のプロで、それでお金をもらうお仕事だ。

 クラスメイトの女子高生に、借金返済のお礼と称して無償奉仕させるものでは決してない。


 それじゃあまるで、俺がクラスメイトの女の子を金で買ったみたいじゃないか。

 俺は何様だ?


 だけど――


「家事ってことならわたしに任せてよ。こう見えて、料理も洗濯もお掃除も得意なんだから。最近はずっと工場のお手伝いに出てたお母さんに代わって、わたしが家を切り盛りしてたんだからね」


 桃花はすっかり乗り気な様子で、両の拳を胸の前でギュっと握ってやる気アピールを見せてくる。


「だからクラスメイトに、そんなことはさせられないってば」


「正道くんは家事が苦手で、手伝って欲しいんでしょ? そしてわたしは家事が得意。だったらお礼としてわたしが家事を手伝うのって普通じゃない?」


「それ、さっき俺が言ったみたいな言い方だな?」


「だって正道くんの真似をしたんだもーん♪ 期間は……そうだね、最低でも5カ月かな?」


 それは借金を払うのに必要だった、俺のおこづかいの期間だ。


「5カ月には5カ月で返すってことか」


 理にかなっているといえば、理にかなっている……んだろうか?

 ともあれ桃花はもうすっかりその気なようで、


「そうと決まれば早速、正道くんの家に行こうっ♪」


 完全に乗り気で言うと、桃花は席を立って俺の手を握ってきた。

 朝の校門でも手を握ってきたし、桃花って割とナチュラルにスキンシップしてくるよな。


 桃花は可愛いのもあって、なんだかんだでドキドキしてしまう俺だ。


 もちろん桃花との間に恋愛関係はない。

 俺はただの恩人で、桃花は恩を返そうとしているだけだ。


 そこだけははき違えてはいけない。

 でなければ俺はクラスの女の子を、本当に金で買った男になり下がってしまう。


 それは俺の進むべき「正しい道」ではないのだから。


 そして桃花の中ではもう、俺のお世話をすることが確定事項になっているようだった。


「そこまで言うなら、5か月間――もしくは桃花の気が済むまで、お世話してもらおうかな」

「任せて、正道くん。もう一から十までぜ~んぶ、お世話しちゃうんだから♪」


 自信を示すように、握った桃花の手にキュッと力が入った。


「止めたくなったらいつでも言ってくれな。クラスメイトに――友達に強要だけはしたくないからさ」

「うん、わかった」


 というわけで。

『お嫁さん検定1位』のクラスメイトが、俺のお世話をしてくれることになった。


 なんだかお金で女の子を買ったみたいで、少し気が乗らないところもあるものの。

 桃花本人はすっかり乗り気だし、気が済むまでは好きにやってもらおうと思って、俺は深く考えるのをやめたのだった。


これにて第2章が終了となります。


次回はついに正道の「親ガチャSSRハウス」がお披露目です!

気に入ってくれたらぜひぜひブックマークと「★★★★★(評価)」を入れてくれたら嬉しいです♪


今作は超自信作でランキング上位入りしたいので、なにとぞ~~!(>_<)

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お小遣い月1000万円の親ガチャSSRの俺が【お嫁さん検定1位】の美少女を買ったわけ。「町工場の乗っ取りとか、俺が絶対にさせないから」
カクヨムで先行連載しているので、お気に入り登録&評価してねっ♪
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自家発電は草
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