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はなやぎ館の箱庭  作者: 日三十 皐月
第3章 「箱庭の連想」

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第28話(4)






おその

〔おーい〕

〔さっき連絡あったんだけど、何かじいちゃんとこに届け物してくれるらしいね ありがと〕



蛍

〔役に立てるならお安い御用なんやで〕


潮

〔ちなみにそんな感じでこれまでパン屋、喫茶店、豆腐屋と何故か頼まれごとをこなしていくクエストをしてたんで〕

〔和菓子屋でも何か頼まれごとないかな?と思ったんだけど〕

〔あのさぁ 何かないかな?〕


おその

〔突然クエスト募集してきて草〕

〔なんやこいつ〕

〔人助けして気持ち良くなってません?〕


蛍

〔クエスト報酬があまりにも良すぎたンゴねぇ〕


おその

〔何かないかな?じゃないのよ〕

〔ないない君か貴様〕

〔あるものを数えなさいよ 此処まで得てきたもんが有るんでしょうが〕


潮

〔ぐっ…〕

〔ぐう正論ですわ〕


おその

〔まぁでもそれはそれとして〕

〔お願いしたいことあったから、お願いしていいかな?〕


蛍

〔有るんかい〕


潮

〔もういっそやらせてくれよそれは〕


おその

〔ガチ感謝〕

〔三毛のところがはなやぎ弁当が好評すぎて用意してた分がもう売り切れそうってことで、そうなった時の為に用意してた筍ご飯弁当を今から出すらしいんだけど〕

〔持ち帰り用の紙袋を切らしちゃいそうらしい〕


潮

〔ほう〕


おその

〔ワイは今グッズ引き換え所のとこにいて動けないので〕

〔和菓子屋で紙袋受け取ったら、持って行ってもらってもいいっすか〕


あまねん

〔いいよ~!もちろんお手伝いさせて!〕


おその

〔あざすあざす〕

〔ボランティアの人に頼もうと思ってたんやが、皆さん持ち場回りで忙しそうなもんで〕

〔クエスト募集してるってんなら、すまんが頼まれてくだせぇ〕

〔ちなみに忙しすぎてメッセ一旦やめます 緊急クエスト投げてすまん じゃ!!よろしく!!〕


潮

〔全然ええやで 任せんかい〕

〔って打ってる間にもう行ってて草〕


蛍

〔えー、緊クエ受注完了…っと〕


あまねん

〔じゃぁ、ひとまず和菓子屋さん目指そう!〕

〔はなやぎ弁当売り切れちゃいそうってことだったけど、筍ごはん弁当も美味しそう~!〕


蛍

〔筍ごはん弁当が出現したり、たたでさえ春祭りのメインストーリーも面白いのに〕

〔店の人のお願いごとを聞いて回るっていうサブクエも楽しいのやばいなこれ〕


かのあるふぁ

〔ここから更にドンパチとかいうメインストーリー解放されるのマジ?!!〕

〔アッツーーーーーー!!!〕


潮

〔おそのの春祭り、突然のRPG化〕

〔商店街物語~レッツゴードンパチ!春祭り編~とかどう?シリーズ化できるで〕


蛍

〔タイトルださ〕


潮

〔#^ふ^#〕


かのあるふぁ

〔*^ヴ^*〕


潮

〔鼻クソついてんぞ〕


かのあるふぁ

〔ホントだ!!!〕



蛍

〔ほんじゃ 張り切ってクエスト進めていきまっしょい〕


あまねん

〔そだね!〕

〔とりあえず、おその無理せずね~!〕


潮

〔豆腐も紙袋も任せとけーい〕


おその

〔すまんよろ!〕

〔ちな商店街物語、タイトルさえ何とかすればアリ〕


蛍

〔まだおったんかい〕


潮

〔#^ゑ^#〕


かのあるふぁ

〔*^び^#〕


おその

〔@^ぬ^@〕









「こんにちはー。白玉用のお豆腐持ってきましたー」



ーーー和菓子屋にて。


潮達が豆腐屋から預かってきた保冷バッグを携えて店内に入ると、お客さんで賑わう中、おそのの祖父は嬉しそうに出迎えてくれた。



「おー!いらっしゃい!頼まれごとを引き受けてくれたとさっき連絡があってよぉ、わざわざ済まなかった!」


「いやいや、むしろ我々の方から何かないか聞いて引き受けたことなんで、お気遣いなくです。しかし盛況ですね」


「有難ぇことにな。おそのの考えたメニューはいつも俺にとって真新しくて、お客さんにも受けが良い。俺ぁ素晴らしい孫を持って幸せもんだ」



おそのの考案したメニュー、ミニ鯛焼きが描かれた看板を指さして、おそのの祖父は満足げに続ける。



「俺の時から足繁く通ってくれる常連だけじゃぁない。おそのの考える和菓子を目当てに来る若い子たちがたくさんいる…知らない間にSNSってやつでお客さんに知らせて、来てくれた人に笑顔で御礼を言って、次はどんなメニューにしようかななんて考えてんだ。

あの子はもう、立派な店主だ。俺ぁもう、心残りなんてもんはどこにもない」


「じっちゃん、心残りはなくても、見続けたい景色はあるでしょう。長生きしてくださいよ」



涙ぐんだおそのの祖父の背を、潮が優しく撫でる。

「俺の仏前にはこのミニ鯛焼きのチラシを飾ってくれ」と言った祖父にうんうんと頷いて、潮は改めて豆腐を手渡した。



「まだまだ忙しくて腰も落ち着かないでしょうが、どうか無理はせず」


「ありがとよ…白玉入り餡子のミニ鯛焼きが思ったより売れてな。これでいますぐ仕込めば夜また食べてもらえるってもんだ!最後の大仕事のつもりで駆け抜けるから、潮ちゃんたちも春祭り全力で楽しんでくれよ」


「じっちゃん…」


「俺ぁ、おそのの考えたメニューを1人でも多くの人に食べてもらいてぇんだ。今渡せなくて申し訳ないんだが、夜はまたドンパチ食べに行くかい?そん時にでも用意しとくから食べてくれ。持ってきてくれた御礼だ」


「いやぁ、申し訳ないですよって言いたいところですけど、すんませんそれはマジで食べたい。じっちゃん、ありがとうございます」


「何を言うんだ。雑用任せてすまなかったな!ありがとよ!」



再び厨房の中へと戻って行ったおそのの祖父に手を振っていると、横からすっと男性が現れた。

和菓子屋の制服を身に纏ったその人は、目鼻立ちがおそのに良く似ていた。



「ーーー初めまして。はなやぎ館の皆さんですね。いつもそのがお世話になってます、そのの父です」


「おお…!初めまして。こちらこそ、いつも大切な娘さんを預からせて頂いてます。シェアハウスの管理をしてます、日下部潮です」



おそのの父が潮に向かって深々と頭を下げ、潮たちも同じほど頭を下げる。



「素敵な日々を過ごさせて頂いてると、本人から常々聞いてます。本当にありがとうございます。今日いらしたら御礼を渡そうと思ってました。良かったら受け取ってください」


「ええぇ?!でかぁ!!いやいや、さすがに受け取れませんよ…!」


「いえ。ささやかながら感謝の気持ちです。そのが和菓子屋で頑張って、こうして伝統の春祭りを一生懸命盛り上げることになれたのも、ひとえに皆さんのお陰だと思ってます。今から夏になりますがクーラーがかかったりで肌寒くなると思うんで、良かったら皆さんで使ってください」



あまりにもでかすぎる紙袋を差し出されて、分かりやすく狼狽える面々。

すると、受け取らない潮の代わりにかのあが元気よく受け取った。



「おそのちゃんにはいつもお世話されてます!!!ありがたく頂きます!!!」


「あ、はい…こちらこそ…ん?お世話されてる…?」


「おい、お父さん困惑してるだろやめんか貴様」


「だって!!お気持ちだって言ってるのに受け取らないのは逆に失礼でそ!!」


「お前バカこの…ほんと、公衆の面前でこんなバカでかい声出すやつと共同生活させててすみません」


「いやいや。本人からシェアハウスの話を聞けば聞くほど楽しそうで、娘が素敵なお友達に恵まれているのは親として幸せなことです」


「そう言って頂けると救われます。では…ありがたく頂きます。ありがとうございます」


「こちらこそ」



丁寧な御礼を受けて、改めて神妙に受け取る潮。

それから、大きな紙袋を見つめて「ああ」と思い出したように続ける。



「このタイミングで申し訳ないんですが、そう、紙袋…。料亭の方に紙袋を届けてほしいとおそのからお願いされてるんですが、預かってもいいですか」


「ああ、そうだそうだ。そんな連絡がさっきあったような…ちょっと待ってくださいね」



慣れない接客と店仕事に、わたわたしている様子のおそのの父。

微笑ましいその様子を見つめながら待っていると、パートさんとレジ作業を交代したおそのの母がやってきた。



「潮ちゃーん!お豆腐持ってきてくれてありがとう…!紙袋の件も、おそのから聞いたわ。楽しいお祭りの最中に何度も雑用お願いすることになってごめんなさいね」


「いえいえ、こちらから頼まれごとがないか聞いてのことなので。お役に立てたなら何よりです」


「いつもありがとう。そしたらじゃぁこれ、紙袋。お願いしてもいいかしら」


「もちろんです」


「あとこれね、よもぎ餅!カップにしたら持ち帰りやすくて食べやすいんじゃないかっておそのが言ってね。この形にしたの。良かったら持ってって!」


「いや、ちょっと。ちょっと待ってください、貰いすぎ…」


「じゃぁ!ごめんなさいねバタバタしてて!また改めて御礼させてね!本当にありがとう!お祭り楽しんで~!」



潮が言い切る前にばたばたとレジへ戻って行ってしまったおそのの母を見送り、再び与えられた報酬を抱えてそのまま呆然と店を後にする。



「あの、ちゃうねん…クエスト報酬がーとか言ってたけど、冗談ですやん…こんなにがっつり貰っちゃったら善意のお手伝いの意味ないですやん…」


「こっちが申し訳なくなるくらいの御礼フィーバーですなぁ」


「こんなはずじゃなかったんや…もっとスマートに、フラットにやるべきだったんや…」


「何か買って帰ろうと思ったけど、忙しそうすぎて無理だったね。また改めて御礼も兼ねて買いに行きましょうや」


「いえーーーい!!!てかもうとりあえずサブクエ全部クリアしよ!?それで、よもぎ餅食べよ?!」


「お前って人間はガチで…」


「ま、まぁまぁ!今はかのあの言う通りかな~。テイクアウトの紙袋、とりあえず急いで渡しに行こっか」



ーーー最後に改めて和菓子屋へ向かってぺこりと頭を下げて、続いては料亭の方へと向かう。

歩く道すがら、よもぎ餅を一旦周に預けて、潮はまず紙袋の中身を確認することに。



「ちょっと待ってこれさ、マジで何が入ってるんだ…?デカすぎんだろ…」


「皆で使ってって言ってたよ!!お菓子かな?!ご飯かな?!ご飯のお供かな?!!」


「日本語分からんのか貴様。使うもんだって言ってるよね?」


「え゛ぇ?!でもRPGなら回復薬もご飯も使うものだってばよ?!」


「確かに使ってるわ…」


「こいつ…最近RPG実況始めたからって…ぐぅ…確かに【つかう】押してるわ…」



と言いつつ、一旦立ち止まって中身を覗く。

するとそこには、可愛らしい花束のブランケットが6枚入っていた。

薄いレースで1つずつ丁寧に包まれたそれを手に取って1つだけ広げてみると、4人から思わず歓声が上がった。



「何やこのオシャすぎる布団は…?!」


「わ~!これ一時期すごく話題になってたよね。ほしいな~と思ってたけど、自分で買うものじゃないかなって買わずにいたから嬉しい!」


「オシャすぎる布団やめて?ブランケットね?」


「超絶カワイイじゃん!!!えー♡かのあこんなオシャな膝掛けして喋ったら配信の雰囲気ちょっと変わっちゃうカモー♡」


「でも配信中にココアぶちまけて茶色にしちゃうんでしょ?」


「それは!!有り得すぎるンゴ!!」


「しかもさぁ、全部色違いで用意してくれてるわ。マジで可愛すぎて」



薄いレースの上からそれぞれの花の色を確認して、各々の顔や雰囲気を見ながら思案を始める。



「ピンクはあまねんじゃん?他誰が何色にする?」


「え!みんなピンクほしくないの?嬉しい…ありがと~!皆は何色にする?私、蛍は黄色のイメージかも」


「おお。黄色好きだから嬉しい。黄色もろてええんか?」


「ええで」


「蛍が黄色なの分かりみえぐい!!かのあは?かのあは?」


「かのあはオレンジのイメージなんだけどどう?」


「ちょっと分かるかも」


「え!!!かのあもこの中ならオレンジ欲しいって思ってたの伝わっちゃった?!やったー!!」


「おそのは水色のイメージだな~。どう?え、待って!色の割り当て考えるのめっちゃ楽し~♡」


「うんうん、女子っぽいことしてるな今」


「そもそも女子だよね?」


「一応…」


「おその確かに水色カモ!!じゃぁあとは、潮と芹かー!紫と白!どっちにする?」


「おい。ワイが白を割り当てられるようなおなごに見えるんか?」


「どっちかというと黒のイメージやね」


「んじゃ芹は白のイメージだから、必然的にワイが紫ってことで」


「中央ホールのソファに全部並べてさ、写真撮ろー!!めっちゃかわいいぃぃーー!!!」


「ええやん。そうしよう」



楽しみが増えたところでブランケットを紙袋に戻し、立ち上がって今度こそ料亭へと向かう。


依然として賑わう人混みを進んでいると、料亭の前でテーブルを出してお弁当を売る姿が見えてきた。

近付いて出汁の良い香りが漂う店内を覗くと、筍ごはん弁当が着々と用意されている様子も伺えた。


それからひとまず最後尾へと並び、順番を待つ。

はなやぎ弁当を買っていく人たちの「美味しそー」「てか安くない?」「楽しみですねぇ」という様々な声を微笑ましく聞きながら、効率よく捌かれていく列。

さほど待つことなく、潮達は料亭の次世代店主 三毛の前へと辿り着いた。



「いらっしゃいませ…おお、これはこれは」


「こんにちはー、お久しぶりです。あの早速なんですけど、紙袋お届けに参りました」


「こんにちは、驚きました。まさか潮さんたちが持ってきてくださるとは」



ありがとうございます、と言って紙袋を受け取って一度店内へと下がると、手渡された紙袋の中へ早速手際よく筍ごはん弁当が収められていった。

暖簾をくぐって戻ってきた三毛は、もう一度深く頭を下げて礼を言う。



「本当に助かりました。雑用を申しつけてしまって恐縮です。感謝します」


「いえいえ、自分たちから御用聞きをしてやったことなので。お役に立てて光栄です」


「三毛さん!はなやぎ弁当、好評みたいですね~!なんだか勝手に我が事のように嬉しいです!」


「はい。かなりの量を用意していたのですがお陰様でこの通り、今テーブルにある分でもう売り切れてしまいます。皆さんの分は取ってありますので、良かったらこのままお持ち帰りください。ご面倒をおかけしました」



取り置いてくれていたというはなやぎ弁当を差し出され、潮たちは再び狼狽えた。



「いやいや!!さすがに代金払わせてくださいそれは」


「幾多ものクエスト報酬を頂いた我々でも、取り置きしてもらってた上にただで頂くわけにはいかないでしょう」


「何を仰るんです。では尚更私からもお礼をさせていただかなくては。はなやぎ弁当が好評なのは、一重に皆さんのお陰ですから。ささやかですが受け取ってください。こちらの筍ごはん弁当は、御用聞き分ということで」


「やばい、何気ない御用聞きのつもりが報酬えげつないことになってる」


「あの、こっち人数もすごいんで、御礼頂くとなると有り得ない量になっちゃうんですよ。なんで、本当に、これは並んでるお客さんたちに…」


「いえ、僭越ながらこれは僕からの気持ちですので。筍ごはんはラップして冷凍して頂けたら翌日も食べられますのでご安心ください。この度は大変お手数をおかけしました」



有無を言わせず差し出される2つの大きな紙袋を、とりあえず受け取るしかない潮たち。

礼を言いながら受け取って列を離れ、遠目から料亭の様子を眺める。



「おい、ええんかこんなことがあって…財布出す隙すら与えてもらえなかったぞ…」


「紳士すぎるぞ三毛さん…」


「よっしゃー!!!サブクエ完了ーーー!!!よもぎ餅食べよ!!」


「うちのじいさん、今回三毛さんにはなやぎ弁当作ってもらったって話してから、何かしらの会食の度に此処で予約してんだよね。私も今度人と会う時は三毛さんとこでお願いしよう」


「会食て…潮のお爺さんマジで何者?」


「はなやぎ弁当、何か知らんけどすごい嬉しかったらしい。孫より喜んでて笑ったわ」


「私もお仕事のお話する時に予約しよう~!筍ごはん弁当も楽しみ!おにぎりにして冷凍して明日食べようっと」


「かのあのも!!かのあのもやって!!え待って!!よもぎ餅うま!!!」


「ワイもワイも」



そんな話をしながら、とりあえずお弁当をクーラーボックスに入れる為に車へと戻ることになった。

駐車場についてクーラーボックスを開けてお弁当をしまうと、買ったものより貰ったものの方が多いことに思わず笑みが零れる。



「何で?こんなことある?」


「すごいなぁ」


「貰った量がすごすぎて、逆にこの量が入るクソデカクーラーボックスがすごい気がしてきた」


「どういうこと?」


「もう毎日ご馳走食べられるじゃん!!ありがとーーーーーー!!」



かのあの叫び声と共にブランケットも一緒に置いて車を閉め、再びお祭り会場の波の流れに乗って進む。

たくさんの御礼を貰ってほくほくの潮たちは、続いておそののいるグッズ引き換え所へと向かった。








*   *   *   *   *   epilogue







(にゃほーーーーい!!!お姉さーーーんグッズ交換してくださーーーーーい!!)


(あともう車戻るのダルいんで、取って置いといてもらえないですかね…?)



(うわー迷惑なお客来たー。うちそういうのやってないんですよーすみませーん)


(よし、もう一回車に置きに戻るか)


(まぁウソウソ。友達のよしみで、私が直々にはなやぎまで運んでやりますよ)


(ファッ お前ええやつやな)


(そんなことより、マジで商店街の御用聞きしてもらってありがとね。皆助かったって、メッセがぽんぽん来てたわ)


(何の何の。こちらこそえげつない報酬を貰っちゃって逆に申し訳なく思ってるくらいです)


(ねぇねぇクーラーボックスの中写真撮ったから見てこれ!!すごくない?!クーラーボックス)


(クーラーボックスええて)


(冗談はさておき、この通りとんでもない量をね、貰ってしまったわけですが。私たちはこれで良かったのでしょうか…)


(普段からご贔屓してもらってお世話にもなってるから、良いタイミングだと思ってる節もあると思うよ。マジで痒いところに手が届く最高のお手伝いでしたわ。代表して御礼させてくれ。さんくす)


(とはいえ貰いすぎだと思うんで、またお店に顔出したりしながらちょっとずつ返して行けたらいいなと思ってます)


(なんだか商店街の皆さんの一員になれたみたいで、すっごく楽しかった~!)


(かのあもー!!商店街次世代メンツまじ良い感じじゃん?!担ってるぅ!!)


(ありがとね。担ってる何かウザいからやめて?ま、皆で助け合いながらやらせてもらってますってことで)


(おそのが頑張って取り組んでる姿が見れて、我々もなんか嬉しいっすわ。最後まで無理せずね)


(ま…君らのお陰で頑張れてる部分が多いから。感謝してます)


(あ゛え゛ええ?!!おそのがデレた?!!!)


(おい、もう邪魔だからどっか行け。シール台紙置いたらすぐ帰れ貴様ら。しっしっ)


(丁度良い飴と鞭の使い手ですな)


(冗談抜きで忙しい時にすまんやで。ほなね)


(おう、来てくれてありがとね。夜もまたこのまま顔出す感じ?)


(うん!セリーたちと合流したら、もう少し見て回ってドンパチ企画楽しんで帰るよ~)


(そかそか。そっちも無理はせず、気を付けて楽しんでねー)


(はーい)


(ほんじゃまたー)


(またね。ーーいらっしゃいませ。シール台紙お預かりしますねー)




(おその、頑張ってるなぁ)


(あ、お父さんから御礼でブランケットもらったよって伝えるの忘れてた)


(春祭り終わったらババーンと見せよう!!)


(写真撮るの楽しみだな~)


(さて、がんばってるおそのも見れたことだし。芹たちと合流しにコミュニティセンターまで移動しますか)


(はーい!!)











第二十八話(四) 了








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


花束のブランケットについて、以下の動画を参考にさせて頂きました


花束のブランケット

*https://youtube.com/shorts/FWYUeX8DPAw?si=s2vDG83FhRTC1U0d

Z世代の味方 みんち 様


花束

*https://youtube.com/shorts/VTFGAaF8aF4?si=LH76BOmcJIiVbqzd

*https://youtube.com/shorts/FIWxkz_Sd7E?si=VTj3jINxnzDlJUsg

*https://youtube.com/shorts/kwoqOaE8upY?si=C0mkxgOC3mdIvKlP

MORIYAHANA 様


花束のブーケかわいすぎる件について


それぞれ何色を割り当てようかなーと思って辿り着いたMORIYAさんの動画ですが

薔薇の花束美しすぎて神


ということで初の5話構成となります

春祭り編、次回ドンパチでラストです

お楽しみに







2026.9.6 日三十(ひさと) 皐月(さつき)






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