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空を飛びたい魔法使い  作者: ヨウレ
四章 王立学院
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十七話 飛行の魔法

 魔法教室講師準備室、


「聞きましたよ、補講の生徒3人とも魔法が習得できたそうですね」


「はい、優秀な生徒で助かりました。それで、エリザベス先生に報告と相談があります」


「はい、どうぞ」


「3人とも魔法実技の評価をD評価からC評価に変更します。よろしいでしょうか?」


「構いません。了承します」


「彼らは魔法座学がA評価ですから魔法総合でA評価になります。これも了承いただけますか?」

 *魔法の授業の成績は座学偏重(へんちょう)、実技がC評価以上で座学の成績がそのまま採用される。実技がD評価の場合は座学の成績から1ランクダウン。


「問題ありません。了承します」


「では、彼らが魔法の補講授業の継続を望まなければ補講授業を終了してよろしいですね?」


「いや……、ちょっと待って。それは、……。学院長に相談するから保留にしてください」


 エリザベス先生はどこかへそそくさと行ってしまった。まあ、学院長のところに行ったんだろう。



 事務室、


「こんにちは」


「ああ、どうもシオン先生。今日は?」


「私の補講の生徒3人、スケジュールが定まらないので決まり次第こちらからお知らせすると伝えてもらえませんか?」


「はい、承りました。それはそうと3人とも魔法が使えるようになったと聞きましたが本当ですか?」


「生徒の成績にかかわること言えるわけないですよ。事務員の方が聞いちゃ不味いでしょ?」


「ははは、そうですね。いや、失礼しました」


「じゃあ、よろしくお願いしますよ」



 学院院長室、


「学院長、シオン君からこのように報告を受けました。3人とも補講授業を終了してよろしいでしょうか?」


「よろしい訳ありません。補講授業とはいえ一週間、それも初日の1日で終わらせる訳にいきませんよ。ベス、生徒を説得して継続させなさい。せめて三か月は続けなさい。これじゃあ、シオン先生の使用期間にもなりません」

 *ベス、エリザベスの愛称


「難しいでしょう。3人ともA評価です。どう説得しろと?」


「それを考えてください。シオン先生は君の助手です。何とかしてください」


「できるのですか? それにシオン先生の問題でなく、3人の生徒の問題です。それにネイマールは5年生、ルドルフとインガは4年生です。2、3年なら説得の仕様もありますが4、5年では授業数も多くとても聞いてもらえないと思います」


「分かった、親に話してみるか。だが、侯爵に宰相、近衛隊長だぞ話を聞いてくれるか? 君も3人と一度話し合ってくれ」

「今から王宮に行ってくる。この話は保留だ、保留」



 学院院長室、翌日、


「ベス、3人に話は聞けたか?」


「はい、ネイマール、インガに話を聞きましたが答えは『いいえ』でした。ネイマールは、自分は5年生だから今から魔法に注力できないと、インガは3人のうち一番習得が遅かったので、これ以上苦労したくないと」


「そうか、ルドルフは?」


「昨日は、用事があると先に帰られてしまい話が聞けませんでした。それより彼らの父に話は聞けたのですか?」


「ダメだ、けんもほろろに断られたよ。魔法なんかひとつできれば十分だそれよりほかの勉強の方が重要だ、他の者を探せと言われた。3人とも全く同じだ」


「ああ、それと宰相からシオン先生の使用期間の評価はこれで終わりにして良いと、もちろん評価は問題なしだ。今年はベスの助手をしているから問題なかろうと言われたよ。ベス、頑張ってくれ」


「え、私にどうしろと?」


「だから助手として扱え」


「私が必要な助手は教室の確保や連絡、教材の用意、発注などの本当の助手で補助教員が必要なわけではありません」


「やらせれば好い。宰相とハースウェイ侯爵がめようとわしは知らん」


「そんな、きっと苦情は私にきます」


「ちょっと用事ができたので失礼するよ」


 逃げられた。仕事が減らずに増えた。(エリザベスは頭を抱えた)



 空き教室、


「エリザベス先生、なんでしょう?」


「ルドルフ君、来てくれてありがとう。聞きたいのは、シオン先生の魔法の補講を続けるかどうかなんだけど、どうしますか?」


「それは、お断りします」


「やっぱり勉強忙しいからね」


「いえ、本当は続けたいんです。シオン先生の魔法の授業は凄いんです。今までの授業と全く違って、僕でも魔法の力を伸ばすことが可能だと思えたんです」


「じゃあ、なんで続けないの?」


「昨日、父に呼ばれて魔法の補講を続けることを考えてるなら、絶対に止めなさい他の勉強を頑張りなさいと釘を刺されました」


 宰相の奴、ズルいことして、ちくしょう。

「そうですか、シオン先生も残念でしょう。話はそれだけです。ありがとう、もう戻って構いません」


「失礼します」

 昨日、話ができていたら!



 同じ教室、


「エリザベス先生、なんでしょう?」


「補講の3人の生徒たちは皆、補講を終了したいと言っています」


「はい、私も4、5年生では勉強が忙しくて続けられないと思います。それに私の使用期間の評価の為に、受ける必要のない魔法の実技の補講を受けさせたのでは続けられませんよね」


「それは? どうして?」


「え、違うのですか? シオンの評価のために自分の子供に受けさせたと思いました」


「……」


「ええと、私の仕事のことを心配してくれてるのですか? 何でもやりますよ。今からでも受けたい生徒を募集するのはどうですか? 休日なら希望する生徒が了承すれば問題ないし、今年の成績に反映できないなら来年試験だけすれば問題ないと思います」


「そうですね、考えてみましょう。それから王宮には魔法関係の書物がたくさんありました。二十数年前図書室が手狭になったので読む者のいない魔法関連の書物と古代語の書物を倉庫に仕舞い込んだみたいです。あと『魔法の教え方』、幾人かの公爵と伯爵に捜していただいたところ3冊も見つかりました。一応お知らせしときますね。」


「古代語の書物が見つかりましたか、私が目録作りましょうか? 以前働いていた教会でも古代語の本の目録を作ったので得意です。古代語の書物がたくさんあるなら私が古代語の授業も人が集まりますよね」


「分かりました、それも聞いておきます」



 翌日、魔法教室講師準備室、


「シオン先生、休日に特別補講されることは許可されました。成績も3年生以上は今年度の成績に反映されます。2年生は正規の魔法の授業があるので翌年反映させます。1年生の特別補講の参加は認められませんでした」

「次に古代語の書物の目録作りは許可されませんでした。王宮の図書室や倉庫の立ち入りが不味いみたいです。なぜかは良く分からないんですけど。それは認められないの一点張りでお手上げです。ですが私が持ち出して学院内で読む分は許可がでました。私は、父上や宰相の考えが分かりません」


「エリザベス先生、お骨折り有難うございます。早速、事務と相談して日程や募集方法を考えます。それから空き時間に教職員向けの古代語の授業をやりましょう。エリザベス先生、どうでしょうか?」


「そうですね、考えておきます」



 ハースウェイ侯爵邸の居間、


「シオン、先日、チャルマース夫人があなたのこと褒めていたわよ」


「チャルマース夫人? どなたでしょう?」


「あなた、チャルマース侯爵の息子さんに魔法を教えたでしょう」


「ああ、ネイマール君の母上ですか。喜んでいただくと、教えがいがありますね。えへへ」


「本当に良かった。エイミーも肩身の狭い思いをしないでしょう」


「エイミーは学院で上手くやっているでしょうか? いじめられたりしていません?」


「あなたの方が分かるでしょう」


「私は1年生の授業も教室も関係ないし良く分からないんです」


「あなた何言ってるの? 担当はエリザベス殿下よ」


「え、本当ですか?」


「あなた学院に行ってるの?」


「それで、エイミーは上手くやっていますか? エリザベス殿下に睨まれたりしていませんか?」


「あなた学院で何してるの?」


「エイミーは自分の部屋にいます?」


「いるけど馬鹿なこと聞きに行ってはだめよ」


「馬鹿なことって?」


「あなたが今考えてる事よ」


「……」



 翌日、


「エリザベス先生、妹のエイミーは真面目に授業受けてますか?」


「ええ、真面目に受けてますよ」


「友達と上手くやれてますか?」


「ええ、みんなと仲良くしていますよ?」


「問題ありませんか?」


「ありませんよ。ご自分の方が余程問題を抱えてませんか?」


「はい、そうです……」



 ハースウェイ侯爵邸、


「あなた、今日、エイミーちゃんが同級生と喧嘩したみたいなの」


「なに、ハースウェイ家に喧嘩を売る気か?」


「馬鹿なこと言わないで」


「冗談だよ、それで何が原因だ?」


「エイミーちゃんがお兄さまは空を飛べると言って、同級生に噓つき呼ばわりされたみたいなの」


「それは不味いな、シオンが知ったら空を飛ぶ魔法の実演をしかねないぞ」


「ええ、シオンちゃんの耳に入らないようにしないと。学院長にお願いしてシオンちゃんを学院から少し遠ざけられないかしら」


「分かった、学院長に頼もう。それで喧嘩した相手は誰なんだ?」


「それをエイミーちゃんは教えてくれないの」


「それも、学院長に探してもらおう。もう一度エイミーにシオンに伝えるなと釘を刺してくれ」



 学院長室、


「学院長、頼みがある」


「ハースウェイ侯爵、遅いおこしで」


「頼みと、……なんだ、遅いおこしで、とは」


「言ったとおりです。シオン君が空を飛ぶと宣言して、今日飛行魔法を見せるそうです」


「……遅かったか」


「そのようで」


「どうするんだ?」


「国王陛下と宰相には伝えました。それより、あなたと夫人でシオン君を抑えてもらえませんか?」


「分かった、シオンはどこだ?」


「分かりません。探していますが学院内にはいません」


「屋敷に戻る」



 ハースウェイ侯爵邸、


「エルミーナ、誰かエルミーナを呼んでくれ」


「はい、どうしました。慌てて」


「シオンにばれた」


「え、シオンちゃんはどこに?」


「学院からいなくなった」


「あのー、」と、メイドが。


「何だ?」


「シオン様なら先ほどお帰りになりました。今はお部屋におります」


「シオンを呼べ。いや、いい。私が行く」

 皆でぞろぞろとシオンの部屋に行く。


「いないではないか?」


「逃げられましたね、きっと皆に止められると思って逃げたのよ」


「今から、王宮に行く。シオンから連絡があれば知らせてくれ」


「もう無理ね。きっと授業の終わりに飛んでくるわよ」


「分かってる、俺もそう思う。行ってくる」



 国王執務室、


「陛下、申し訳ありません」


「ハースウェイ、どうなっている?」


「シオンが空飛ぶ魔法を見せると宣言したそうです」


「ハースウェイ侯爵、本当に飛べるのですか?」


「宰相、私の前で飛んで見せました」


「皆さん、なに騒いでるのですか?」と、ベス。


「なぜ、お前がここにいるのだ?」と、国王。


「授業が空いているから図書室に資料を探しに。ハースウェイ侯爵、エイミーちゃんのことは申し訳ありません」


「殿下、何のことです?」


「あれ、知らなかったのですか。失敗したかな。エイミーちゃんが喧嘩して泣かされたのです」


「殿下、喧嘩した相手をご存知ですか?」


「え、知ってますけど。大事おおごとになっています?」


「誰です?」


「アディ・コーゲン、宰相の息子さんです」


「陛下、申し訳ありませ」と、宰相。


「宰相、なんでハースウェイ侯爵じゃなくて父上に謝るの?」


「ベス、宰相の息子とシオンの妹を王宮まで連れてきなさい。今すぐに」と、国王。


「そんな、喧嘩ぐらいで呼びだしたら可哀想ですよ」


「その子等をしかったりせん、学院長、ベスとさっさと連れてきてくれ」



 ベスの担当している1年生の教室、


「誰かエイミーとアディ知りませんか?」


「エイミーちゃんのお兄さんの先生とアディ君のお兄さんが連れて行ったよ」


「いつ、行ったの?」


「お昼の後すぐ」


「どこに行ったか分かる?」


「知らなーい」


「学院長、どうします?」


「どこか行きそうな所わからないのか?」


「分かりませんよ。明日で良いですか?」


「良くない!」


「なんでみんなピリピリしてるんですか?」


「もういい、王宮に戻ろう。ベス」


「私、この後授業があります」


「自習にさせなさい。戻るぞ」



 国王執務室、


「陛下、ふたりはシオンと宰相のもうひとりの息子さんに呼びだされて行方が分かりません」と。学院長。


「もしかしたら大事に至らないかもしれません。シオンも不特定多数の人の前で飛ぶ事はないのでは」と、ハースウェイ侯爵。


「そうかもしれんが、分からん。取りあえず下校時刻まで待とう」


「皆さん、なにを心配していますか?」と、ベス。


「……」



「どうした?」


「ハースウェイ侯爵にご伝言が」


「良い、そこで読み上げろ」


「エイミーちゃんとシオン君が戻りました」と、エルミーナ様からのご伝言です。


「シオンも馬鹿じゃなかったと云う事だな」と、国王陛下。


「はい、恐れ入ります」と、ハースウェイ侯爵。


「何なの? ずーっとここに引き留めて、誰か答えなさい」と、ベスが癇癪を起こした。


「侯爵、説明してくれ。他の皆はお開きじゃ」


「殿下、お詫びに私の家でお食事を一緒にどうでしょう」


「そこで、説明してくれるのか?」


「シオンに説明させます」



 ハースウェイ侯爵邸、


「殿下、ようこそいらっしゃいませ」


「ご馳走になります」


「先生、いらっやいませ」


「エイミー、ありがとう」


「こちらへ、どうぞ」と、執事。



「いらっしゃい、エリザベス殿下、今日はどうしたんです?」


「シオン、君の所為で殿下は大変だったのだよ」


「それはどうも失礼しました」


「シオン、今日の事を殿下に説明して差し上げなさい」


「はい」「エイミー、アディとの喧嘩の原因を話しなさい」


「はい、アディが『始まりの王達』の空飛ぶ魔法はおとぎ話だと言ったんです。それを私が空飛ぶ魔法は真実だと言って、私の兄も飛べると言ったら喧嘩になったのです」


「それで、馬鹿兄貴は頭に血が上ってアディを空に招待したんです」と、自分で説明した。


「……ええと、よく分からないのだけど?」


「僕は空を飛べます。始まりの王達同様に空を飛ぶ魔法が使えます」


「ふふふ、まさか? えっ、ほんと?」


「殿下も飛んでみますか? 私に背負われるのがお嫌でなければどうぞ」


「先生、空飛んでも寒いだけですよ。やめた方が良いと思います」と、エイミー


「飛んでみたい、本当なら……」


「では、次のお休みの日に馬車でお迎えに行きます。乗馬服にスカーフでお願いします。よろしいですか?」



 学院某教室、


「アディ、昨日空を飛んだというのは本当ですか? 君のお父様が前から知っていたというのは本当ですか?」


「はい、シオン先生に背負われて空を飛びました。父は前から知っていたみたいです。それで昨日、父と兄が大げんかしていました。兄は補講授業を取り上げられたのが悔しくて仕方ないみたいです」


「そうですか。あなた、口止めされてないの?」


「されてます。絶対人に話すなと厳命されました。でも先生なら構いませんよね」


「ええ、私なら。でも、他では口外禁止です」



 ハースウェイ侯爵家馬車、


「シオン君、どこまで行くのですか?」


「この先に山に入る道が在ります。そこを少し入った所から飛び立ちます」


「いつもこんな所まで来るのですか?」


「いいえ、普段はお屋敷から飛び立ちます」


「なぜ、今日はこんな所まで来る必要があるのですか?」


「昼間に飛ぶからです。いつもは夜更けに飛んでますから、人目に付いちゃ不味いですから」


「もう着きます。着いたら飛ぶ道具を組み立てその後飛びます」



「エリザベス先生、飛び立ちます。不安定になりますから暴れないでください。好いですね? 上がります」

 僕は、風魔法で上昇しながら上昇気流を探した、


 予想通り、エリザベス先生も五月蠅うるさい、ずーっと喚きっぱなし。それに暴れるし、今までで一番乗船態度が悪いお客さんだった。15分程飛んで着陸した。


「シオン君、何で降りたんですか、もっと飛んでいたかったのに」


「先生、少し休憩しましょう」

 馬車に残っていた侍女がお茶の支度を整えてくれた。簡易の椅子に座り、


「どうですか、信じてくれましたか?」


「馬鹿な質問をしないでください。実際に飛んでるのに信じるも信じないもないでしょ。それよりも先ほど、なぜ返事をしなかったのですか?」


「いつの事ですか?」


「飛んでいる時のことです」


「すみません、耳栓していました。先生、ご自分がずーっと大きな声を出していたことにお気付きですか?」


「ああ、そう言えばそういう気がします。それでのどが痛いのですね。それではも一度質問します。なぜ街の上を飛ばないのですか?」


「あまり人目に付きたくありません。それにあれだけ大声を出していたら地上の人にすぐに気づかれます」


「そうですか、すみません。もうひとつ。私もこの魔法覚えられますか?」


「分かりません。少し説明させてください。まず、空を飛ぶ魔法はありません。使用する魔法は普通の風魔法だけです。風魔法の高度な技術が必要です。次にこの飛行道具の高度な操作技術が必要です。割合は魔法の技術が3で飛行道具な操作技術が7の割合でしょう」


「大丈夫です。風魔法なら得意です。もう一度飛んでください」


「分かりました。今度はお静かにお願いします」

 今度も先生は五月蠅かった。上空に上がると全て忘れたみたいだ。しかし地上に降り立つと思い出したみたいで謝られた。まだ飛びたいと言う先生をなだめて馬車に乗せ帰路に就いた。


「さっきの話ですけど、私に飛行方法を教える話を真剣に考えてください」

 ? いつの話だ? 話が飛んでるぞ。


「そうですね、私の補講従業が終わって学院長の許可がでれば考えます」


 パッと笑って、

「ありがとうございます」

 もう許可を得たみたいだ? 勘違いしてないか? 



 学院長氏、


「学院長、シオン君の特別魔法教室の開講を許可してください」


「ベス、何だね藪から棒に?」


「学院長の許可が頂けたら、シオン君が飛行方法について教えてくれます。もちろん、許可してくれますよね?」


「シオン君を呼んでください」



「シオン君、ベスが飛行方法について教室の開講すると言っているが本当かね?」


「はい、しかし飛行方法について大っぴらに出来ませんから、先ずは必要な魔法のスキルを教えたいと思います。講義内容は初級と中級の風魔法についてです。生徒には飛行について一切話さず、先ほどの内容で募集します。なお、面接を行い魔法の習熟によって受講を断わる場合もあります。また、魔法の基本の講義を行うことも可能です」


「話は変わるが特別補講の生徒は何人集まつまりました?」


「5人です。魔法技術のD評価は全員で5名だけだそうです。事務の人間がD評価3名が全員C評価に上がっていることを話し説得して全員受講希望が頂けました」


「5名か一、二週間で終わるね」


「授業を休日に行いますので、一月ひとつき考えてください」


「分かった。飛行魔法の件は陛下と宰相に相談する。決まったら連絡する」


「はい、ありがとうございます」


 次回投稿は10月14日の予定です。

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