2話
いきなり話が進みすぎな気がするけどまぁいっか!
まぁ良くあるストーリー構成です(真顔)
新事実!僕を助けたのが勇者だったやったね!ってならないよ?!いや、なんでこの世界を救う英雄さんに助けられてんの僕。
「え、えっと勇者ですか?それってあの魔王的な何かを倒すための?」
僕の質問に対して勇者ことジークが乾いた笑いをこぼしながら教えてくれた。
この世界では勇者はそんなに珍しいものではないらしい、どちらかと言うと賢者などの魔法を極めた人たちの方が珍しい上に重宝されるらしい。
まぁここ数年賢者はいないらしいが。ちなみに勇者と言っても見習いの様なものらしい。勇者の上には【剣神】という人がいるらしいがこのレベルになると人を辞めてるらしい。
もちろん魔王はいるらしく、魔王討伐を目指す勇者はあとを絶たないらしいがここ数百年、魔王は討伐されてないらしい。
おい勇者頑張れよ……と思ったのは僕だけじゃないよね?でも魔法が使える方が重宝されるってことはマリアさんはすごい人なのかな?
「てことは、マリアさんはとってもすごい人なんじゃないんですか?」
「ん?リンちゃんが思っているほどわたしは凄くないよ?わたしは破壊魔法しか使えないからね。」
破壊魔法か、何となく想像は出来るがドラ〇エで言うところのメ〇ゾーマとかの事だな!僕も使えるのかな?
「リンちゃんもしかして魔法が使いたいの?」
マリアさんの言葉に俺は心を踊らせながら二つ返事を返す。
「はい!僕も使えるなら魔法を使いたいです!」
そりゃもう魔法で無双したいよね!男なら一度や二度そう思ったことは少なからずあるはずだ!
「そんなに使ってみたいならちょっと試してみるか?」
そんなジークさんの提案に僕が食いつかないわけないよね!
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って事で平野に来ました。うん、訳の分からない生き物が居るけどそれ以外特に何も変なところはないただの平野だね!
「さてと、マリア魔法の使い方教えてあげてくれ。」
「もちろんいいわよ。」
あれ?ジークさん魔法使えないのかな?使えそうな雰囲気あるんだけどな雷系の魔法使えそう。
ライ〇インみたいなの。
「ジークさんは魔法は使えないんですか?使えそうな感じですけど。」
この時の凛は分からなかったから仕方ないのだが魔法の使用にはマジカ(魔力の事)を消費するのだが魔法を使うだけのマジカを持ち合わせてないと魔法は発動しないらしい。
ジークはマジカが少なからずあるが魔法を使うまでに至らないらしい。使えても少しの身体強化程度である。
ちなみにマジカを消費95%消費すると意識を失うらしい、100%消費すると死んでしまうか植物状態になってしまうらしい。
以上の説明を踏まえてマリアさんの魔法教室は始まった。
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「まず自分の体を巡ってるマジカを感じ取ることが大切なの。目をつぶって気持ちを落ち着かせたらマジカは感じ取ることが出来るはずよ。」
ふむふむ、目をつぶって心を落ち着かせるのか。こんな感じかな?なんか心臓、辺りで渦巻いているのがわかる。
「なんか心臓、辺りを渦巻いてる感じですか?」
「へぇ、リンちゃん才能あるかもよ?それを感じ取るために私は半年かかったって言うのに。」
僕って実は天才かも!まぁ自惚れたりはしないけどね!
「ここからどうしたらいいんですか?」
「そこから手のひらにマジカを移す感じで後は想像力ね。他にも詠唱とかあるけどホントにバカでかい魔法を使う時じゃないと詠唱はしないわね。」
なるほど、このマジカ感じ取る作業と想像力(妄想力)があれば魔法は使えるのか。
「それじゃあ、あそこにある岩に魔法を放つ見て……あ、そう言えば属性を見てなかったわね。」
属性?火とか水とかの事かな?
「属性ってどうすれば分かるんですか?」
僕がマリアさんに聞くとマリアさんは水晶玉的なものを出して僕の前に出してきた。
「この水晶に手をかざして魔力を流し込んでみて、そしたら色が出てくるから。」
余談だが属性は基本、火、水、風、土、無の五属性らしいのだが稀に闇、光、そしてその上を行く創造、空間、神聖という属性があるらしい。
信販のマジカ探知器では基本となる五属性と光と闇を含めた七属性しかわからないらしい。創造、空間、神聖になってくると計測することが出来なくなり砕け散るらしい。
今この世界に創造、空間、神聖の魔法を使うものは全部で2人らしい。1人は創造、1人は空間魔法を使うそうだ。
そんなことは知らずに凛は水晶玉にマジカを流す。
パリィン!
「きゃ!?」
え?なんでくだけちったの?!僕なんかしたかな!?そんな事を勿論わかるはずのない凛だ水晶を壊してしまったことに対しての困惑と罪悪感しかない。
「え、えっとその、なんかごめんなさい……」
そんな凛を目を見開きながら見つめる冒険者三人組に凛は違和感を覚える。
「リンちゃん貴方は迂闊に人前で魔法を使わない方がいいわよ!?」
マリアさんが必死の形相で僕に詰め寄る。
ちょっと待って!この人怖い!いきなり詰め寄らないでよ!
「えっと、なんかまずかったですか?」
「君の魔法の存在を知られたら君は確実に拉致される!そのレベルの魔法なんだよ!」
ジークさんがそう教えてくれる。
マジで?僕の魔法そんなにやばいの?なんか使いたくなるんだけど。
そんなことを考えてる凛達を余所に近寄る大きな影があった。
「グルルルルル」
「なっ!?あれは魔獣か!?」
魔獣とは魔物が長い年月をかけて進化をしたものだ。
そこに居たのは全体的に黒く体格は人間より遥かに大きい狼だ。見た目的にはダークウルフって名前が似合いそうな風格だ。
「やばいぞ、特になにも準備してきてないぞ!逃げるぞ!!」
そう叫ぶジークさんを余所に僕は動けないで居た、当たり前だついさっきまで引きこもりだったのだこんなバケモノに睨まれたら動けるはずがない。そんな格好の獲物を魔獣が逃すはずもない。魔獣は僕に的を絞ったようだ。
そんな僕を助けるためかジークさん達は何の準備もしていないはずなのに戦闘態勢に入り僕を守るように囲む。
「へっ、ここで凛を見捨てるようなことはしないさ。」
「当たり前だ、こんな奴チョチョイと倒してやるぜ!ガハハハハ!」
「リンちゃんを見捨てたりはしないわ!」
そんなジークさん達を魔獣は尻尾で薙ぎ払った。
「グハッ?!」
「きゃぁぁあ!?」
「ぐっ?!」
あのジークさん達がたった1回の攻撃で瀕死まで追い詰められる。そんな中魔獣はガッツさんへ寄っていきガッツさんを踏み潰そうとする。
その時僕の中で何かが吹っ切れる感じがあった。体の奥底から湧き上がるような暖かい光が溢れ出す。
「ジークさん達から離れろ!」
僕の声に反応するように光が強くなる。そんな僕の頭の中にある言葉が流れ込んでくる。その言葉を俺は詠唱する
《我、汝を裁きしもの我の名により汝に裁きを与える!》
僕の言葉に答えるように光が強くなる。魔獣は苦しそうな唸り声をあげる。
「ガァァルル!?」
《ジャッジメント!!》
その声がトリガーだったかのように巨大な魔法陣が魔獣の下に現れる。次の瞬間光の柱が天に向かって一直線に伸びる。魔獣は声を出すことすら出来ぬまま灰となって消えていく。
やがて光の柱が消えると、僕を何とも言えない虚無感が襲う。その虚無感に抗うことが出来ず僕は意識を手放した。
なんかガッツさん喋ってないよね?ま、まぁ気のせいだろう←
良ければ感想などお待ちしております!




