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第三話 支持率を得る方法

 労働保守党本部では、休憩の合間、新聞の支持率を常世総理と丸川秘書が見ていた。


 「総理。この支持率高すぎですよ。どっかの通信会社が(独裁モバイルー!内閣支持率が高すぎぃるぅぅぅ!2026年5月の調査で、99.8%の人が支持!)とか言っていますよ。」

 

 常世総理は丸川秘書からその反応を聴くと、

常世総理は反論した。


「なるほど。なるほど。確かに高すぎるぅぅぅですね。」

総理はやる気を示すようにいきなり声が高くなった。

 

「総理どうしたですか?いつもの国民を奴隷としか見えていないテンションに戻ってください。今さらキャラ変て、気持ち悪い。」


「あぁ。すますまん。…ごっほん。それより、いつものプリンを買ってきてくれないか。」


その話に常世総理に向けて、冷たい目を向けた。

「…そじょうなら、自分でプリンを買ってきますよ。男女機会雇用均等法を守る姿勢を示すためらしいです。…そじょう総理のフリをしないでください。そじょうに失礼です。」


 常世総理は、フッとした顔で理由を説明しようとした。

「ふふふ。実はな。秘書。これが理由です。」

「どいう…そいうことですか。山田そじょうという庶民派総理のモノマネをすることで、親近感を湧かせ支持率を得ようとしていたですね。確かに親近感を湧かせることで、政治に参加したように見せることができますね。」


その解に苦笑笑いを秘書に示した。

「ハッハ!親近感を持たせることで、政治に参加したように見せることが可能。

さらに山田そじょう総理のモノマネを比喩するようなことで表す。すると敵を山田そじょうにしてそれを私が倒すと表すようなり、そうすると支持は集まるですよ。」


「…総理が気持ち悪くなった。安心したぁぁ…」

丸川秘書は安心したように深呼吸をした。

「さすがに、国民を駒と思っている私でも心はあるよ。」

「なら、国民の共感力を出してくれよ…」

 そう、落胆するように丸川秘書が話すと、

総理は空を見るようにぼそっと言った。


「…国民なんて、すぐに手のひら返しをする人やろ。」

「なんか、言いましたか総理?独裁モバイルと契約したですか?」

「いえ、なんでもない。…そもそも、契約はしてないよ!」

 雑談が終わり、総理と丸川秘書は仕事に戻った。

           続く

 

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