フィギュアの緊急事態!(後編)
ユキは大混乱へと堕ちる、主人公の手がポロリして、慌てる、ユキは、どうしていいのか分からず。
メアリーの私室へと向かうべく、部屋から出る。
が、しかし、途中で手を無くし、ますます慌てるユキ、一刻も早く、メアリーの所へと急ぐのであった。
メアリーは私室へと戻っていた、グッズを置いて、箱を取り出す、そしてセットになってるフィギュアを棚に飾る。
メアリーはフィギュアを見つめて自分の世界に浸るのであった……このヒロインの服装は……。
「へへ、へへ、ヨナ様の服装に合いそうですね」
あっちの世界へと向かう、メアリーが「あっちの世界」に行ってる時は、ほぼ「ヨナ・ユキナ」の事である。
すると聞き慣れた声が聞こえてくる……それは。
「メアリーさ〜ん!こっちに戻ってきてください!」
「はっ!ヨ……ユキさん!ど、どうしたんですか!?」
「手が……手が消えたんです!ど、どうすれば!」
ユキは半分涙目になる、メアリーに、しがみつくのであった、それを見てしまう、メアリーは心の奥底で感無量に浸る。
(あのヨナ様が私に、しがみついてる〜!)
(もう、思い残す事はありません、神様)
するとメアリーは何かに「火」が付いたのか、ユキの肩を軽く「ポン」と掴む。
「この探偵メアリーにお任せを!迷える子羊よ!」
「お願いします!探偵メアリー様!!」
ひとまず、2人はユキの私室部屋へと戻るのであった、通路の途中で落ちてるのかも知れない、2人は徹底的に探す。
四つん這いになり、探す2人組、途中で船員たちが通路を通る度に「ひっ!」と驚く者が数人はいた。
「なかなか、見当たりませんねぇ〜ふむぅ」
「もう、永遠に見つからないかも……」
ユキは絶望していた、自分の手の小指よりも小さな「手」を見つける、こんな広い通路を探す事が不可能に近いと思ってるユキであった。
「ユキさん、諦めないでください!何か心当たりは?」
「そういえば……男性船員とぶつか……」
「それですよ!ユキさん!答えが見つかりましたよ!」
「え?ほ、本当に!?その答えとは?」
メアリーはユキの手を引っ張り、ある「場所」へと向かうのであった、そこに向かった先とは。
2人が到着した場所は、「落とし物」部屋であった、それは色々な忘れ物、落とし物、または放置された物が管理されていた部屋であった。
しかも部屋の広さは「2LDK」になる程の管理部屋であった、多くの乗組員の落とし物が、ここに置かれている。
「へぇーこんな、部屋があるんだね」
「ユキさん?知らなかったんですか?」
「う、うん、あまり紛失の経験がないから」
ユキは照れながら恥ずかしがる、それを見てたメアリーは「照れ屋のヨナ様!!」
「こ、こほん!ユキさん、とにかく探しましょう!」
「うん、そうだね!探そう!」
ユキとメアリーは沢山の落とし物から小さな手を探すのであった、しっかりと落とし物は段ボールで分別されていた。
衣類、雑貨、工具、よく分からない物。で分別されていた。メアリーはある分別の所を見つめていた。
「きっと、よく分からない物に分別されてるかと!」
ユキとメアリーは分かれて徹底的に「よく分からない物」の段ボールを全て調べるのであった。
あれこれ40分が過ぎようとしていた、するとメアリーが……。
「あ!ありましたよー!!ユキさーん!」
「えっ!ほ、本当に〜!メアリーさ〜ん!!」
ユキはメアリーの所に近寄る、ユキが見たのは、確かに小さな「手」であった!
「メアリーさん!本当に、本当に、ありがとう!」
ユキはメアリーに力強く抱きつくのであった、メアリーは急に抱きつかれて、顔が真っ赤になる。
(ヨ、ヨ、ヨ、ヨナ様の抱きつき〜!!)
(へへ、へへ、へへ、温かい……ヨナ様ー!)
「はっ!ヨ……ユキさん、はい、どうぞです!」
「それじゃ、貰うね!ん?」
ユキ&メアリー「あれ?ない!!」
こうして、またユキとメアリーは見つかるまで探すのであった!
次回へと続く。(EP83)




