聴け!私の歌声を!とどけ銀河へ!
私は、いつも心の底から思っていた。
どうしてパパは、こんな私を救ったの?
あの時に殺さなかったの?
同情なの?それとも興味から?
ねぇ……応えてよ……どうして……。
1人の「女性」が、ゆっくりとステージへと上がる、服装はツインテールのピンク髪に合った衣装である。
天井からシーリングライトとスポットライトが作動する、そしてステージ下からマイクが作動する。
ライブ中継マデ……3……2……。
「待て、深呼吸させてほしいの」
ワカリマシタ、一時中断ヲイタシマス。
女性は目を閉じて大きく深呼吸する、再度、深呼吸する「よし!もう、大丈夫」と呟く。
ハイヒールでコツコツとステージ床を叩くのであった、それは合図なのか天井から自動的に中継する大型カメラが作動する、ただのカメラではない。
そのカメラは投影機能を使って立体ホログラムを作り出せるのである、言うなれば透明の身体だ。
コレヨリ、チキュウニヨル、ホログラムヲ開始シマス。
「さぁ、盛大にいくわよ、アイドル活動開始!」
その頃、例の4人は私室に戻っていた、真っ先にメアリーはモニターの電源をオンにして中継ライブを待つ、他の3人も自分の私室でモニターを観ながら、気楽に過ごす。
メアリー「まだかなぁ〜まだかなぁ〜」
イザベラ「ドラマでも観ようかねぇ」
ソフィー「本当に〜本人じゃないわよねぇ〜」
クロエ「通販番組でも観よう〜」
ライブ中継まで……3……2……1。
宇宙艦の外に大きな人物が投影されるのであった、そして、宇宙艦では専用チャンネルのモニターと地球の衛星を通して、ある「アイドル」が大きく投影された。
アイドルは3Dとして透明のある立体となり、国民たちの前に映し出されていた。
『みんなー!今日は私の時間だよー!!』
そのアイドルはツインテールでピンク髪、衣装はカラフルな「レース」であり、フリルを採用、そして腰辺りに大きなリボンをチョイスしていた。
どこか「ロリータ系」を思わせるが、上品な大人ぽいさを演出していた。
『みんなー!ヨナ・ユキナだよ〜♡』
『今日は皆で一緒に歌って踊ろうね♪』
『いくよー!私の歌を……』
聴け!私の歌声を!とどけ銀河へ!
何億光年の時を越えても。
人は成長してしまう。
星の地図にも載っていない。
別々の星で私たちは生まれ。
暗黒の無限の闇の中で。
奇跡のような出会いだったね。
私はまるで旅人みたいだね。
ヨナは華麗に踊って歌のであった、その歌声はまるで、天使のような歌声で、ファンたちを魅了していた、ファン以外にも観てる人たちさえも……。
私室で観てたメアリーは興奮状態であった。他の3人も気になってヨナを観ていたのであった。
メアリー「きゃー!ヨナ様ー!!」
イザベラ「これが、アイドルのヨナかい!」
ソフィー「まぁ、ふふ〜」
クロエ「って……ユキじゃん!!」
『みんなー!最後は壮大に盛り盛りいくよー♪』
ヨナは最後まで歌と踊りでファンと観てる国民たちに勇気を与えたのであった。
次回へと続く。(EP9)




