時代遅れの「カポエイラ」使い。
鉄仮面の男は大会が終え、待機室へと戻る、少しフラつくのであった、鉄仮面を脱いで、髪を整える。
そして裏口から退室するのであった。
今宵の物語は「男臭い」物語になる事だろう。
男性は裏口から退室して、静かに移動する、すると女性に声をかけられる。
「テイラー氏、面白いのを見せてくれたわね」
「はは……バレていたか……立花総理」
そこに居たのは立花総理であった、織田防衛大臣から黙って抜け出してきていた。
ここからは2人だけの会話である……。
「貴女は相変わらずだ、自由行動がお好きで」
「バカね、貴方ほどじゃないわよ」
「す、少し、座ろう……うっ!」
テイラーはいきなり、ふらつくのであった、それを支える立花総理、そしてゆっくりと座らせる。
「軽い脳震盪ね、ヒヤヒヤしたわよ……」
「危なかった……あの鉄仮面が無ければ」
「まったく!もう良い歳なのよ……心配するわよ」
「貴女には感謝している、娘の事も……」
「違うわよ、あの子たちの「力」よ」
「もう、我々の時代が終わったのだな」
「そうね……これからは、あの子たちの時代ね」
「ぷっ、でも「鉄仮面」は古いわよ」
「もう少し早く連絡してほしいですな!」
「イザベラは……もう私を追い越しましたよ」
「そうね、「昔の貴方」を見てるようだったわ」
「ぷっ、ふふ……ふふ」
「笑いすぎですな!立花総理!」
「ごめんなさいね、ついつい」
「どう?脳震盪は治ったかしら?」
「はは、あと少しですな!」
テイラーは手で地面を軽く叩く、立花総理はテイラーの横に静かに座るのであった。
「懐かしいわね、この感じ、本当に」
「とても……所で立花総理……美人になりましたな!」
すると立花総理はテイラーの肩を軽く叩くのであった。そして微笑む。
「まったく!女たらしは直しなさい!」
「私に初めてパンチお見舞いした女性ですからな!」
「貴方は、これから、どうするのですか?」
「そろそろ、国に帰りますよ、妻が怒るので」
「ふふ、まさか、あの人と結婚ですものね」
「はは!人生何があるか分からないもんですよ」
「さてと、私はそろそろ、行くわね」
「そうですか、また会えますかな?」
「ふふ、どうかしらね、娘さんは任せなさい」
「お願いしますよ、私の一人娘ですからね」
すると立花総理は手の平でお尻を叩くのであった。ホコリを落とす、去ろうとした時に立花総理は……。
「もう脳震盪、治ってるくせに、ふふ」
そう言って去って行くのであった。テイラーは困った表情になる。
「やれやれ、バレていたか……流石だ」
こうして鉄仮面の男臭い物語は終わった。
次回へと続く。(EP78)




