表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[ ⧖-∮| ⨀-⩕ | ⋈-⫪ | ⩣-R ](本編)  作者: 転移野郎
第8章。長期休日と言う名の休みへ。(EP71〜EP80)
PR
76/202

格闘大会!優勝金を狙え!(後編)

 イザベラは格闘大会へと参加する為にエントリーする。イザベラはいつか大会に出たいと思っていた。


己の技がどこまで上へと行けるのかを……。


イザベラの心は踊っていた。

 次々と参加エントリーの選手が脱落していく、イザベラと格闘友は唯一、あの「鉄仮面」の男の観戦を見ていた。


「あの鉄仮面は、常に冷静だ、まるで……」


「まるで、修羅場を経験してきた。て事かい?」


「あぁ、軍人関係者なのかも知れないな」


「あたしらの艦に居なかったよな?」


「きっと、どこかの国かも……来たぞ!」



リングアナウンサーはマイクを握り絞めて、大声で張る。


「さぁー!次の試合は……あの鉄仮面だぁぁー!」


「そして鉄仮面に挑戦するのは……大男だー!」


「鉄仮面と大男の勝負だぁー!」


2人はリングへと上がる、鉄仮面の男性よりも大男の身長が遥かにある。


大男は雄に2メートルぐらいあるだろう、対して鉄仮面の男性は180と言ったところである。


大男は鉄仮面に向かってデ◯ズるのであった。


「俺様のパワーを受けとめられるものか!」


「ふむ、君はパワー型と言いたいのだな」


それを見てた、イザベラと格闘友は……。


「あの鉄仮面、確かに冷静だね、余裕の構えかい」


「強敵になりそうか?イザベラ?」


「そうだねぇ〜……どうかな?」


するとゴングが鳴るのであった、リングアナウンサーが開始を切る!


大男は鉄仮面に対抗する為に、分厚いアーマーを着ていた。


「ふっははー!俺様のパンチをくらいやがれ!」


大男は大きくパンチをする、右ストレート!


それを華麗に避ける、鉄仮面の男であった。


次に大男は左ストレート!右ストレート!左ストレート!右ストレート!左ストレート!


しかし、鉄仮面の男は余裕で避ける。


「ぜぇ……ぜぇ……てめぇ!せこいぞ!」


「いいだろう、ならば私は動かない」


「な、なめやがってー!俺様のフルパンチを喰らえ!」


大男は、もの凄い力を込めて鉄仮面の顔面を狙う、すると鉄仮面の男は「いなせ!」と呟く。


大男は一瞬、何が起きたのか、理解出来ないでいた、大男の顔面が……地面に着いていた。


あまりのスピードで顔面を強打し脳震盪で気絶する。


それを見てたリングアナウンサーの口が、ポカリと開く、観客も何が起きたのか唖然としている。


イザベラは腕を組んで呟く「なるほど、テコの原理か」


「あれだな、小さな力で大きな力を動かす」


「そうだよ、よく力のない護身用にも使うからね」


※いなせ。相手のパワーを利用して、小さな力で動かして打ち負かす事。


少しの角度を軽い力で変えるとズレでバランスを崩れる。


実はこれは、プロの格闘家、カンフー経験者ならば誰もが知ってる事であろう。


これは、どんな防具を着ようが、原理さえ知っていれば、簡単に勝てる方法である。


「あの鉄仮面は顔を隠してるだろうな」


「みたいだねぇ、あたしは趣味かと思ったぜ!」


いよいよ、決勝戦である、鉄仮面とイザベラの闘いが始まる!


リングアナウンサーは今以上に大きな声を張る。


「さぁー!いよいよ、決勝戦だぁー!!」


決勝戦は「鉄仮面」と「猫ちゃんちゃん」だー!


それの名を聞いたイザベラの格闘友は……。


「猫が、好きだったのか……メモしとこう」


2人はリングへと上がる。お互い冷静である。


「あんた、強いだな!誰かを思いだすぜ!」


「ふむ、女性かね、手加減してやろう」


「なっ……!へん!挑発には乗れえちゅーの!」


リングアナウンサーは右手をあげ……すると、いきなり、イザベラがゴング鳴る前に突撃した!


イザベラは軽く右ストレートでパンチする、それを避ける、鉄仮面。


そして次は左ストレート……と見せかけて右ストレート!鉄仮面は余裕で避けるのであった。


「フェイクが通用すると思ったかね?」


「だろうなぁ〜通用しないよなぁ!」


「本気で、やるぜ、おっさん」


イザベラの表情が変わる、右足を軽く上げる、それを見てた観客は理解出来ないでいた、何故?足を上げてるだ?と。


       「しゃー!!」


イザベラは威嚇して右足で技を繰り出すのであった!そして、すかさず左足に切り替えて連続攻撃を浴びさせる。


左足蹴り!右足蹴り!左ストレート!右足蹴り!左ストレート!


手と足の連続攻撃である、足はリーチを活かし、パンチで相手の隙を狙う、スタイルであった。


すると、鉄仮面が右足の靴に軽く当たる「コッン!」と鳴る、観客は一斉に立ち上がる、初めて鉄仮面の男にヒットさせたからだ。


拍手喝采である!パチパチパチパチパチパチパチ!


「なるほど「カポエイラ」も使うか……ふむ」


「へ……?今……な、な、な!?」


「それは元々、「奴隷」たちが編み出した技でね」


イザベラの表情がみるみる変わる、汗がほとばしる、もの凄くほとばしる。


「ブラジル……私の「故郷」でもある」


「いいだろう、私も本気になろう」


鉄仮面の男は左足を高く上げ、妙な「く」を構えて、左足をクイクイと動かす。


その動きを見た……イザベラは……。


「すみませんでしたー!「私」の負けですー!!」


イザベラは大ジャンプして急に土下座するのであった。


観客とリングアナウンサーは「へ?」の口になるのであった。


それを見てた、格闘友は呟く。


「珍しい!あのイザベラが「私」と言うのは!」


イザベラは猛ダッシュでリングアナウンサーに近寄り、負けを確定させようと頼む。


「い、いいから!早く終われ!早くー!!」


意味が分からないまま、優勝は「鉄仮面の男」に決まった。


こうして優勝金は謎の鉄仮面が貰ったのであった!


格闘大会が終わり、選手たちは解散する、会場を後にする観客と選手たち。


すると先程の鉄仮面の男がイザベラに耳打ちする。


「いいな?「娘」には秘密だぞ?」 


     「わ、分かったデス!!」


  こうして大会は終えたのであった!

次回へと続く。(EP77)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ