地球連邦軍の崩壊。
地球連邦軍の乗組員たちは国民たちの前で対応していた、雪は立花総理に宇宙の経験を全て語る。
そして「元将校」の階級軍人と日本の政府関係者の数人で会議を開く事になる。
彼らの場所は特定されない為に場所は非公開にされていた。
現、総理と地球連邦軍の関係者の位置不明……。
厳戒態勢が敷いていた、機動隊なり、警察が要人警護にあたる、織田防衛大臣は総理に報告する。
「立花総理、この辺りは我々しかいません」
「ちゃんと、盗聴も調べたの?」
「はい、徹底的に調べました、問題ありません」
立花総理も織田防衛大臣も真剣な表情になっていた、つまりは「政府の顔」つきになっていた、長方形のテーブルで囲んで一斉に椅子に座る。
ここからは「今後」についての会話が始まる。
「皆様、これより「今後」のお話しをします」
「分かりました、お願いします」
「これより地球連邦軍は解体です、いいですね?」
「はい……覚悟をしております、立花総理」
「総理、我々、長官たちは、どうすれば良いのだ?」
「問題はそこです、最初は国に戻すべきか考えてました」
「一つ、お聞きしたい事があります、「元」長官」
「まだ宇宙大型艦に滞在したい、お気持ちですか?」
「無論だ!我々、長官組は「契り」を結んだ!」
「しかしながら、あなたたちは「民間人」です」
それを聞いた皆は表情が暗くなるのである。
「で、後の「大型救援艦卑弥呼」の事です」
「乗組員採用、募集枠に優先的に入れておきます」
「つまりは我々はもう一度乗れるのだな!?」
「これは個人の自由ですからね、強制ではありません」
「それと名前の通り「救援艦」なので制限がありますよ」
「以前のように、身勝手な行動は出来なくなります」
「ここからが大事なお話しです、よく聞くように」
✺宇宙大型艦、正式名称、大型救援艦卑弥呼✺
✺救援艦卑弥呼は自衛隊の「独立部隊」に編成✺
✺日本の災害時は、許可無しで活動可能✺
✺災害時、他国の救援活動、又は他国の補給活動✺
✺他国から攻撃された場合は速やかに撤退✺
「以上をもって、今後の救援艦卑弥呼の活動です」
「馬鹿な!攻撃されたら、ただの的だぞ!」
「言ったでしょ?この「艦」は救援なのよ」
「我々、自衛隊には他国の攻撃は許されてません」
「分かりました、立花総理の案に従います」
「そいえば、武装はどうするのだ?一つもか!?」
「武装は新政府に全て渡す予定ですよ」
「反撃が出来ない「艦」など聞い事ないが……」
「仕方がない事なのです、我々は条約が……」
「私は安心しました、立花総理」
「安心を?どうしてかしら、雪さん?」
「私の「パパ」は地球の為に託してくれました」
「なので戦争の道具ではなく「人を助ける」為」
「私は……私は日本が「好き」になりました!」
「ふふ、ありがとう……雪さん」
すると織田防衛大臣が立花総理に伝える。
「総理、そろそろ次のお仕事があります」
「そう、分かったわ、そろそろ解散ね」
一斉に立ち上がる、すると立花総理が長官たちの顔を交互に見て呟く。
「ふふ、こうやって、また「会議」が出来ましたね」
「まるで昔の同盟会議を思いだすわね」
「立花総理……このご恩は忘れませんぞ!」
「期待してますよ、あなた方に……ね」
立花総理は部屋から去ろうとした時であった、雪の顔を見て呟く。
「長期の休日を楽しむといいわよ、雪さん」
「はい!楽しみます!立花総理」
こうして地球連邦軍は崩壊した、そしてこれより、長期の休日が始まろうとしていた!
次回へと続く。(EP72)




