現距離13000kmの航路中にて。
海上自衛隊6隻と宇宙大型艦の航海は終わろうとしていた、日本との距離は1000kmである。
※1000km。日本と台湾との距離と同じぐらい。
そして14日の日数が過ぎようとしていた。
つまりは2週間が経過していたのである。
黒田海将は長官と司令官をブリッジに集めていた。
もうすぐ日本へと到着する、そして地球連邦軍は解体される、そう思うと国防長官とユキ司令官は寂しい思いでもあった。
黒田海将は、長官たちと司令官の表情を見て「やれやれ」と心の中で呟く。
するといきなり、黒田海将は「独り言」みたいに呟く。
「これは、私の独り言だ、そう独り言だ」
「ここの乗組員は、民間である、自由だろう」
「我々、自衛隊には人材が不足している」
「次の大型救援艦卑弥呼だったか?」
「確か〜乗組員を募集するらしいからなぁ」
「しかも、これが、また優先的に……」
「おっと、口が滑ってしまったようだ」
それを聞いた国防長官とユキ司令官は瞳の奥底からキラキラが芽生えるのであった、それを見た、黒田海将は心の中で呟く。
「うっ…!ま、眩しい!眩しすぎる!」
「どんだけ、この宇宙大型艦に愛着があるのだ!」
すると一斉に国防長官とユキ司令官は黒田海将の手を握るのであった。
「黒田海将!我々は、この情報の恩を忘れません!」
「こ、こら!手を離さんか!ええぃ!それでも将か!」
「いえいえ!我々は、もう「民間」ですからぁ!」
それを見てた、女性オペレーターは「クスッ」と笑うのであった。
黒田海将は長官と司令官の手を離す、そして話しを続けるのである。
「日本での到着後は武装解体作業になるだろう」
「その間は、ゆっくりと休日をとるとよい!」
「それに新政府にはコンテナも渡す作業もある」
「少しは気分転換に日本を楽しむと良いだろう」
「黒田海将は、どうするのですか?」
「はは!我々は海上自衛隊だからな、海を守るのだ」
もはや国防長官とユキ司令官と黒田海将は、この2週間で意気投合していた。
その為か、すっかりと黒田海将が「海上自衛隊」と忘れてる、国防長官たちとユキ司令官であった。
「私は本当に素晴らしい「連邦」を見せてもらった」
「もしも、これが国だったならば、地球は……」
「黒田海将……なんて嬉しいお言葉を」
「さてと!私は自分のイージス艦に戻ろう」
国防長官とユキ司令官は小型ボートまで見送るのであった、黒田海将が小型ボートに乗ろうとした時であった……。
黒田海将は驚くのであった、大勢の船員たちが見送りに来ていた。
「こ、これは!?どうしたか事か!?」
ユキ司令官が中心に居て、左右に国防長官と船員が並んでる、あの例の4人組もいた。
ユキ司令官は号令を下す!
「海上自衛隊の海軍大将「黒田海将」へ……」
「乗組員たちへ、黒田海将に敬礼せよ!!」
すると全乗組員たちは一斉に敬礼をするのであった。
それを見た、黒田海将は……。
「そうか、これが地球連邦軍なのだな」
そして、いよいよ、日本への到着が近づくのである!
次回へと続く。(EP64)




