メアリーは一人ぼっち。
ここから先の物語は、メアリーの過去を遡る事になる。
あなたに警告しておこう、この先はメアリーの「闇」を見る事になる。
この物語を閉じるならば今である……。
メアリーはイギリス生まれである、そしてイギリスの首都ロンドンで生また、ロンドンは歴史から見ても、古い都市だが人口が雄に800万人を超える、ロンドンはテムズ川を挟む32区も分かれてる。
メアリーはそんな都会で育ったのである、そして親は大手銀行の社長の「お嬢様」育ちでもある。
親は父親が社長であり、母親は秘書の仕事をしていた、社長が秘書に一目惚れして、結婚しメアリーが生まれのだ。
周りからは羨まれる者も多ければ、中には「ガチャ当たりかよ」と言われる事さえもあった。
メアリーは幼少期に、それを経験したせいか、人間嫌いになっていた、その経験でメアリーは家に引き込む事が多くなった。
つまりは……「うつ病」である。
メアリーの家は豪邸であり、200坪以上の広さの建物であり、広場にはガーデンテラスさえもある、まさしく「お嬢様」であった。
この当時のメアリー15歳であった、部屋に9年も引きこもりをしていた、母は心配して扉を叩く。
「メアリー、一緒に買い物いかない?」
「いかない、嫌い、あっちにいって!」
「メアリー……分かったわ、またね」
メアリーの母は、決して無理な事をさせなかった、それが「我が子」の為だと思ってるからだ。
母は買い物へと向かうのであった、それを部屋の窓から見てたメアリー、母は振り返り、メアリーの部屋を見つめるとメアリーはカーテンを閉じる。
メアリーは部屋の片隅で体操座りになる、そして独り言のように呟く。
「みんな、キライ、キライ、キライ、キライ嫌い!」
「私は、この部屋で永遠に過ごして死ぬもん!」
「パパもママも、嫌い!嫌い!嫌い!嫌い!」
「地球なんて、地球なんて……滅んでしまえば」
「トイレに行かなくちゃ、トイレに……」
メアリーは立ち上がり、お手洗いへと向かうのであった、ゆっくりと部屋の扉を開けて、人が居ないか左右を見渡し、ゆっくりと移動を始める。
メアリーは人を避ける為に、必ず、行動は最低限にしていた、移動はゆっくりと確実にがメアリーの「モットー」であった。
するとメイドの足音が聞こえてくる、豪邸ゆえにテイラー家はメイドを雇ってる、気配を感じたメアリーは隠れるのであった。
女性のメイドは何かを呟きながら、通路を移動していた、メアリーは息を潜める、声が微かに聞き取れる。
「今日も、あの方の「歌」は素敵なのよね〜」
女性のメイドは独り言を言いながら、去っていくのであった、メアリーは、すかさず移動する。
こうして無事にメアリーはお手洗いを終わらせる。
「歌……歌も嫌い!人間なんて……」
次回へと続く。(EP33)




