ミカエル・エトワールと雪・四葉。
ソフィーとクロエは弟を探す為に、色々な場所へと向かった、しかし、どこも見当たらない、再度、施設へと向かうが、それでも居ない。
2人は一旦、家へと戻る事にしたのである、弟の事だ、必ず家にいると……。
ソフィーとクロエは家の前へと戻る、しかし、気配が無い事をする、焦るソフィーとクロエである。
2人は村を探しだす、村は決して大きくない、人口は1000人にも満たない人口だ、長年住んでる者たちは、顔知りである。
村の村長にも声をかけたが「ここには来てない」と言われる、いよいよ、本気で焦る、ソフィーとクロエであった。
ソフィーの弟は既に村から平原へと出ていた、村に居ないのは当然であった、いつの間にか無意識に平原へと飛びだしていたのである。
ソフィーの弟「お、お姉ちゃん……?お姉ちゃん!」
ソフィーの弟は、あまりの怒りで我を忘れていた、しかし、気づいた時には、手遅れであった、平原は同じ風景が広がってるせいか、大人さえも感覚が鈍る時がある。
それ程、村が見えない程までに走っていたのである、いきなり号泣するソフィーの弟、とにかく道通りを進むのである。
すると前方から1台の軍用ジープが通るのである。
声が微かに聞こえてくる……「止まれ!運転手!」
運転手「し、司令官!どうしましたか!?」
運転手はいきなり軍用ジープを止める、そして1人の軍服を着た女性が後部座席からおりる。
助手側席の軍人「寄り道をしてる暇など!」
女性の司令官「見えないのですか、子供がいます」
ソフィーの弟は座り込み、絶望していた、すると1人の女性が近づいてくる事が分かる。
女性の司令官は目線を少年の位置に合わせて膝を曲げ片足を地面に付ける。
「君?大丈夫かな?どこか怪我した?」
まるで甘い言葉であり、どこかソフィーを思いだす感覚であった、少年は泣きながら飛びつくのである。
泣く少年「お姉ちゃん〜怖かったよ〜うわ〜ん」
女性の司令官「君、大丈夫だよ、ここに居るよ」
すると「胸」で気づいたのか、少年はいきなり離れるのであった、よく見るとソフィー姉ではなかった。
少年「あー!TVのお姉ちゃんだぁー!」
女性の司令官「はい、私がTVの「お姉ちゃん」です」
女性の司令官は「クスッ」と笑い、少年を立たせるのであった、少年の瞳はいつの間にか輝いていた。
女性の司令官「迷子かな?家は何処か分かる?」
少年「ううん……夢中で走っていたから、グスン」
女性の司令官「泣かないで大丈夫だよ、一緒に帰ろう」
女性の司令官は名前を尋ねるのであった。
「ぼ、僕の名前はミカエル・エトワール」
「私は雪・四葉です、ミカエル君、宜しくね」
雪はミカエルを軍用ジープに乗せるのである、後部座席に一緒に乗る、緊張するミカエル、ミカエルの緊張に気づいた雪は……。
「私はね、宇宙に行くんだ、ミカエル君」
「僕のお姉ちゃんも宇宙に行くみたいです」
「本当に!?雪は嬉しいです!」
「でも……お姉ちゃんに酷い事を言ったの」
「どんな事を言ったの?お姉ちゃんに話して」
「宇宙なんて、行けないよ!僕の事……」
「ミカエル君……ミカエル君は優しい子だね」
「ぼ、僕が!?でも……喧嘩して……」
「それなら、仲直りだね!約束してほしいなー」
「雪お姉ちゃん……うん!約束する!」
軍用ジープは村を見つけた、雪はミカエルに確認してもらう、喜ぶミカエル、すると運転手が伝える。
運転手「司令官、この先は駄目です、ここで停めます」
雪司令官「分かりました、少し待機しなさい」
雪はミカエルを軍用ジープから降ろす、手を繋いで、ぎりぎりまで進む。
雪はミカエルに目線を合わせて伝えるのである。
雪「ごめんね、ある事情で行けないの……」
ミカエル「雪お姉ちゃん……うん!」
雪「そうだ!これをプレゼントするね」
雪は首からペンダントを取り出す、それは「四つ目エイリアンのキーホルダー」であった。
雪「これね、パパからのプレゼントなんだよ」
ミカエル「雪お姉ちゃん、ありがとう!」
ミカエルは雪を抱きしめるのであった、雪はミカエルのほっぺに軽くキスをする。外国では、これは愛情表現の一つでもある。
雪「出会ったのは2人だけの秘密だよ、ミカエル君」
ミカエル「うん!お姉ちゃん!」
ミカエル・エトワール。この人物こそが、第2部の主人公である、だけどもそれは、まだ遠い、遠い、お話しです。
次回へと続く。(EP30)




