定子、享年60歳。(40年の年月へ)
定子が睡眠冷凍ポットから目覚め、40年の年月になっていた、そして今年で60歳になっていた。
もはや平安時代の中でもっと長生きしてる、人物であろう。
定子は自分の部屋に四つ目エイリアンを呼んでいた……。
ここに1人の「平安時代」を生き抜いた女性が最期を迎えいれよいとしていた。
今宵の物語は、そんなお話し。
現地球時間軸は1807年になっていた。
これは300年後に目覚めた、殿方と定子の地球時間軸を足しての事である。※物語のEP116を参考。
四つ目エイリアンは定子と普段通りに会話をしていた、定子の眼は既に失明していた……。
ここからは、四つ目エイリアンと定子の会話である。
『ワレハ……ワレハ、ドウシタラヨイノダ』
「これこれ……いきなり、弱気な事を言うのぅ」
『ワレハ……アノ、ムスメノコトハ、シラヌ』
「普段通りに、接してみるのじゃ、我が君」
『ワレハ、ヒトツ、ツタエテナイ、コトガアル』
「よいのじゃ、よいのじゃ、知ってるからのぅ」
『シッテ……ル!?ソレハ……!?』
「ほほ……「人」を侮るでない、我が君よ」
『テイシ……ワレハ……』
「名、初めて言うてくれたのぅ、我が君よ」
『コキョウニ、カエス、イノチニ、カエテモ』
「我が君、我が娘の名前を教え伝えようかのぅ」
『ナマエ?テイシノ、ナマエト、オナジ?』
「ふふ、妾の名は、妾のものじゃよ、我が君」
あの……子の……名……は
源氏桜子。
妾たちの唯一の可愛い娘。
我が君「桜子」を宜しく頼むぞな。
妾の娘は「春」に生まれた、「桜」の季節に……。
必ず……故郷に……連れて……帰るのじゃ。
我が君……良き……父……親……あれ……。
『サクラ……?テイシ……?テイシ……!』
定子は満面な微笑みを見せながら眠るかのように息を引き取っていた。定子の手は四つ目エイリアンに触れていた……。
殿方、享年55歳。
定子、享年60歳。
平安時代に生き抜い2人は、今、方舟の中で安らかに眠りについたのであった。
そして大切な娘である、「源氏桜子」を四つ目エイリアンに託して……。
四つ目エイリアンの「四」つ目から液体が溢れだすのであった……。
四つ目……それは大量の「涙」なのであった。
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それでも、銀河の宇宙の「時間」は進む……。
さらに年月は過ぎて(EP130)




