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[ ⧖-∮| ⨀-⩕ | ⋈-⫪ | ⩣-R ](本編)  作者: 転移野郎
第12章。558年後の遥か地球の人間たちへ(娘へ)(EP111〜EP120)
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四つ目と平安の人間(宇宙旅進行中)

少女の親子は遂に睡眠冷凍ポットから目覚めたのであった。この時点で地球時間軸300年である。


その少女の親たちは、まったく恐れる事もなく、平常心であった、なにゆえか?


それは、この物語で分かるのかも知れない……。

 幼い少女の父と母は恐れてる生き物に近寄ろうとする、その生き物とは四つ目エイリアンの事である。


 四つ目エイリアンは、恐る恐る2人の前に出るのであった、すると2人は顔を見合わせて、伝える。


「妾は、見ておった「夢」の中で……お主をな」


「うぬ、儂らは、最初は「妖魔」と思ったがな」


「妾の昌泰3年から……その後に拉致されたのじゃ」


※昌泰3年。宇多天皇から醍醐天皇に譲位された時代、藤原氏の勢力が台頭していた時代でもあった。


四つ目エイリアンは言葉の理解が出来てない、棒立ちするのであった、無言になる。


〘……〙


「どうした事じゃ……おかしいのぅ……」


「言ったではないか、言葉は通じないのだ!」


 若い女性は考え込むのであった、確か夢の中では、「変な舟」に乗せたられて、この生き物に助けてもらった事は覚えていた。


「妾は、お主を触っても良いかのぅ?」


「ならん!ならんぞ!定子よ!」


※藤原定子とは別人の名前である。


幼い少女の母親は定子ていしと呼んだ。


定子は、ゆっくりと四つ目エイリアンに近寄る。


[ Ο∅≤| π∬√| µ∝¢Ω| ιφ♀]!?


「何もせぬ、落ち着くのじゃ……」


定子はゆっくりと右手を出して手の平を四つ目エイリアンの「触手」を触ろうとする。すると微かに電流が流れ込む!


(助けてくれたそうじゃな「娘」を感謝しとる)


『キ、キコエル!?コ……レハ……!?』


(きっと、心が通じたのじゃな、妾たちの)


『コ……コ……ロ……?ワカラヌ……』


(よいのじゃ、よいのじゃ、妾も分からぬ)


(一つ言える事はのぅ、妾は会えて嬉しい)


『ニンゲン……タスケラレナカッタ……』


(よいよい、後で、弔ってやろうかのぅ)


『ワレガ、コワクナイノカ?』


(では、逆に聞こう、妾たちが怖いのか?)


『……』


(この方舟に乗せてくれて感謝しとる、我が君)


『ワガキミ?ヨク、ワカラナイ……』


(ほほ「偉い」生き物て事じゃな、お主はな)


(本当に……妾の殿と娘を救ってくれて感謝じゃ)


※殿。平安時代では女性は「旦那」の事を「殿」と呼んでいた。


『シカシ……アニ?をタスケ……』


(くどいぞ?言ったじゃろ……感謝しとるとな)


四つ目エイリアンと定子は心の中で会話をしていた、一種の「テレパシー」に近いのかも知れない。



こうして平安時代で生き残った「人類」がいた!


そして、まだまだ四つ目エイリアンと2人の物語は続こうとしていた!

さらに続く。(EP118)

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