宇宙旅中(地球時間軸250年分)
さらに、それから250年の年月が過ぎようとしていた、四つ目エイリアンは艦内では。
掃除、シュミレーション機での訓練、睡眠冷凍ポットの点検。
それを250年も続けていた、しかし、今日の四つ目エイリアンは、少し何処か違う……。
〘地球時間軸。1467年から1717年にて〙
母星ザーズ神聖帝国から出発して250年の年月が過ぎようとしていた、四つ目エイリアンと人間たち。
この最近の四つ目エイリアンは少し「緊張」気味であった、何故なら、それは、あと「50年後」には大人の睡眠冷凍ポットが停止するからだ。
そして……目覚める……四つ目エイリアンは、そわそわしていた。
あと「50年しかない」四つ目エイリアンにとって「50年」と言うのは早い方であった。
シミュレーション機で気を紛らわす、四つ目エイリアン、しかしシミュレーション機も、集中出来ないでいた。
貨物室に寄っていつも通り睡眠冷凍ポットの点検をする、「点検」も250年間、一回も欠かさず睡眠冷凍ポットの異常を点検する。
つまりは每日、人間の顔を見つめてる事になる、250年もの間である、これが普通の人間であるならば……。
きっと、精神に異常をきたしてるに違いないのであろう、幸い「彼」はエイリアンである。
大人の人間の睡眠冷凍ポット停止まで残り50年後、そして少女の睡眠冷凍ポット停止まで残り150年後。
四つ目エイリアンは幼い少女の「父親」の顔を見つめる、すると少女の父親は片目だけ見開き、四つ目エイリアンを見つめていた。
「ギョ!」となる四つ目エイリアン、一瞬、全身に軽い電流が流れるような感覚におちる!
四つ目エイリアンは慌てて貨物室から退室する!これは……まさかのエイリアンが「怖がった」のであった!
四つ目エイリアンは、ますます疑問がうまれる、睡眠冷凍してるのに、何故……動けるのか?
もはや、理解が出来ないでいた、四つ目エイリアン。
そして、四つ目エイリアンに新たな思考が芽生えるのであった、それは……。
「恐怖」を覚えた!!
特殊な端末器に記憶されてた通りであった、人間の個体1人、1人に「思考持ち」がいる!と四つ目エイリアンは理解した。
四つ目エイリアンは知らない、地球では「億」なる人類が待ち受けてる事に。だけども、それを知るには、まだまだ先のお話しである。
四つ目エイリアンは、ますます……シミュレーション機どころでは無くなった!
50年後……どうなるのだ!?と怯えてるのであった。
はっきりと言おう……四つ目エイリアンは実は……相当な「臆病なエイリアン」であった!!
それは「思考持ち」になって初めて知る事が出来たのである。
こうして「臆病」なエイリアンは「人間」に対して「恐怖」を覚えるのであった……。
遥か遠い地球を目指す、まだまだ308年もある。
さらに年月は過ぎ(EP116)




