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黄金のアテナ  作者: 綾波幻在
第二章 アンヌメンシス編
32/33

『掃除屋』

「・・・なんで」


その登場には、誰もが信じられないような表情で見ていた。


「なんで、ここにいるのよ!?『掃除屋』ぁ!?」

「掃除屋?」


喚き散らす着飾った女の言葉に、篝は首を傾げる。


「ジオ学園の『秩序委員会』、聖リースロッテ学園の『三騎士団』・・・」


すると、背後のエリーゼが説明を始める。


「各学園には、有力な戦姫、特にアクトレスで固められた強力な『武装組織』が存在します。学生でありながら大人顔負けの実力を持つ生徒を一か所にまとめるっていう学園側の意図もありますけど、何より、学園間におけるパワーバランスの誇示にも使われるんです」

「それがこの学園じゃあ『掃除屋』って呼ばれてんのか」

「はい。その正式名称は―――『XYZ(エクシーズ)』」


『掃除屋』―――XYZの少女が、歩き始める。


「アンタたち、今、ブラックリンカーの処理をしてるんじゃあ・・・」

「ンなもんとっとと片付けたに決まってんだろ。連絡来たからアタシだけでもすっ飛んできたんだよ」


その少女は、明らかにキレていた。それはもう、完全に。


「ベルにリンカー使わせやがって・・・」


その手に持つ拳銃のグリップが軋むほどの力で握りこまれている。

その顔つきの悪さも相まって、その迫力には力があった。


と、思っていたら唐突に自身のすぐ横へ拳銃をぶっ放した。


(え、エーテル弾!?)


その直後、恐ろしい速度で突っ込んできていた戦姫が呆気なく吹っ飛ばされた。その手には、鋭いナイフ。

そんな敵に対して、その掃除屋は何も見ずに反応してみせた。


「覚悟は出来てるんだろうな」


一体、どうやってその攻撃が来ることが分かったのか、篝は疑問に思った。

視線が動いた様子はない。だが、確かに反応して攻撃を防いでみせた。


(一体どうやって・・・!?)

「・・・・ふざけんな」


そこで、着飾った女子生徒が、怒りのままに叫び出す。


「妹がカスなら姉もカス!いくら学園最強って言っても所詮はゴミを放置してるだけのただの害悪!そんな害悪はさっさと潰すべきなのよ!」


四本の触手がうねってその矛先を掃除屋へと向ける。


「所詮は私たちと同じ戦姫、数でかかればすぐに終わるわ!それにこっちには回復能力者がいる・・・負ける要素はどこにも無いわ!」


その言葉に士気が上がったか、四、三十人はいる集団が一斉に『掃除屋』へ敵意を向けられる。


「あァ・・・?」


それを受けて、『掃除屋』はぎろりと睨みつける。まるで悪人顔だ。


「じゃあ全員、掃除対象ってことでいいな?」


ジャキン、と音と立てて、もう一丁の拳銃がもう片方の手に現れる。


「やりなさい!」


掃除屋に向かって、女子生徒の集団が一斉に襲い掛かる。それぞれが自身のコードスキルを発動して、人海戦術で一気に叩き潰そうとする。

対して、『掃除屋』の少女が行ったのは実にシンプル。


―――ひたすらの蹂躙であった。


二丁の拳銃を巧みに使い、並みいる敵を次々と薙ぎ倒していく。

無駄なく、合理的に、先手必勝を以て攻撃される前に敵を次々と撃ち抜き、繰り出された攻撃に対しては最小限の身のこなしで躱す。

あらゆる動作に無駄がなく、最適化されていて合理的。

第一印象と言動からは信じられないほどに洗練された動きだ。いや、というより―――


「なんかおかしくねえか?」

『うん、まるで本物のガン=カタだね』


あまりにも回避動作が不自然過ぎるほどに(・・・・・・・・・)自然過ぎる(・・・・・)。

背後からの攻撃を気配で察知しているにしてはあまりにも紙一重。一方、連携で繰り出される連撃攻撃も最初から最後までそう来ることが分かっているかのように避け続け、ランダムな散弾系の攻撃もある位置に突っ立ってるだけでまるで弾の方から避けていくかのように当たらない。


あまりにも不自然過ぎるほどに攻撃が当たらない。


(何かカラクリがあんのか・・・?)


二丁拳銃を使った近接戦闘法も興味深いが、特別に気になるのは掃除屋の回避方法。

まるで、最初から攻撃が来ることが分かっているかのように回避が上手いのだ。

おそらく初見の能力もある筈。それなのに回避出来ている。一体、どうやって躱しているのか見当もつかない。

しかし、分かる事はある。


(今の俺じゃあ絶対に勝てない)


彼我の戦力差は、正しく認識するべきだ。だから、篝はその事実を受け入れ、拳を握り締め、現状分かる事の分析に入る。


「・・・なあアネット」

『何?』

「がんかた(・・・・)ってなんだ?」


とりあえず、今一番気になった事を尋ねることにした。


「え、そっち?」


背後からの視線が痛いが今は気にしない。


『『ガン=カタ』っていうのはね、銃を使う事を前提とした近接戦闘術のことだよ。膨大な戦闘データを元に、統計学的に戦闘に有利な位置に移動し続けることで、被弾率を下げ、最大限に攻撃能力を引き上げる事の出来る合理化された戦闘法なんだ』

「なるほどな・・・」


戦姫が活躍する現代において、銃火器は既に廃れてもはや骨董品の域に達してしまっている。

エーテルは持ち主から離れれば減衰するという法則に則り、戦姫の基本戦術は近接戦闘のみ。

そして、銃などの武器が戦姫の固有武装たるデバイスウェポンになった場合も例外ではなく、放たれる弾丸は全て実弾ではなくエーテルの塊。即ち、威力強めの空気砲のような攻撃しか出来ない。

だが、それを近接戦闘で使うとなれば、話は変わってくる。

銃火器を近接戦闘で使うという事は、拳銃の威力をそのまま打撃に変換する事が出来るという事でもある。

特に至近距離で、それも密着状態で引鉄を引いたなら、減衰無しの拳銃の一撃が、その身を穿つ。


即ち、拳銃とは近接戦闘における最強の打撃武器なのだ。


『でも、このままじゃジリ貧だ』


アネットは、『掃除屋』の戦いを見て、そう結論付けた。


『いくら倒しても復活する。気絶させても起き上がってくる。殺しはご法度だから、叩きのめす以外に方法がない。でもそれじゃあ回復される。あれじゃ先にエーテルが切れて・・・』

「どうやらそれがお望みのようだ」

『え?』


戦いが長引く。しかし、女子生徒の集団は一向に『掃除屋』に攻撃を当てられない。

それどころか圧倒され始めている。


「なにしてんのよ!?相手はたった一人なのよ!?」


着飾った女子生徒がそう喚き散らす。

だが、その時、ダァン!と再び銃声が鳴り響く。

立て続けて二発、三発と連続で撃ち込むような音が聞こえるのは、『掃除屋』が敵の一人を踏みつけて、その頭に幾度となく銃撃を叩き込んでいるからだ。


「がっ!?ごっ!?やめっ・・・!?」


何度撃ち込まれても、回復させられる。しかも頭を撃たれているので気絶し、しかし回復させられて強制的に起こされる。気絶と覚醒を繰り返されるので逃げることも出来ない。

そんな事を繰り返されればどうなるか。


「がっ!?やめっ!?やめでっ!?いやぁあああっ!?」


心が折れる。


『・・・・あ、そういうこと?』


アネットの表情が引き攣っているのが手に取るように分かる。

『掃除屋』の狙いは、相手の戦意をへし折ることだったのだ。


幾度となく倒し、復活する度に突撃させられる。それで勝てる見込みがあるのならいいが、相手はいくらやっても攻撃の当たらない格上。

しかも狡猾にも当たれば痛い急所を何度でも狙ってくる。いくら回復して痛みが引くと言ってもその時の痛みは記憶に残る。

そんな事が繰り返されれば、当然、尻込みもしたくなる。


『うわあえげつない・・・』

「お、お姉ちゃん、怒ってる・・・」


そんな姉の悪行に、妹であるベルリアは恐れ慄いている。それは当然、後ろに控えるゲーム同好会も同様だ。


「回復しちまうなら歯向かってこれないように心をへし折る。えげつないが後々の事を考えると効果的だ」


今、撃退出来たとしても、このような嫌がらせや襲撃は幾度となる起こる可能性がある。だから、二度とこんな事が出来ないように、徹底的に恐怖を叩き込む。

時間はかかるが、今後の事を考えれば、これは必要な事なのかもしれない。


「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」


とうとう心が折れて許しを請うのを聞いて、ようやく『掃除屋』は攻撃をやめる。その視線は、まだ残っている敵へと向けられる。

散々仲間が嬲られる姿を見せつけられ、再度突撃しようなんて考える奴はいなかった。


「何やってんのよ。さっさと行きなさいよ!」


そんな仲間の様子に苛立ったのか、着飾った女子生徒がそう怒鳴りつける。


「だったらアンタが行きなさいよ!?」

「なんで私があんな化け物の相手しなくちゃいけないのよ!?」


だが、どうやら人望は無いらしく、取り巻きであった筈の女子生徒から反発を喰らう。

その行為に着飾った女子生徒の額にあおすじが浮かんでいた。

だが、ふと視線が篝たちの方を向いた。


その次の瞬間、触手アームが篝たちへと迫る。『掃除屋』は遅れて拳銃を構えた。


だが、その触手アームを篝が迎撃して、ベルリアが掴んだ。


「な!?」

「考えがバレバレだ」

「せーっの!」


掴まれれば、あとはもうベルリアのパワープレイが光る。

着飾った女子生徒の身体が浮き、そのままベルリアたちの方へと吹っ飛ぶ。


「ミリーゼ!」

「任せて!」


飛んできた着飾った女子生徒に対して、背後から駆けて飛んできたミリーゼが、そのハンマーを構える。


「舐めるなっ!」


しかし腐っても戦姫。着飾った女が残りの触手を繰り出してミリーゼを襲う。


「せい」

「ぐべっ」


しかしそこへ滑り込むように篝のオーバーヘッドキックがその頬を打ち据えた。

アネットの思考を加速させる能力のお陰で、タイミングが測れたのだろう。


「喰らえ、エンコードハンマー!」


ミリーゼの持つハンマーの反対側からエーテルが放出。それによって勢いづいたハンマーの一撃が、着飾った女の額を打ち据えた。


「がぁ!?」

「やはり素人だな。よほど弱い者いじめが楽しかったと見える」


額が割れて血を流すその女を、篝は限りなく冷めた目で見ていた。

その篝の影に隠れて、既にエリーゼが剣を構えてそこにいた。


「自分が見下してた相手に負けて這いつくばれ」


「―――『デコードソード』」


エリーゼのサイバーチックな剣から放たれたエーテルの斬撃が、着飾った女を打ち据える。


「があ!?」


飛びかけていた意識が引き戻される。

そのまま、着飾った女子生徒はその地面に落ちる。


「・・・とりあえず協力したが、お前らのコードスキルって結局なんなんだ?」

「お?聞きたい?聞きたい?」

「ああ、聞きたい聞きたい教えてくださいミリーゼだいみょうじんサマ」

「心が籠ってないやりなおしゃ!?」

「お姉ちゃん調子乗らない」


などとコントをしている間に、着飾った女子生徒は起き上がろうとする。


「アンタたちっ・・・!」


既にブチ切れて、もう今すぐにでもゲーム同好会に向かって襲い掛かろうという気概を持っていた。


だが、彼女の操る触手アームが彼女の意思に反して全く動かない。


「え、なんで!?」


その着飾った女子生徒の反応に満足そうに答えたのはミリーゼ。


「ふっふーん、私のコードスキルはこのハンマーで叩いた相手のコードスキルを暴走させて使えなくすること。あなたのコードスキルは今、暴走状態になって機能停止を引き起こしてるんだよ」

「なるほど、キャパオーバーで制御不能状態に陥らせて使えなくするのか。いわば電力の過剰供給で配線が焼き切れる感じか」

「そのとーり!」


得意げに胸を張って自慢してみせるミリーゼ。


「チッ、ちょっと、早く傷を治して―――」

「そっちは私の方で使えなくしました」


着飾った女子生徒が回復能力の女子生徒に怒鳴りつけようとした時、今度はエリーゼが口を挟んだ。


「私のコードスキルはお姉ちゃんの『暴走させる』のとは逆、コードスキルを『停止させる』んです。正確には、エーテルの流れを止めて、コードスキルをまともに機能させなくするんですけど」

「で、その能力で回復に使われてるエーテルを無効化してると・・・思うんだが、お前らどうして舐められてんだよ・・・」

「知らないよ」


そこで着飾った女子生徒が立ち上がる。


「ふ、ふざけないでよ・・・」

「ふざけるな?」


その言葉に反応した篝がぎろりと着飾った女子生徒を睨みつけた。


「それはこっちのセリフだァ!!!」

「ぐぼぉ!?」


篝の直蹴りがその女の鳩尾に突き刺さった。


「人の部室に攻め入っておいていざ自分が不利になったらふざけんなと喚く?」

「お、おまえ―――」

「おかしいよなァ!?」


続けて顎。


「ごっ!?」


戦乙女流決闘術―――


「少しはお前のようなカスにボコされる奴の気持ちを味わえ」


―――『咲跡(サキアト)・夕顔(ユウガオ)』


低姿勢より繰り出される首へと胸中央へと叩き込まれる蹴り上げだ。


―――『百日紅(サルスベリ)』


続けて浮いた体が地面に着地する瞬間を狙って膝裏へと蹴りが叩き込まれる。それによって膝が折れ、地面に崩れる。


―――『月下美人(ゲッカビジン)』


そこへ肩甲骨への踵落とし。着飾った女子生徒は地面に叩きつけられる。


―――『蒲公英(タンポポ)』


続けて、背中から生える触手に足を引っかけ、無理矢理起こして、蹴り上げる。

そうして、起き上がった所で、回し蹴りの要領で繰り出された蹴りが、その腹を打ち据える。


戦乙女流決闘術『咲跡(サキアト)・菊花(キッカ)』


その渾身の一撃が着飾った女子生徒の腹を打ち据えた。


「ぐぼぉ!?」


幸いと言って良いのか、背から伸びる触手アームが地面に引っ掛かってそれほど吹っ飛ぶことは無かった。しかし、ダメージは本物だ。


『毎度思うんだけど、男で鍛えてるにしても吹っ飛び過ぎじゃない?』

「吹っ飛ばすように蹴ってるからな。エーテル放出使えばあれくらいじゃ済まない」

『じゃあなんで使わないのさ』

「とっておきだからな」


吹っ飛ばされた着飾った女子生徒は、相当なダメージを負ったために動けないでいた。


「だ、大丈夫!?」


そんな着飾った女子生徒にかけよる回復能力の女子生徒。だが、そんな女子生徒の足に、『掃除屋』の拳銃が撃ち抜く。


「ぎゃああ!?」


当然、転ぶ。そんな彼女に対して、『掃除屋』はゆっくりと歩み寄って、その体を踏みつけた。


「お前、回復系のコードスキル持ちだな。だったら今すぐあいつを治療しろ」


片方の拳銃でその頭に狙いを定めつつ、空いたもう一方の手で、傷ついたブルーノを示した。

しかし、その女子生徒は歯噛みするだけで何も答えない。

すると『掃除屋』が取った行動は実にシンプルだった。


倒れて蹲っている着飾った女子生徒を撃ち抜くことだった。


「ぎゃあ!?」

「あ!?」

「やれ」


『掃除屋』は本気だ。YESと言うまで何度でも痛めつける気満々であった。

だが、回復役の女子生徒は頷かない。


「イイ度胸してんじゃねえか」


その反応に、『掃除屋』も相応の態度を以て応じようとした。


「ちょっと良いか?」


そこで篝が話に割って入ってくる。


「なんだよ。アタシは今忙しいんだ」


そんな篝に『掃除屋』はぎろりと睨みつけてくるが篝は気にせず続ける。


「いやまあおかしいよな。こんなに広範囲に、尚且つ持続的に、そして対象を選んで回復出来るだなんて」


篝はわざとらしく声を大きくして話を続けた。その内容に、『掃除屋』は興味を持ったのか、口を挟むなんてことはしなかった。


「一体全体どうやって、回復対象を絞って回復させてんのか。どんなコードスキルにも必ず何かしらのルールがある。だから、俺は一つの仮説を立てた」


そう言って、篝は倒れている着飾った女子生徒の髪の毛を一本掴むと、それをぶちん、と千切って見せた。


「例えば、自分の身体の一部を他人に渡して持たせておく、とか」

「―――っ!?」


それを聞いた回復役の女子生徒の顔が青ざめる。


「そうすりゃあ、本人とそいつの間に多少なりとも回線(パス)みたいなものが出来上がって、それを通してコードスキルの効力を届けることが出来るんじゃないのかなって。どうやらその顔を見る限り正解らしい」


回復役の女子生徒は、何か嫌な予感がした。だから、自らコードスキルを停止させる。それによって、自身の髪を持たせた仲間への回復も止まる。


「ああ、今コードスキルを切ってももう遅い」

「は?」

「とっくにお前から髪の毛奪ってブルーノに渡しておいた」


見れば、すっかり回復したのか、そして何故か痛みがなくなった事に驚いているのかきょとんとしているブルーノの姿があった。


「いやあ、よっぽど焦ってたんだなぁ。さっきより出力が強かった。そんなにこいつが痛めつけられるのを見るのが嫌だったかぁ?」


ケケケケ、と悪人面で嘲笑う篝に、その回復役の女子生徒は―――


「―――いやぁぁああぁああああああああああ!!!」


甲高い悲鳴を上げた。


「いやぁああ!!?男なんかに私の力使っちゃったぁ!?けがれた!わたし、けがされちゃったぁ!?いやぁあああ!!だれか、だれかたすけてぇっ!!こんな、こんなのゆるされないっ!男なんか助けたなんて一生の恥―――」

「あーはいはいそういうのもういいから。そういう訳だ」


喚き散らす回復役の女子生徒の喚き声にうんざりしつつ、篝は『掃除屋』へと顔を向けた。


「そいつ、用済み」

「そうだな」


ダァンダァンダァン!!!


銃声三発。撃ち込まれた女子生徒は、それっきり喚く事は無かった。

そうして、回復役(ヒーラー)を失った残りの残党に対して、『掃除屋』は―――


「で、次は誰がやる?」


そこから恐怖に駆られて振り返って走り出すまで、三秒とかからなかった。

士気はガタ落ち、根性は無し、逃げる姿は無様一言

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