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Method43:アポカリプス4

挿絵(By みてみん)

タイトルバックイラスト:西山りょう


その昔、かにがRPGツクール2000で制作したゲームの小説化!

ゲーム版のメッセージや内容を抽出したものを再構成し、西山さんが小説化を担当しました。

エンドレス・ロード関連作品。

https://ncode.syosetu.com/n7077gj/

 ラグナロクが発動した。

 が、かつて発現した大災害を相殺するエネルギーを放つ巨大な嵐を巻き起こした。

 ずっと地上に吹き荒れていた砂嵐が止まった。


 その様子を見届ける前に由香は力尽き、ラグナロクの制御装置の前で崩れるように水盤へと倒れ込んだ。

「……お、ねぇ……ちゃ、ん……」

 かすかに振り向いた沙良さらの微笑が粒子の粒となって消えてゆく。

 沙良さらは全ての力を使い果たし、大量の粒子と共に身体ごと消滅した。



紗良さら……」

 円の頬を一筋の水滴が滑り落ちる。


 沙良さらは消滅する瞬間まで、由香の手を握ったままだった。




 その日。

 人類は奇跡を目撃した。


 厄災の収束しゅうそく

 人類は再び地上へ進出する可能性を得たのだ。


 だが、砂嵐が止んでも失われた文明や環境が戻るわけではない。

 元に戻すには、気の遠くなるような歳月が必要かと思われた。



 それでも。


 

 円は思う。


 私達は歩み続けるだろう。

 この世界が存在する限り。

 どこまでも……。

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