Method39:クリス2
タイトルバックイラスト:西山りょう
その昔、かにがRPGツクール2000で制作したゲームの小説化!
ゲーム版のメッセージや内容を抽出したものを再構成し、西山さんが小説化を担当しました。
エンドレス・ロード関連作品。
https://ncode.syosetu.com/n7077gj/
しばしの沈黙が流れた。
「ふん……ラグナロクを止めるつもりか」
「まさか。邪魔するつもりはないよ。あれの運動エネルギーは世界にとって必要なものだからね。けど、神を気取る人間はこの世界には不要だよ」
「ならば……お前が私の代わりに神の座につくというのか?」
「見くびらないで欲しいな。僕はそこまで欲深くも傲慢でもないよ。ただ、僕はやはり科学者だ。そして知りたい。知るための方法があるなら、試してみたい。この世界の解析方法をね」
「なに……っ? 貴様……貴様は何を知っている――――!」
「何も知らないさ。君と同じくらいにね」
何気ない素振りでジョーカーは拳銃を取り出しクリスに向けた。
パンッ。
「うっ」
至近距離から胸の急所を撃たれてクリスはがくっと膝をつき、そのままゆっくりとうつ伏せに倒れた。
床に血の輪が広がってゆく。
「さようなら、クリス」
ジョーカーはパネルの1つを操作し、由香達を映し出した。
「さて、見届けようか。儚くも美しい、君たちのラストダンスを……」




