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19.在庫管理します!

「おはようございます!」


朝の挨拶はいつも通り大事!

とりあえずミミさんはどこだ?


「おはようっス!コガネさん今日は朝の在庫確認頼むっス!ゆっくりでいいので数に間違いがないか確認してほしいっス!」

「わかりました。わからないことがあれば聞きますので、こっちは気にしなくて仕事してもらって大丈夫ですよ」


初めて確認するからこの初回で手を抜くかどうかでこれからの大変さが変わるから今日本気出さないとな。

昨日見てきたけど慣れがあるからミミさんは大体こんなもんかで終わっていた。

けど俺の場合はちゃんと数を数えて紙にメモしておかないと無理だ。


「ふふふ今日はアリス達には今日は歓迎会もかねて泊まりだと言ってきたから私には時間があるのだよ」


誰に行っているかわからないがアリスとシールには今日は帰らない伝えてあった。

アリスとシールはにいろいろと聞かれたが何とか説得した……お休みの時にデートをするという約束はされたがそれは問題ないむしろご褒美だろ。

さて、この山終えるまでどんだけかかるのかね。

まぁ2徹ぐらいすればいけるんじゃね?


「よーしやるぞ!1個2個3個……」


とにかく無心で数を数え続けた。見たことない食品とかあるけど多分保存が効くんだろうなとか考えながら数を数えては紙に記載していった。

途中で増えてくるものもあるのでいったんそれは数えたところには入れないでいったんほかの場所に置いといてもらった。

この無限に仕事が終わらない感覚こっちに来てからはなかったからなんか燃えるな。

以前の世界での社畜魂がまだまだ衰えていないらしい。


そしてお昼休憩


「おーいコガネさん休憩しないっスか?」

「えっ?もうそんな時間ですか?」

「そうっスよ。すごい集中力っスね。そういえばコガネさんなんかほかの作業員から変なことしてるやつがいるって聞いたっスけど大丈夫っスか?」

「多分ぶつぶつ言いながら紙書いているのでそう見えてもおかしくないかもしれませんね」

「数数えるの大変っスからね。とりあえず休憩も大事っスからご飯にするっス」


正直言うと飯食いながらやりたいところだがせっかく誘われているし断るのも悪いよな。

ミミさんと一緒にお昼を食べることにした。


「そういえばここに大量の食糧が届きますけど腐ったりしないんですか?」

「食品が腐ることは無いっスけど?」


は?腐らない?どういうことだ?と疑問の顔をしているとミミさんが教えてくれた。


「時の魔法がこの倉庫にはかかっているので中にあるものは腐ることは無いんスよ。」

「……魔法すげえな」

「コガネさんはこっちの出身じゃないから知らなかったんスね。なんでここにあるものが腐る心配は無いっス」

「そうなんですね。俺はあまり魔法のないところ出身なんですよ」

「魔法がないとかあたしには考えられんスね」

「そういえばミミさんすいません今日なんですけど倉庫の数を把握しきりたいので遅くまでやってってもいいんですかね?」

「え?コガネさん別に明日でもいいっスよ?」

「いや今日やりたいんです。お願いします。結構警備とか厳重なんですけど夜まで残って問題ないんでしょうか?」

「いや……わかったっスあたしも付き合うっスよ」

「それは申し訳ないですよ!俺にはこのギルドのエンブレムがあるので不正はできませんので信じて帰ってもらって大丈夫です」

「いやさすがにそれは私も管理任されてるっスから」

「……」


じーっとミミさんを見つめるさすがに徹夜に突き合わさせることはできない。


「えぇなんでそんな真剣な顔で見るんすか。なんでそこまで」

「やりたいんです。でもミミさんにも迷惑をかけたくないんです」

「わかったっス。警護隊の人には私から説明しとくっスよ」

「もう一つわがまま言うんですけどエラさんにも伝えてもらえませんか?」

「ん?あぁギルドのエンブレムがあるからっスねわかったっス。どんだけやる気あるんスかコガネさん……」

「ありがとうございます!」

「いやむしろこっちがお礼を言うほうっスけどね」


ちょっとミミさんもドン引き気味だった。

よしエラさんに話を通しておけばアリスも手が出せまい。

これで時間は確保できた。

こればっかりは性分なのだろう。

仕事が中途半端なまま残ってしまうとむしろ休めない。

これのせいで前の職場では仕事を押し付けられて無限に仕事をするという状態から逃れられなかった。

それでもやり切るものだから仕事をさらに押し付けられてという悪循環になっていた。


午後が始まっても数えるただただ数える。

人が話しかけてきてもぶつぶつ言っているので怖いとかめっちゃささやかれていたが気にしない。

数える数える終わっては記入して数える……

集中力を超えた状態に入ってきた周りの音が消えていく……


「……さん……らコガネ!おいこがーねーーー」

「はっ!?」

「やっと気づいてくれたっス。もう夜っスよ?ほんとに帰らないんすね?」

「えっ?夜?いつの間に」

「どんだけっスか。とりあえずあたしは帰らしてもらうっスよ。コガネさんもあんまり遅くならないように気をつけるっス」

「ありがとうございます。頑張ります」

「そういえばエラさんから伝言っス。【コガネさん今日だけですからね次はありません。】以上っス」


やばい釘刺されたけど許可されたみたいだ。

これなら問題ないだろう。


「なるほど……ありがとうございます。ミミさんお疲れ様でした。」

「お疲れっス!あんまり無理しないくださいっス。身体壊したらエラさんに怒られちゃうっスから」

「わかりました。気をつけます」


さぁやるぞ!!!

数える数える数える数える……

ガチャン!ガサガサ!


「なんだ!?誰かいるのか!?」


ダッダッダッダ

やべ逃げたか?

確かミミさんが帰るときにもうこの中には誰もいないと聞いたはずだが。

周囲を一周して確認してみるが特に変化はない。

俺が数えたところに関しては一定の束ごとにまとめ直してある細工をしておいた。

エラさんとエブリンさんも疑っていたし見ておくか。

うん崩れてないな。ということはこっちでは減ってはいないってことか。

これはまだ見てないところも早くまとめておかないとな。

さっきの件はミミさんに報告するとして今は仕切り直して数える数える数える……まとめる書く。


ガチャン!


「うえ!?またか」

「うわぁ!?なんスか!?うぇてかコガネさん何してるんスか?」

「えっミミさん?戻ってきたんですか?」

「は?何言ってるっスもう朝っスよ?」

「えっ朝?……ほんとだ」

「……えっとコガネさん家に帰ったっスか?」

「えっとどうでしょうね?」

「どうでしょうねってまさかあたしが帰ってからずっとっスか?」

「あはは……まぁとりあえずおはようございます!今日も頑張りましょうねミミさん」

「なるほどエラさんが言ったことが分かったっス」


いつの間にか朝になっていたようだ。

久しぶりの徹夜だが全然疲労感がない。

なんかこっちに来てから疲れてないような……

とりあえず終わらなかったが今日中には終わりそうだ。

夜聞いた謎の音も気になるしこれからまた忙しくなりそうだ!!!


本日もお読みいただきありがとうございました。


事務処理能力は最強なのでこれはチートですか???


ブックマーク及び評価していただきありがとうございます。


作者のやる気につながりますので本当にありがとうございました。


明日からもまた投稿できるよう頑張ります!

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