18.勤務先変わります!
今日は新しい仕事で王都の食糧庫の在庫管理の仕事が始まる。
実際どんな状態なのかもさっぱりわからないのだがとりあえず在庫の減りが早く何かあるのではないかとエラさんとエブリンさんは疑っているようだ。
~食糧庫~
警備隊の人たちがいたがエブリンさんに連れ回されたのもありすんなりと通してもらえた。
「でかいな。思っていたよりでかい」
さすが王都の食糧庫。
王都の税金で納められた物もここに集められているわけだからそりゃそうなんだが。
「おはようございますッス!あんたがコガネさんっスか?」
声をかけられたほうを見ると獣人族の人のようだ。
「おはようございます。ギルドから派遣されましたコガネと申します」
「やっぱりそうっスね。エブリンさんから話は聞いてるっス。あたしはここの管理を任されているミミって言いますんでよろしくお願いするっス」
「サラさんですね。初めての仕事でわからないことだらけでご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」
「何言ってるっスか!あのエラさんが派遣してくれた人に間違いはないっス!」
めっちゃスッススッス行ってくる人懐っこい後輩タイプの子だな。
クルコンのクロエさんは猫耳だったけどミミさんは犬耳って感じだな。
とりあえず仕事を教えてもらう人だから失礼のないようにしないとな。
「とりあえず何から始めればいいでしょうか?」
「そうっスね今日はあたしについて仕事を見て覚えてほしいっス」
ミミさんの一日を着いて回ることにした。
朝から在庫の状況の確認。確認といってもおおざっぱで大体そろってるからOKなような感じだった。
調べてる間もどこかから集めてきたであろう食糧であったりが入ってくる。
ここは食糧関係のみでほかの金品等は別の倉庫があるらしい。
届けられるときにミミさんがサインをして受け取っているようでそこには何が入っているかを記載された紙を渡されているようだ。
簡単に言えば納品書をもらってサインをして領収証を返すみたいなものか。
※納品書はこれだけの商品を届けましたよという持った来た人が発行するもので、領収証は受け取りましたよって証明するために受け取った側が作る書類のことなんだぜ。
その辺の制度はこの国でもしっかりあるんだな。簿記の考えもあるみたいだし。意外と商売に関しては元の世界と考え方が似ている。
「コガネさんとりあえずこの辺にしてお昼にするっス」
「ミミさんはいつも昼どこで食べるんですか?」
「お弁当を持ってきてるっス!……分けてあげないっスよ?お昼休憩にするのでどこかに食べに行ってもらっても問題ないっス!」
「そうなんですね。今日はお弁当があるので一緒に食べ増そうよ!」
「おっコガネさん料理できるんスね!」
「いやぁ料理はできますけど今日は作ってもらったんです」
「作ってもらった?コガネさんも隅に置けないっスね!愛妻弁当っすか?」
「恥ずかしながら」
そう今日は初仕事だからとアリスがお弁当を作ってくれていた。
ささっと食べれるようにサンドイッチにしてくれたようだ。
「ミミさんのお弁当もめっちゃおいしそうですね!」
「そんなことないっス!昨日の残り物っスよ!」
3色弁当と果物といったおいしそうなお弁当だった。
しかも昨日の残り物で作ったということは普段からしっかりと料理している人なんだろう。
「家事ができるって素晴らしいですよね!ミミさんもいいお嫁さんになりますよ」
「恥ずかしっスね。コガネさんは天然ジゴロねんスね」
「思ったことはしっかり言葉にして伝えるそれが大事だと思ってますから」
こうして雑談をしながら楽しくお昼を過ごした。
ミミさんは料理好きらしく休みの日とかはお菓子を作ったり裁縫をしたりとめっちゃ趣味も女の子女の子していた。
「似合わないっスよね」
「いやむしろそのギャップが最高にいいと思います!」
「コガネさんって変な人っスね……」
「あーもう話過ぎたっス。仕事再開っス!」
「了解です!」
午後からは届いた商品があっているかの確認と朝と同様届いたものの受け取りをしていた。
作業としては受け取ってちゃんとあるか確認してしまうといった単純な作業だけどボリュームが多すぎてこれは確かにミミさん一人では大変だろう。
運んでくれる人とか確認してくれる作業員的な人はいるが受け取りのサインをするのはミミさんだけなのでひっきりなしに動き回っている。
「これは少しでも助けになってあげないとな」
そんな忙しい中でもミミさんはいつも笑顔で周りからもとても頼りにされてるのがわかる。
夕方になっても変わらずものがひっきりなしに届く。
「コガネさん申し訳ないっス!全然教えられてないっスね!」
「いえいえ正直見て覚えましたから明日から一人でもある程度できると思います」
基本作業は届いたものを紙と付け合わせして数が正しいか調べる。
そして物を運んで紙を整理するの繰り返し。
「えっ?マジっすか?とりあえずあと少しで終わるっスから頑張るっス!」
「はい!頑張りましょう!」
俺がもっと頑張ってミミさんを楽にしてあげたいよな!
そこからせわしなく働いて整理しきることができたみたいだ。
肉体労働も多いので結構大変だがエブリンさんに前回の件もあって、もっと鍛えやがれと言われてから運動するようになったのでそれがよかったみたいだ。
というかこっちの世界に来て身体能力があがったような……?
「お疲れ様っス!今日は忙しかったっスけど大丈夫だったっスか?」
「そうですね!全然大丈夫でしたよ!これくらいならまだまだいけます」
「マジっスか?初日でやめる人とかいるんでコガネさんはさすがっス」
「いやぁでもこれを毎日やってるミミさん凄すぎますね」
「そんなことないっス。でもさすがエラさんの紹介っスね。まじもんの即戦力っス!」
「……そういえばコガネさんは働きすぎるから気を付けるっスってエラさんが言っていたような。いいっス!明日からもよろしく頼むっス!」
「はい!明日もよろしくお願いします!」
今日は新勤務地業務初日まだ仕事をすべて覚えきれてないから覚えるところからまた始まる。
これから頑張るぞ!!!
お読みいただきありがとうございました。
ちょっと文字を詰めすぎて読みにくいかなと思ったのでその他調整してみました。
土日は投稿時間がまばらになります
休日の話とか作ってアリスとシールとデートしたい……
1日1回を目標にこれからも頑張っていきます!
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してくださった方本当にありがとうございます。
私自身のやる気につながります!




