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13.準備開始します!

調査前日の夜アリスと絶賛食事中だ。


「今日もアリスの料理は最高だよ。いつもほんとありがとう!」

「コガネはいつも大げさだよ。私はコガネが作ってくれる料理も好きだよ」

「そうかな?家に帰ったら料理があるなんてこんな幸せなことがあるだろうか……」

「私もコガネがほかの家事とか手伝ってくれるからほんと助かってるよ。お父さんは家事は全然そういったことやらなかったからね」


1か月以上も一緒に住んでいるのでお互いにルールができてたり助け合ったりとできるようになってきた。

最初はドキドキして目がさえていたりしたが次第に慣れてきたようだ。

てかこれはもう新婚生活を疑似体験しているのではないだろうか……まだ彼女ですらないけど。


「そういえば明日は夜帰ってこれないから先にご飯食べて寝ていいからね」

「えっなにかあったの?」

「明日は夜に調査があってどれくらいかかるかわからないんだよ」

「ほんとに?嘘じゃないよね?」

「ほんとほんとエラさんに聞いてもらっても今回は大丈夫!」

「うーん仕方ないな。夜は危ないから気をつけてね。どこに調査に行くの?」

「あぁアクセサリーセリって知ってる?ちょっと裏通りにあるお店なんだけど」

「知ってる!そこの店長さんよくお店に買い物に来てくれるから。でもいつもニヤニヤしながら話しかけてくるからちょっと怖いかな」


なるほどアリスも知っているのか……てか確実にいやらしい目で見ているに違いない。


「ほかのお客さんからも気をつけたほうがいいって言われてるんだ。夜に調査ってことはやっぱり危ないお店だったりするのかな……」

「うーんわからないけど気になることがあるからね」

「そっか。じゃあ明日は大変そうだし寝よっか」

「そうだね。おやすみアリス」

「おやすみコガネ」


~ギルド~

「おはようございます!」


うん。今日はエラさんいないんだな。


「……」


ソフィーさん手紙を受け取る


~今日は気をつけてね~

コガネ君おはよう!

コガネ君はいつも元気でうらやましいな。

私もコガネ君に元気にあいさつしたいんだけどなぁ。

今日は夜に調査って聞いたから気をつけてね!

商店街とかにぎわっているところは大丈夫なんだけど路地裏とか裏通りは結構まだ治安が悪いみたいだから心配だよ。

私もついていきたいんだけど運動苦手だからむしろ足手まといになっちゃうからごめんね。

今日も一日無事でありますように!

お仕事頑張ろうね。


「ソフィーさん心配してくれてありがとうございます!ほんとソフィーさん優しいですよね」


フルフル

ソフィーさんがいつも以上に顔を伏せて首を振っている。

恥ずかしがらせてしまったか。

ドンドンガチャ


「おいここにコガネってやつはいるか?」

「はい!」

「おぉお前がコガネか僕はエブリン今日の調査に同行する警護隊の者だ」


エブリンと名乗る鎧とレイピアを装備しているボクっ子女子が乱入してきた。


「エラさんの言っていた人ですね?今日はよろしくお願いします!」

「おう任せとけ!」

「って違うお前に用があるんだよ」

「なんでしょう?」

「今日の調査にあたっていろいろと聞きたいことがあるんだ隊の部屋まで来てもらっていいか?」

「わかりました」


~警護隊部屋~

「まぁ入れよ。今は僕以外は全員で払っているから話をしても大丈夫だ。」

「わかりました。今日の調査は夜にゴロツキが多いみたいなので同行してもらおうと思ったんです。普通にお客さんとして夜のお店に入ってどんな状態なのか確認したいんです」

「なるほどなぁ。じゃあ潜入調査みたいな感じで行かないといけないか」

「そうですね。私は戦いとかできないので申し訳ないんですけど何かあればお願いしたいです。ないのが一番いいんですけど」

「りょーかいりょーかいまぁ任せてもらって大丈夫だ。にしてもエラから頼みごととは珍しいと思ったら新人の頼みってわけか。あいつも優しくなったもんだ」

「え?エラさんはいつも優しいですよ?」

「は?あいつはいっつもしかめっ面でキッツいことしか言わない女だぞ?」

「そうなんですか?仕事できるしきりっとしてると思いますけど」

「お前にはそうみえてんのか……。ソフィーも話はできないしお前も大変だな」

「ソフィーさんですか?めっちゃしゃべりますけどね」


……手紙ではな


「は?どういうことだよ!あいつがしゃべるとかお前何したんだよ!?」

「まぁまぁいいじゃないですか。とりあえず夜に行くときになったらここに来ればいいですかね?」

「おう。僕は夕方まで外出だがそれ以降はこの部屋にいるから呼びに来な」

「わかりました。よろしくお願いします!」


この1週間調査に向けていろいろと準備はしていた。

1週間勤務時間の昼とかに外から状況を確認したりお店に入ったお客さんとかに聞き込み等を行っていた。

どこから売り物を仕入をしているかと仕入の数や売上の数も気になったのでその辺りもをソフィーさんに手伝ってもらって洗ったりもしていた。

よし準備は整った。

調査に夢中になって夕暮れ時になっていたもうすぐ暗くなるぞ。


~警護隊部屋~

「こんばんは!エブリンさんいますか?」

「おっコガネかここだ。準備はできてるぞ」

「そうですね。じゃあ行きましょうか。あっそうだエブリンさんこれ羽織ってもらえますか?」

「ん?ローブか?なんで僕がこんなもの着なくちゃ……」

「エブリンさんきれいだから目立つのでそれをかぶっていてほしいんですよ」

「ちょっおまっ僕がきれいって」

「お願いします!」

「わっわかったよ」


エブリンさんが顔を真っ赤にしながらローブを羽織る。

エブリンさんは女の子だから確実に目立つし店長は女好きだ。

変な風に目をつけられたくない。


~アクセサリーセリ前~

夜になると雰囲気が一変する。

ただでさえ裏通りは薄暗くて不気味な雰囲気があるのに夜になると少し漏れた魔石の炎の光が家から漏れているぐらいだ。

アクセサリー屋の前では昼とはうって変わって男性が多く明らかにまとっている雰囲気が怪しい。


「ここまであからさまに怪しいと拍子抜けするな」

「ん?なにかいったか?」

「いえ。行きますけどできるだけしゃべらないようにお願いします。男が多いので女性がいると明らかに目立ちますので」


さぁここからは出たとこ勝負。

蛇が出るかドラゴンが出るのかどきどきだぜ!!!

お読みいただきありがとうございます!


名前を間違えてしまうとはすみませんでした!


訂正報告等助かります!


また明日も投稿しますので時間があればお読みいただけると嬉しいです

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― 新着の感想 ―
[一言] スローライフ、には中々ならないねぇ 社畜根性が中々抜けない模様
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