一番好きな数字を考えてみる件
「和佐ちゃん、一番好きな数字ってなあに。」
「ええ、なんだろう。一桁?」
「一桁。」
私は通り過ぎるガードレールに目をやる。
「どれだろう。ニコニコの2、一番の1、ラッキーセブンの7、末広がりの8……
絵美ちゃん決まってる?」
「私はねえ、6。」
「おお、6?なんで?」
「なんか……半分よりちょっと上。」
「なにそれ。」
私たちは信号で立ち止まる。
「じゃあ、絵美ちゃん、奇数と偶数ならどっち好き?」
「奇数と偶数?――分からなすぎる。」
絵美ちゃんはクツクツ笑う。
「私は、奇数と偶数なら偶数。なんか、ハミゴでなくて安心じゃない。」
「ハミゴ。」
「マーイマーイマーイマーイの踊りを踊ってるときに、
5ちゃんだけ外れます、とかにならないじゃん。
絵的に悲しくない?
キャンプファイヤーの周りで5ちゃんだけ一人でクルクル踊ってるの。」
「踊るの数字なの?」
令嬢ファンタジー、現代恋愛、コメディーなどを執筆しています。
こちらは美形多めの異世界恋愛ファンタジーの連載。完結まで執筆済み、毎日ポンポン更新しています。
『神鼠の大王は猫を愛せない―美貌すぎる少年王は天敵の猫族少女を絶対に手放しません―美形だらけの王たちと二百年の因縁を越えて恋を育てる十二支神話 』
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