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君、横顔が綺麗からの八重歯八重歯の件

「おや、和佐ちゃん。」


電車は小気味よく進んでいき、私たちは隣り合って座っている。


「君、横顔が綺麗じゃない?」


「はい?????」


私は吹き出して顔を覆う。


「待って待って。だいぶ意味がわかんない。」


「いや、横顔だよ。」


「横顔、いや、横顔?自分の横顔、見たことないんだけど!」


「いいじゃない。横顔が綺麗なのは、美人だってことじゃないの?」


「え?そうなる?すごい違う気がするんだけど。」


「私の横顔はねえ、鼻が丸いんだよ。」


「絵美ちゃんさ、横顔が綺麗なのは美人ってのは、

どうしても違うと思うけど……」


と言いながらも、

綺麗とか美人とか言われると、嬉しいものだと照れ臭い。


「丸いしねェ、脂ぎってるんだよ。」


絵美ちゃんの鼻語りに、私はまた吹き出した。


「絵美ちゃんもさ、八重歯かわいいじゃん。」


「いやあ、八重歯だよ、八重歯……八重歯はどうかな。」


「八重歯、だめなの?」


「八重歯だよ?」


「そうそう、八重歯!」


「八重歯なのに?」


段々「ヤエバ」が可笑しくなって、二人で笑いが止まらなくなってくる。


「八重歯だからだって。」


「八重歯が?」


二人とも手を叩いて笑い始める。


「八重歯!」


「八重歯ってなんか、八重歯?」


「八重歯だよ!――だめ、もうお腹苦しい。」










既存作に大幅追加したコチラ、本日最終回を投稿します。

線路は続くの?どこまでも―激重片想いの美人後輩に三秒で恋人にされた鈍感先輩が距離ゼロで迫られています(新R18版)

https://novel18.syosetu.com/n1526mx/

ラスト2話は真正面からR18描写ですが、是非、切ない二人の到達点と今後をご覧ください。

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