読書感想文ってあなたの感想でしょの件
「絵美ちゃんさぁ、私、読書感想文がどうも好きじゃないんだよね。」
「おお?」
絵美ちゃんは興味津々の笑顔で私を見る。
私はぴくぴく鼻をうごめかす。
「だってさぁ、中二のときに赤毛のアンの感想文書いたんだよ。」
「おお。」
「それでね、『物語後半のアンより、前半のいっぱい喋るアンの方が良かった』ってことを、
書いたんだよ。」
「おお、攻めるね。」
「うーん……」
私はちょっと道のわきに目を逸らした。
「攻めたというか……本当にそう思ったんだよねぇ。
そしたらさ、先生が、『それはどうかな。後半のアンもいいと思います。』って書いて来たんだよ」
「ええー、そうなの?」
「いや、それって、私じゃなくて、あなたの感想でしょって思ったよ。」
「確かに。A先生?」
「そうそう。」
とうとう私は笑い出した。
絵美ちゃんも吹き出す。
「いやさぁ、私って、感想文書くの、永遠に無理じゃない?って思ってるんだよ。」
「和佐ちゃんって、和佐ちゃんだもんねぇ。」
「うん……え?」
ꕤ*.゜ 町医者・ぬいぐるみ編、本日完結しました
年下の町医者×「宿屋の親父」に変装して暮らす元公爵令嬢
ほのぼの恋愛ファンタジーです ( ˶'ᵕ'˶ ) ୨୧
【本編】
『元公爵令嬢の小さな宿屋―年下の町医者が、客でもないのに今日も会いに来ます』
https://ncode.syosetu.com/n8605mt/
【陶器市編】
『元公爵令嬢の小さな宿屋―陶器市で年下の町医者と手をつなぎました』
https://ncode.syosetu.com/n0955mu/
【本日完結・ぬいぐるみ編】
『元公爵令嬢の小さな宿屋―私を抱き寄せた年下の町医者にぬいぐるみを作ってもらいました。』
https://ncode.syosetu.com/n4988mu/
ぬいぐるみ編は、今日から最後までまとめて読めます ꕤ*.゜
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